
転職初日を前に「うまく馴染めるかな?」と不安に感じる方や、「当日は何をするのだろう」と不安を感じる看護師もいるでしょう。転職先で良いスタートを切るには、事前の準備や心構えが大切です。
この記事では、看護師が転職初日に意識すべきことをご紹介します。また、入社日までに用意しておくべきことや、出社初日の流れについても解説。落ち着いて転職1日目を迎え、職場の看護師と良い関係を築けるよう、ぜひ参考にしてください。
転職初日の行動やふるまいは、周りの看護師に与える印象を左右します。職場の仲間から好印象を持って快く迎え入れてもらえるよう、初日は以下の8つのポイントを意識すると良いでしょう。
看護師の仕事や転職初日の出勤に限ったことではありませんが、遅刻は避けるべきです。集合時間ぴったりの時間に到着する予定でいると、準備に手間取ったり、交通機関の遅延が起きたりした際に遅れてしまう可能性もあります。遅くとも、約束の15分前には職場に着くような予定を立てておきましょう。万が一遅れそうな場合は、分かった時点ですぐに職場に連絡することも大切です。
転職初日は、ジャケットにワイシャツ、下はスカートやスラックスのようなオフィスカジュアルな服装で出勤しましょう。スーツでもOKです。あとで白衣に着替えるからといって、デニムやパーカーのようなカジュアル過ぎる格好、露出の多い服装は避けましょう。
また、衛生管理が仕事の一つである看護師は、清潔感を意識することも重要です。服にシワや埃、フケなどが付いていないかも出社前に確認しておきましょう。
職場の看護師と良好な関係を築いていくために挨拶は欠かせません。転職初日は緊張するかもしれませんが、出勤・退勤時は職場にいるスタッフ全員に向けて挨拶をしましょう。また、顔を合わせたスタッフ一人ひとりにも、自分から挨拶をします。にこやかな表情で挨拶をすれば、相手に好印象を抱いてもらえるはずです。
転職初日に菓子折りを持っていくべきか悩む看護師もいますが、お菓子の準備は不要です。菓子折りがないからといって、マイナスになることはありません。
しかし、お菓子をもらってうれしいと思う看護師も多いはずです。挨拶の際に配りたい、会話のきっかけにしたいなど、自分が持っていきたいと思う方は用意するとよいでしょう。
転職初日に職場の人と話をする際は、笑顔を見せることが大切です。また、伝わりやすい声の大きさで、ハキハキと話すことも心掛けましょう。暗い表情や小さい声で話すと、周りの看護師に「コミュニケーションが苦手なのかな?」「話しにくいな」と思われてしまうかもしれません。明るく振る舞うことを意識すれば、これから一緒に働く仲間に良い印象を持ってもらえるでしょう。
転職初日は職場に関するさまざまな説明を受けます。その場ではしっかりと頭に入れたつもりでも、すべてを正しく記憶するのは難しいものです。しっかりとメモを取りながら話を聞きましょう。あとでメモを見返して、次の出社までに教わったことを振り返っておくことも大切です。
また、スタッフと挨拶を交わした際は、相手の名前をメモしておくことをおすすめします。次回顔を合わせた際に名前を読んで挨拶ができれば、相手も好印象を抱いてくれるはずです。
「中途看護師なのに、こんなことも知らないのかと思われそう…」と質問するのを躊躇する方もいるかもしれません。しかし、疑問点をそのままにしておくと、ミスやインシデントの発生に繋がる可能性もあります。不明点があればその場で質問して、疑問を解消しましょう。プライドを捨てる必要はありませんが、知らないことは一から学ばせてもらおうという謙虚な気持ちで望むことが大切です。
経験のある科や診療科であっても、転職先における仕事の進め方が自分のやってきた方法と同じとは限りません。最初のうちは自分の判断で進めずに、必ず上司やほかの看護師に確認してから着手しましょう。また、自分でできることでも一言周りに声をかけてから進めることで、ほかの看護師も安心して見守れるはずです。
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この項では、初出勤日までに用意しておくことをご紹介します。転職初日に慌てないよう、早めに準備を済ませておきましょう。
