キャリアから仕事と家庭の両立、人間関係まで、さまざまな看護師さんのお悩みに「看護のお仕事」キャリアアドバイザーが答えるコラム「お悩み相談室」。心と身体の悩み編Vol.1では、「腰痛を抱えた看護師さんの転職」「逃げるのではなく、またここから始めればいい」2つのエピソードをご紹介。腰痛で転職せざるを得なくなったAさんと、苦手な医療行為が少ない転職先を探すGさんの思い、そして決断とは…。
医療現場の看護師さんたちから
非常に多く聞かれるお悩みに「腰痛」があります。
今回ご紹介する34歳のベテラン看護師のAさんも、
腰痛を抱えての勤務が困難になってしまったため、
長年勤めてきた愛着のある総合病院を退職。
内科系クリニックの日勤常勤を探して
ご相談くださいました。
Aさんは職場見学をご希望されたので、
通勤範囲内の内科クリニックを2箇所ご紹介しました。
けれどもAさんはクリニック見学後、
今度は病院の外来を探したいと希望されました。
見学した事業所は決してハードな職場ではないものの、
長時間立つことになるクリニックでは腰痛が再発する可能性がありました。
また、中腰での対応や高齢の患者さまの車椅子の移乗など、
腰に負担のかかる業務が避けられない職場であることが
現場を見て分かったのです。
Aさんは、腰痛が避けられないのなら、
スタッフが少ないクリニックよりは
交替のきく病院の外来がいいと考えたのです。
新卒で入った病院を3ヶ月で辞めてしまったGさんは、
施設看護希望でご登録くださいました。
初めてお話しさせていただいたとき、
「高齢看護をやっていきたいんだから、
急性期である必要はないですよね?」
とちょっと強い口調でおっしゃったGさん。
もしかして、Gさんは、
「まだ看護師になったばかりなのだから、
急性期経験を積んでからの方がいい」と
あちこちで言われていらっしゃったのかな、
と感じました。
そこで前職のことをうかがってみると、
残業が20時を越え、体力的な限界も感じていた上に、
医療行為に自信がなく、
キツイ指導のせいでミスをして怒られ、
ヤル気をなくしてしまった、
と話してくだいました。
「施設だったら医療行為があまりないじゃないですか」
と言うGさんは、
反論されることに身構えているようでした。
そんなGさんに、
まずは本心を話してくださったお礼を言い、
それから、
「施設看護は難しいかもしれません」
ということをできるだけ丁寧に話しました。
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