妊娠に関する悩みを抱えている方、女性特有の悩みで苦しんでいる方、痛みを訴えている方など、何らかの支援が必要な方はたくさんいます。看護師のスキルに各分野の専門知識が加われば、その方たちの大きな支えになれるでしょう。患者さんの想いに寄り添った、より実践的なケア方法を身につけたい方は、ぜひ読んでみてください。
ピッコラーレは、妊娠にまつわる悩みを抱える方を支援している特定非営利活動法人です。前身団体である一般社団法人にんしんSOS東京から事業を引き継ぎ、妊娠葛藤相談窓口「にんしんSOS東京」の運営を365日年中無休で行っています。
そのほか、居場所のない妊婦が安心安全に過ごせる場所を提供するproject HOME事業、支援員のスキルアップ研修、啓発活動、調査研究・政策提言なども実施。誰もが妊娠をきっかけに孤立することなく、自由に幸せに生きられる社会づくりを目指しています。

「妊娠してしまったかもしれない」「予期せぬ妊娠でどうすればいいのかわからない」「育てる自信がない」「一人で産んで育てたい」「妊娠を誰にも知られたくない」「まだ未成年なので育てる経済力がない」…そんな悩みを誰にも言えず、独りで抱え込んでしまう方はたくさんいます。誰からも気づいてもらえず社会から孤立した結果、自ら命を絶ってしまう、乳児を遺棄してしまうということが、今の日本で実際に起こっています。また、もしかしたら貴方の直ぐ側に いる人も同じように誰にも言えない妊娠の悩みを抱えているかもしれません。
そこで同法人は、産む・産まない、育てる・育てないに関わらず、妊娠にまつわるすべての「困った」「どうしよう」に寄り添う妊娠葛藤相談窓口を設置しました。
相談窓口では、助産師や看護師、保健師、公認心理師、社会福祉士、保育士などの多職種で構成された相談支援員チームが、妊娠に関する相談者のあらゆる悩みに寄り添い、お話をお伺いし、情報を提供。相談者の気持ちを尊重したうえで、必要な医療・行政サービスを受けられるよう調整を行い、相談者が地域の中でその人らしく暮らしていけることを目指し、日々の支援を行っています。
なお、2019年の活動報告書によると、相談窓口に寄せられた相談の7割は、避妊の失敗や月経の遅れなどによる「妊娠したかもしれない」というものでした。たくさんの方が、思いがけない妊娠の可能性に不安を感じていることがわかります。この現実を多くの方が受け止め、問題の可視化が進めば、支援の輪はさらに広がるかもしれません。
同法人は、妊娠葛藤相談窓口の支援員のスキルアップを目的とした「思いがけない妊娠相 談事例から学ぶセミナー」を開催しています。団体の活動や妊娠葛藤の課題解決に関心のある方なら誰でも受講できるA研修と、すでに相談支援の現場で活動している方やこれから活動しようとしている方向けの実践的なプログラムで構成されたB研修が実施しています。
同法人で相談支援員として活動したい方はもちろん、妊娠葛藤や妊娠にまつわる相談支援を 学びたい方は、受講してみてはいかがでしょうか。
また、「にんしんSOS東京」の相談窓口によせられた声を、現場の相談員が整理・データ化・ 分析してまとめた「妊娠葛藤白書 〜にんしんSOS東京の現場から 2015-2019〜」も発行して います。こちらもぜひ参考にしてみてください。
女性の健康とメノポーズ協会は、女性の健康かつ充実したライフキャリアの実現を目指している一般社団法人です。女性の健康支援事業・女性の健康教育事業・女性の健康経営事業を柱とした事業を展開するとともに、行政やマスメディア、医療機関など各方面への働きかけも行っています。
更年期に現れるさまざまな不調のことを更年期症状といいます。更年期症状は、卵巣機能の低下によるエストロゲンの減少や、生活習慣、本人の気質・体質などが複雑に関与して発生するといわれています。
症状は人によってさまざまですが、特に現れやすいのが、動悸や体温調節障害、かゆみ、乾燥などです。また、不眠やイライラ、気分の落ち込み、不安などの気分障害を訴える方もいます。
生活に支障をきたすほど症状が悪化したものを、更年期障害といいます。生活習慣を見直すなどしても症状が改善しない場合は、治療が必要になります。
