院内環境の整備に役立つ製品や、病院広報サービスを提案する企業

2023.3.14

本記事では、院内の空間を清潔に保つための製品を手掛ける企業と、診察までの待ち時間を有効活用するためのサービスを提案する企業をご紹介します。

より万全に感染症対策を講じる手立てを知りたい方や、院内でのスムーズな案内で患者のストレスを軽減したい看護師の方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。知りたい情報が得られるはずです。

株式会社ピエラス

コンシューマー事業やOEM事業に注力している、株式会社ピエラス。1980年に創業して以来、化粧品や日用雑貨、入浴剤、家電製品などニーズに沿ったさまざまな製品を取り扱ってきました。同社が最も大事にしているのは、ユーザー目線に立つことです。どれも「こんなのあったらいいな」というユーザーの願いを叶える満足度の高い製品を揃え、日々の暮らしが豊かになるお手伝いをしています。

空間除菌清浄機「mediAir」

世界的なパンデミックにより近年、医療現場では一層徹底した感染症対策が求められています。
感染症対策の1つとして有効なのが、院内の空気を浄化するための機器を設置することです。
ただ、空気中を浮遊するウイルスは0.1μmほどの微粒子のため、なかなか捕捉するのが難しく、空気清浄機を設置しても内部フィルターの目を通り抜けてしまう懸念点が残ります。

そこで注目したいのが、同社が手掛ける空間除菌清浄機「mediAir」。
本体フィルター部分は、そうした微粒子のウイルスを確実に捕捉するべく、VOCプレフィルターやクリーナブルプレフィルター、VOCポストフィルターといった性質と機能が異なる5層のフィルターで形成されており、世界中で高評価の「DFS TECHNOLOGY」を搭載しているのが特長です。

▲画像提供:株式会社ピエラス

5層フィルターに採用されているハイエナジーグリッドは、電気的作用により、空気中にある0.007μmの超微粒子を帯電させ結合し、ろ過効果を向上する働きを持ちます。集めた浮遊ウイルスや浮遊菌、PM2.5、ダニの死骸といった有害微粒子は、メインフィルターで確実に捕集。さらに、生成された電磁フィールドによって、ウイルスや菌の増殖と活動を抑制する仕組みとなっています。

同製品は、多くの空気清浄機に採用されているHEPAフィルターに比べ、0.007μmの超微粒子を99%以上、約40倍も効率的に捕捉することを実現しました。
さらに、捕捉したウイルスや細菌をフィルター内で不活化するため、フィルター交換時に感染リスクを避けられ、取り扱うスタッフも安心です。

▲画像提供:株式会社ピエラス

このように画期的な性能を持つ同製品は、院内の空気を清潔に保つことに期待でき、患者はもとより、医療従事者も安心して過ごせる環境づくりの手立てとなることでしょう。

詳細情報

株式会社エフェクトメイジ

愛知県名古屋市を拠点に、LED演出照明やLEDサイン、LED一般照明を手掛けている、株式会社エフェクトメイジ。LED照明器具の企画開発から施工、販売、アフターメンテナンスまでを一貫して行っている企業です。クリスマスイルミネーションをきっかけにはじまった同社の事業は、LED照明を使ったさまざまなアプローチで人々の心に感動を与え、美しく明るい未来づくりに寄与しています。

紫外線照射装置「さっきん太郎・さっきん次郎」

▲画像提供:株式会社エフェクトメイジ

感染症対策に、強い除菌力を持つUV-C紫外線が有効で、その中でも波長254nm付近は除菌効果が高いと考えられています。
通常はオゾン層で吸収され、地表に届くことのないUV-C紫外線ですが、近年はその優れた除菌力を活用するために除菌ランプの開発が進み、さまざまなシーンで使用されています。

同社が手掛ける紫外線照射装置「さっきん太郎」は、その波長254nmのUV-Cランプを6本使用しているのが特長です。
紫外線を照射することで細菌やバクテリア、ダニ、飛沫による付着ウイルスも99.9%の除菌が可能で、本体の360℃周囲の空間をくまなくきれいにしてくれます。

最大で約50坪まで対応できるのも魅力です。約15坪の50㎡の広さであれば、10分ほどで除菌が完了するため、これまで除菌作業に手間がかかっていた場合は、業務負担の軽減になるのではないでしょうか。

▲画像提供:株式会社エフェクトメイジ

また、10分から60分を設定できるタイマー機能に加え、人の動きを感知し自動で消灯するモーションセンサー機能が搭載されているのも、注目すべきポイントです。
紫外線照射はタイマーを入れておくだけで放置できるため、空いた時間に別の業務を済ませられます。

本体は据え置きタイプです。ストッパー付きのキャスター装備でスムーズに部屋移動できるため、気になる空間をいつでも手軽に除菌が可能です。

なお同製品は、UV-Cランプを2本使用した「さっきん次郎」も展開しており、室内の広さに合わせて選べます。
衛生面に配慮しつつ、スタッフの負担を減らし効率的に感染症対策ができる同製品は今後、医療現場において大いに活用が期待できるでしょう。

株式会社イーデザイン

医療情報コンサルティングや病院広報支援サービス、医療ビッグデータ・レセプトデータ分析支援といった事業を展開している、株式会社イーデザイン。医療業界におけるさまざまな課題を解決するべく、IT技術とノウハウを活かしたサポート力を駆使し、スムーズな病院運営や病院広報を支援している企業です。

医療機関向け広報サービス「glance vision® online」

▲画像提供:株式会社イーデザイン
院内制作ゼロで情報発信が可能です

医療機関においてクレームに繋がりやすいのが、診察までの待ち時間の長さです。体調が優れずに来院している患者にとって、それが少しの待ち時間であっても長く感じてしまい、不満へと繋がるのかもしれません。

そうした待ち時間を有効に活用し、患者のストレスを軽減するのに役立つのが、同社が提供する医療機関向け広報サービス「glance vision® online」です。
同サービスを活用することで、来院した患者へ院内の情報をスマートに告知できます。

デジタルサイネージを通して流す番組は同社が自動で編成し、各医療機関のレセプトを分析した結果をもとに、最も患者に必要な情報を選択し番組プログラムを組みます。
同社が提案した番組以外にも、診療時間の変更や休診日、独自で取り組んでいることなど、医療機関で発信したい情報があれば、具体的な内容と表示するタイミングを伝えるだけで、オリジナルのコンテンツ制作も可能です。

外来では、曜日や時間帯によって患者層が異なることが多く、同社ではそうした背景も汲み、曜日や午前・午後診療などで異なるコンテンツの配信を行える仕組みも整備しています。
番組の自動編成だけでなく、管理も同社で全て行っているため、医療機関での手間は一切かかりません。

また、同サービスは高齢者や色覚障がいを持つ方にもやさしいユニバーサルデザインを採用しており、分かりやすく伝わる工夫がなされているのもポイントです。
これらのコンテンツの制作と運用は、医業経営コンサルタントの監修が入っており、患者へのインフォメーションはもちろん、医療機関に有益となる情報の発信で収益を上げる施策としても活用するメリットがあるのではないでしょうか。

▲画像提供:株式会社イーデザイン
色覚障がいに対するフィルターを色彩設計に用いており、すべての画像に適用しています。
(JIS X 8341-3:2016(高齢者・障害者等配慮設計指針)準拠)

同サービスは、院内広報のほかに院外広報にも対応し、患者へのさまざまなアプローチを提案しています。
医療機関でいつしか風景となってしまいがちな院内掲示を、今後の医療DXの浸透を鑑み有効に活用できる同サービスは、各医療機関で導入する価値があるのかもしれません。

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