患者さんと医療従事者が心身穏やかになれる製品を提供する企業

本記事では、膣鏡診時の冷たさ・痛みの改善を図れる腟鏡を作り上げた企業、蓋に触れず紙を切り離せるトイレットペーパーホルダーを開発した企業、患者さんの徘徊を防ぐ顔認証徘徊防止システムを手掛けている企業を紹介します。
患者さんと医療従事者それぞれに優しい膣鏡はないか、トイレの衛生面が気になっている、看護業務が忙しくなかなか患者さんの見守りに気が回らないといった看護師さんは、ぜひ本文を読んで情報収集に役立ててみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

岩崎工業株式会社

洗練された美しさや日常生活での使いやすさを意識したデザインを追求し、唯一無二の価値が窺えるような「光り輝く製品」の開発から販売までを行う岩崎工業株式会社。スタッフ一人ひとりが積極的に自己研鑽と新たなチャレンジに励みつつ、顧客が満足できる製品を作り上げるために一丸となっています。

同社が手掛ける「Lustromedic 膣鏡」

▲画像提供:岩崎工業株式会社

産婦人科ではおりものや膣、子宮の状態を観察したり、子宮頸がん検診などの検診を行ったりする際に使用します。
こうした膣鏡診を受けるとき、患者さんの中には膣鏡の冷たさや異物感に違和感を覚える方もいるのが実態です。
場合によっては膣鏡診が患者さんの心身の負担になるケースがあり、不安や緊張などからリラックスできず体に力が入ることで、痛みを生じる可能性もあるでしょう。
また、患者さん一人ひとり適切な膣鏡のサイズが異なり、サイズが大きすぎることも痛みを感じる要因となります。

そこで同社が提供するのが、患者さんにとっても医師にとっても優しく、安心・安全な膣鏡診を実現できる「Lustromedic 膣鏡」です。
同製品は滅菌済みの単回使用タイプで、衛生面の心配がありません。
さらに、SSロング・S・Sロングと3サイズで用意されているので、患者さんに合うサイズのものを選びやすいでしょう。

▲画像提供:岩崎工業株式会社

素材については、本体やくちばしの中心には強度を保てるポリカーボネート、患者さんに直接触れるくちばし部には柔らかさが特長の熱可塑性エラストマーを採用しています。
熱可塑性エラストマーはゴムに似ており、患者さんが膣鏡診で感じやすい冷たさや痛さといった部分の改善を図ることが可能。そのため、膣鏡診に苦手意識を感じている患者さんの、心身の負担軽減にもつながってくるかもしれません。

同製品のロックはワンタッチ式で、持ち手部分に備わっている留具に親指を置き、くちばし部を開いたうえでそのまま留具を親指でスライドさせると、簡単にロックをかけることができます。
もちろんロックを解除する際も親指一つと扱いやすく、膣鏡診をスムーズに行える工夫が施されているのも見逃せないポイントではないでしょうか。

詳細情報

有限会社 東海樹脂加工

マシニングセンタを用いた樹脂及びアルミの切削加工の事業を中心として、断熱事業や非接触事業も展開している有限会社 東海樹脂加工。これまでに培ってきた切削加工の専門性の高いノウハウを武器に、より豊かな社会づくりに向けて、特定の分野だけにとらわれない幅広い製品開発に尽力しています。

非接触ワンハンドペーパーホルダー「カタテコ」

▲画像提供:有限会社 東海樹脂加工

医療機関には感染症に罹患した患者さんも来院することから、常日頃からの院内感染対策はとても重要です。
対策を行う場所としては診察室や手術室、病室などはもちろん、トイレも忘れてはならないポイントと言えるでしょう。
トイレでは、ドアノブにトイレのレバーと手で触れる部分が多く、場合によってはトイレットペーパーホルダーの蓋を押さえて紙を切り離すケースもあり、いたるところで接触感染のリスクが考えられます。

