夜勤のある看護師さんは、眠気覚ましにコーヒーを飲まれる方も多いのではないでしょうか。
ところで「コーヒーはガンに効く」という説を聞いたことはありますか?
専門家の間でも賛否両論あるようですが、今回は、厚生労働省の資料をもとに、肯定的な説と否定的な説、それぞれをチェックしてみたいと思います。
近年の研究では、肝臓ガン予防とコーヒーに因果関係があるという報告が多くあがっています。詳しいメカニズムは未だわかっておらず、国際的な結論は出ていませんが、コーヒーを常飲する被験者とコーヒーを飲まない被験者、それぞれの血液をチェックしたところ、コーヒーを常飲している被験者の血清は、γ-GTP値が低いという結果がでており、コーヒーには肝臓を保護する働きがあると見られています。
コーヒーは大腸ガンに関しても、予防効果の可能性があると考えられています。これもまだメカニズムは不明なままですが、大腸全体、特に結腸部分に影響を及ぼすと考えられており、現在も研究が進められています。
コーヒーに限った話ではありませんが、熱過ぎるホットドリンクは食道ガンのリスク要因になると言われています。飲み物の温度が高すぎて、食道の粘膜を傷つけ炎症を起こすことが、様々な研究で報告されています。
炎症を頻繁に起していると食道が弱くなり、リスクが高まるのかもしれませんね。口内の健康のためには、熱すぎる飲み物を控え、ほどよい温度で飲んだほうが良さそうですね。
閉経後の日本人女性の肥満は、乳ガン発症リスクを高める要因になるという研究結果があります。また肥満は、大腸ガンと肝臓ガンの要因になるとも言われています。
日本国内で実施されたコホート研究結果によると、男女ともBMI値が22~27の範囲内であれば、ガンの影響はほとんどありませんが、BMI値が30を越えるとガンの発症リスクが高まるようです。
コーヒーとの関係ですが、コーヒーを日常的に飲んでいる方で、砂糖やミルクを過剰に入れたり、砂糖やミルクが適量でも1日に何杯も飲みすぎるていると、糖分とカロリーを多く摂ってしまうために肥満に繋がる可能性があり、結果として、ガン発症のリスクが高まると考えられます。コーヒーを飲む頻度の高い方は、砂糖やミルクの1日の摂取量に気をつけた方がいいかもしれません。
このほかにも、コーヒーとがんの関係を研修する報告は数多くありますが、現段階では、コーヒーとガンの関係を明確に証明した結果は出ていないようです。どの研究もあくまで仮説の段階なので、絶対的に良いとも悪いとも言えない、というのが現段階わかったことでした。
もし、日常的にカフェイン摂取を目的としてコーヒーを飲まれている看護師さんなら、熱過ぎるときは冷ましてから、砂糖やミルクは摂り過ぎないなどに意識をし、コーヒーを飲むとよいようですね。また、眠気覚ましとはいえ、カフェインの過剰摂取は身体によくないので、ほどよく適量を飲まれることをオススメします。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載