女性は月経中だけでなく、月経前にも何らかの不調が現れる場合があります。
PMSは、月経の約3~10日前から現れる症状です。のぼせ、腰痛、頭痛などの身体的症状や、イライラする、落ち着きがなくなる、憂鬱になるといった精神的症状が現れます。
PMSよりも精神的症状が強く出るものを、PMDDといいます。
国外ではPMSとPMDDを区別せず、総称してPMDsと呼ぶことが多いようです。
同法人は、女性の健康と、より良い働き方やワークスタイルに関する知識を習得するための検定を実施しています。
認定資格には、「女性の健康推進員」と、「女性の健康経営推進員」の2種類があります。
検定を受けると、女性特有の健康課題に対する適切な対処方法を学べるので、女性の健康指導などに関わる機会が多い看護師さんや保健師さんは、挑戦してみてはいかがでしょうか。
近年、健康管理を経営課題として捉え、従業員の健康増進による生産性向上を目指す「健康経営」に注目が集まっています。「女性の健康経営」は、健康経営だけではカバーできない、働く女性特有の問題の解決に重きを置いたものです。
同法人は、企業における女性の健康課題に対するリテラシーの向上、相談しやすい体制づくり、働きやすい環境づくりを目指し、健康教育や人材育成、対策支援などを行っています。
自然療法を学ぶ講座や、国際的アロマセラピストの資格認定などを行っています。学校運営のほか、自然療法に関する商品の販売や、医療機関へのセラピー導入、自然療法に関する講演、メディカルスパ・サロンの運営およびコンサルティングなども行っています。
薬に頼らない自然療法は、海外では代替医療として広く浸透していますが、日本では癒やし以外の価値はあまり知られていません。IMSIは、日本において自然療法の本当の価値を広めるべく、多彩な活動を展開しています。
イギリスで西洋医学の補完療法として認められている、本格的なアロマセラピーをはじめ、基礎から東洋医学との組み合わせ、医療現場で活かせるHEARTSのテクニックや、ストレスやうつ、不眠などで悩む方のケアに役立つアロマセラピーの活用法などが学べます。
また、世界レベルのスキルや知識、臨床経験を所有している証となる、アロマセラピストの資格取得も目指せます。本格的なアロセラピーを習得し、看護の現場で活かしたい看護師さんにおすすめです。
卒業生からは、「海外で活躍している先生から、本物の技術や知識を教えてもらえた」「卒業後のフォローも丁寧だった」といった声が寄せられています。
本講座では、アロマセラピーを活用した痛みへのアプローチ方法や、アロマセラピーを使った女性ホルモンケア方法など、自然療法の豊富な知識が学べます。講座の受講により、患者さんを深く考察した的確なアドバイスが行えるようになるので、自身の看護の幅を広げたい方に最適です。
卒業生からは、「自然療法について客観的かつわかりやすく教えてもらえた」「症例に対するさまざまな角度からのアプローチ方法を学べた」といった声が寄せられています。
アロマの香りやタッチング、語りかけ、触感によって患者をリラックス状態へと導き、痛みを紛らわせていく、HEARTSという技法を学ぶ講座です。HEARTSは赤ちゃんから高齢者までどんな痛みにも対応しているので、医療・介護現場のさまざまな場面で活用できます。
痛みのコントロール、不安やストレスの軽減、スキンケア、口腔ケア、治療の副作用の軽減など、看護師の立場で病院でアロマケアを行う先生からの実践的なアロマの活用法を学ぶ講座です。
すべての診療科の患者をはじめ、患者の家族や医療スタッフがアロマを受けられる英国ロイヤルフリーホスピタルで20年以上にわたり補完療法を実践してきた講師より、実際に病院で行われているアロママッサージの考え方やテクニックを学ぶ講座です。
看護師やアロマセラピスト、介護士、家族の介護をしている方など、痛みのケアに関心を持つ方がたくさん参加されたようです。
第一線で活躍する先生によるデモンストレーションや豊富な経験談は、参加者に大きな刺激を与えました。
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