誰かが使用するごとに掃除ができれば良いですが、人材やコストを考慮するとそれほど現実的ではありません。
そこで蓋に触れずとも使いやすいトイレットペーパーホルダーを目指し、同社が追求して作り上げたのが非接触ワンハンドペーパーホルダー「カタテコ」です。

同製品の特長はなんといっても、蓋に触れずワンハンドカットできること。商品名の由来にもなっている「てこの原理」を利用しており、紙の端を掴んで蓋のカッター部分に押し当てる形で上に引き上げると、弱い力でも片手で楽に紙を切り離せます。カッターの素材にもこだわり痛くないのに切れる独自開発のカッターで簡単にカットできます。
そのため、感染症対策のみならず、手を怪我したり、骨折したりして片手しか使えない患者さんにとっても優しいトイレ環境を整えることができるでしょう。

▲画像提供:有限会社 東海樹脂加工
画像左:katateko2  / 画像右:新KATATEKO

また、同製品は「katateko」「katateko2」「新KATATEKO」の3種類を用意しています。
katatekoは本体に開口部が設けられており、使用時にそこから直接紙に触れて紙の端を調整したうえで切り離すことが可能。蓋に触れることなく端を見つけ出せるのは、感染症対策において安心できる要素の一つになり得るのではないでしょうか。
katateko2は新しいトイレットペーパーを使い終わった芯ごと下から押し上げることで交換まで片手のみで完結します。また様々なカラーバリエーションがありトイレ空間をアレンジできることで愛着のあるトイレ空間を演出できます。
一方、新KATATEKOはkatateko2をベースに成型品に変えたことで一見普通のトイレットペーパーホルダーですが、カタテコ独自の機能はそのままで、見た目も使い心地も誰もが満足できるありそうでなかったトイレットペーパーホルダーです。

詳細情報

Enazeal株式会社

「社会」「顧客」「社員」が幸福であり続けられるよう、ステークホルダーと一丸となってたゆまぬ挑戦を続けるEnazeal株式会社。IT技術を駆使して生み出されるサービスは、大きくWebソリューション・Webマーケティング・トータルソリューションと3つに分かれ、それぞれの分野で課題解決につながる新たな価値の創造に取り組んでいます。

顔認証徘徊防止システム「LYKAON」

医療機関が抱えやすいトラブルの一つに挙げられるのが、認知症やせん妄症などが出現している入院中の患者さんが無断で離棟・離院し、徘徊することです。
徘徊することによって転倒して怪我をしてしまったり、事故を引き起こしてしまったり、そのまま行方がわからなくなってしまったりとさまざまなリスクがあるため、医療機関での徘徊防止策が求められます。

具体的な徘徊防止策としては、時間と行動を定めて誘導する、靴に蛍光テープを貼ってスタッフに周知する、離床センサーの活用といったものがありますが、同社が開発・提供する顔認証徘徊防止システム「LYKAON」も有用です。

同システムでは、患者さんの「監視されている」という精神的なストレスを抑え、優しくも確かな見守りを実現できます。

仕組みとしては、まず徘徊の可能性がある患者さんの顔情報をあらかじめ登録。すると、同システムのカメラが対象の患者さんの離棟・離院を検知した場合に、検知アラートによる音と光で警告してくれます。
万が一、検知アラートのそばに誰もいないときでも、モバイル通知機能が備わっているので即座に対応でき、離棟・離院の発生後の時間的なロスも抑えられるでしょう。

また、離棟・離院した時間や場所、どの患者さんなのかを顔認証検知ログで確認することも可能。リアルタイムの画像なのでその日の服装もわかり、患者さんをより迅速に発見しやすくなるのではないでしょうか。

徘徊がないか常に患者さん一人ひとりに目を配りつつ、看護師さん自らの業務も行わなければならないのは大変です。
そうした現場に同システムがあれば、見守り業務にかかる心身の負担軽減、ひいてはゆとりある看護の提供につながってくるかもしれません。

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