製品の提供を通して安全・安心な医療の実現をサポートする企業

2022.11.10

医療現場では、どんなに気をつけていてもトラブルやミスが起きてしまうことがあります。
そこで本記事で紹介するのは、患者さんにとっても医療従事者にとっても安心・安全な医療の実現を目指して製品を提供する3つの企業です。
より良い医療現場にしたいと考えている看護師さんは、ぜひ最後まで注目してみてください。

林精器製造株式会社

林精器製造株式会社は、ウオッチケースを製造する企業として1921年に創立されました。
同社では職人の高い研磨加工技術を長年守り続ける一方、最先端のロボット技術も導入しています。
自動化による効率改善を図りつつも、手加工ならではのぬくもりを大切にする企業です。

また、これまでに培ってきたノウハウを活かし、精器事業や多角事業、表面処理事業、メカトロ事業を展開しています。それだけでなく、スポーツ器具の部品や医療機器など、多岐にわたる分野で顧客に寄り添った製品づくりを行っています。

医薬品注入器検査装置「ポンプセーフ」

▲画像提供:林精器製造株式会社

そんな同社が手掛ける医療機器の一つとして挙げられるのが、医薬品注入器検査装置「ポンプセーフ」です。
同製品は、特定保守管理医療機器に指定されている輸液ポンプおよびシリンジポンプの保守点検に使用します。
本体にはカラーディスプレーを搭載し、わかりやすい対話形式で直感的に操作できます。

計測モードは流量計測と閉塞圧計測の単独検査と、両者を自動切り替えで検査する3つを用意。計量方式はJIS規格の重量計測法を採用しており、高精度で計測を行えるのが特長です。

そして、流量や圧力、時間といった計測条件も変更可能。なかでも時間の選択肢には「おまかせ」が存在し、計測流量から適切な時間を自動で割り出して設定します。
計測後の合否も自動判定なので、保守点検の作業負担の軽減を図れるのは見逃せないポイントと言えるでしょう。

計測結果は本体にデータとして保存され、付属の専用PCアプリを用いることでCSV形式でパソコンに書き出せます。
個々のポンプと計測に関するデータは全て紐付けでき、保守点検における管理も容易です。

そのほか、計測時は水を使用するため廃液用の設備が必要ないこと、3ヶ月ごとの配管内クリーニング、1年ごとの国内での校正など同製品自体のメンテナンスが簡単なのは、看護師さんにとっても高い魅力を感じられるのではないでしょうか。

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株式会社イーメディカル東京

株式会社イーメディカル東京は、身近に専門読影医がいない地域や医療施設にネットワーク経由で専門の画像診断医が遠隔読影サービスを行っている企業です。
同社には豊富な経験を持つ読影専門医、画像専門の放射線技師が在籍しており、密に連携することで高品質なサービスの実現を目指しています。

それとともに展開しているのが、医療機器の販売事業。MRI用周辺機器やLED照明器具など、メーカー品および開発から手掛ける自社製品を問わず、多様な医療現場のニーズに合う製品を提供しています。

強磁場警報機「MAG WATCHER」

▲画像提供:株式会社イーメディカル東京

たとえば、MRIの吸着事故を防ぐために同社が提案するのが、強磁場警報機「MAG WATCHER」です。

磁場領域は基本的に目に見えるものではないため、医療従事者が意識して磁性体をMRI室に持ち込まないよう気をつけなければなりません。
しかし、緊急時にはそうした意識が抜け落ちるケースもあり、それが吸着事故へとつながってしまいます。

そこで3軸同時測定の高感度センサーを備える同製品が、強磁場領域を高精度で検知して、音と赤い光で警告。医療従事者の意識が同製品に向かうことによって、うっかりミスの防止を実現します。
警告機能は3段階で、PCより警告磁場強度の数値を3Gから150Gまで、自由に変更することが可能です。

活用方法としては、弱磁性機器が磁場領域の許容位置を超えないように装着したり、MRI室への持ち込みが禁止されている用具・用品に装着して持ち込みを防止したりすることが挙げられます。
また、患者さんや医療従事者に装着して安易な立ち入りの制限、磁性体を持ち込んでいないかの再確認などにも有用と言えるでしょう。
コンパクトかつ軽量なので、人や用具・用品への着用による負担もかかりません。

さまざまな活用方法が考えられる同製品により、吸着事故の発生率は大きく抑えられるのではないでしょうか。

▲画像提供:株式会社イーメディカル東京
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サラヤ株式会社

サラヤ株式会社は、互いに密接な関係にある「衛生・環境・健康」の3つのキーワードを事業の軸とし、国内外問わずグローバルに事業展開しています。
誰もが安心安全、かつ豊かでより良い生活を実現できるよう、常に成長を続けている企業です。

そんな同社では、人と地球に優しい天然素材を用いた製品づくりを実施。家庭用および業務用の衛生用品と薬液供給機器に加え、食品などの開発から販売までを手掛けています。
特に手洗い石けん液、手指消毒剤をはじめ、環境整備や個人防護具など感染対策に関する物品・機器類を数多く生み出しており、エビデンスに基づいた商品開発・提案により健康と安全をサポートしています。

感染性廃棄物回収容器「サラヤ針捨てBOX」

▲画像提供:サラヤ株式会社

感染予防に関する製品の中には、医療従事者を針刺し切創から守る感染性廃棄物回収容器「サラヤ針捨てBOX」も存在します。
同製品はもちろん耐貫通性で、鋭利物が容器を貫通して出てくる心配がありません。

容器は0.2Lから最大7.6Lまで、医療現場のさまざまなニーズを考慮したうえで8種類もの規格を用意。ペン型注入器用の針が取り外せる機能がついたものや、針付きの50mLシリンジが横向きで入る投入口が大きいものなどがあります。

また、ペン型注射器専用の0.2Lの規格を揃えており、自己注射が必要な患者さんにも対応しているのがポイントです。
同製品を患者さんに促し活用してもらうことで、針刺し切創が起こるリスクを防止できるため、廃棄容器の管理を行う医療従事者も安心です。

さらに、廃棄量の上限がラインで記されているので詰め込みを防止でき、仮ロック機能や転倒時逆流防止板により、万が一容器が転倒しても廃棄物の流出を防ぐことができます。
廃棄量が上限ラインまで達した後は、完全ロックをすることによって蓋が開閉できなくなるので、容器の廃棄時もより安全性が高まるでしょう。

実際に導入している医療機関からは「蓋の開閉は簡単だけど確実に閉まるうえ、取手がついているものもあり携帯に便利」との声が、一方で患者さん向けに同製品を用意した医療機関では「同製品を患者さんに使用してもらうようになってからは、針刺し切創事故が発生しなくなった」との声が寄せられています。

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