出勤初日は入職に関わる手続きを行うため、以下のようなものが必要になります。
転職先によって提出物は異なるので、不備がないよう職場からの指示をよく確認しておくことが大切です。
なかには、転職初日に持っていこうと思っても、すぐに用意できないものがあります。たとえば、健康診断書は前もって健康診断を受けておく必要があるほか、源泉徴収票が手元になければ、前職の担当者に発行を依頼しなければなりません。できるだけ余裕をもって準備しておきましょう。
転職初日は、提出物に関わるもののほか、看護業務に用いるものも持参しましょう。主な持ち物は以下のとおりです。
ペンライトや聴診器は基本的に職場にもありますが、自分のものを携帯しておくといざというときに役立ちます。ほかにも、職場から持ち物が指定されている場合は、忘れずに準備しましょう。
事前に労働条件通知書を受け取っている看護師は、内容に間違いがないかチェックしておきましょう。転職初日に受けとる方は、記載内容をその場でよく確認したうえで、契約を交わすことが大切です。労働条件や業務内容が自分の思っていた内容と異なれば、転職して後悔することにもなりかねません。疑問や気になる点があれば、速やかに転職先の担当者に確認しましょう。
なお、「労働基準法」の第15条には、労働者に対して労働条件を明示するよう定められています。発行してもらえていない場合は、職場に作成を依頼しましょう。
前述したとおり遅刻は厳禁です。事前に職場までの行き方を確認し、余裕をもって到着するようなスケジュールを立てておきましょう。転職先の職場を訪問したことがない看護師は、一度足を運んで自宅からのルートを確かめておくと、当日に安心です。
また、電車やバスでICカードを使用する場合は、前もって必要な金額をチャージしておくと、当日慌てずに済むでしょう。
転職初日は自己紹介を求められることが多いので、当日スムーズに話せるよう内容を事前に決めておきましょう。なお、自己紹介で大切なのは、簡潔に伝えることです。以下に記載のポイントに絞って話すと良いでしょう。
上記のほか、その場の状況に応じて、志望理由や得意なことなどを話しても良いかもしれません。ただし、初対面の看護師に自分のことを長々と話しても、興味を持ってもらえない可能性があるので、あくまでシンプルに伝えることを意識しましょう。
「○○○○と申します。これまで△△病院の○○科病棟で3年、○○科で2年勤務しておりました。○○科を担当するのは初めてで分からないことも多く、皆さまにご迷惑をおかけする場面もあるかと思いますが、前向きに精一杯取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。」
入社初日にやることも頭に入れておきましょう。順番や内容は職場によっても異なりますが、一般的な転職1日目の動きは、下記のとおりです。
転職初日は、入職時に必要な事務手続きを行います。大きな病院などでは、一日がかりでオリエンテーションが行われることもあるようです。初日は覚えることが多いので、万全の体調で望めるよう前の日はできるだけ体を休めて備えましょう。
前述したとおり、職場のスタッフへの挨拶も転職初日に行います。朝礼のタイミングや、ナースステーションなどに人が集まった際に、スタッフ全体に向けた自己紹介の機会を設けてもらえるケースが多いようです。挨拶の際は、自分の名前を覚えてもらうとともに、ほかの看護師の名前と顔をしっかりと覚えましょう。また、廊下などでスタッフとすれ違った際にも、挨拶や会釈をすることが大切です。
入職初日は、施設内の設備や業務内容に関する説明を受けます。職場によってルールは異なるので、できるだけ早く習得できるようメモを取りながら聞きましょう。また、初日から実際に先輩看護師と一緒に現場に入って業務を進める可能性もあります。いきなり仕事に入るのが不安な方は、担当する診療科の業務の流れを調べて、イメージしておくと良いかもしれません。
なお、出勤初日に注意すべきことは、「中途採用の入職する時、看護師さんはどんなことに気をつけましたか?」でご紹介しています。転職先の看護師と良い関係を築くために、ぜひ併せてチェックしてください。
転職初日は、不安になったり緊張したりするかもしれません。
少しでも落ち着いて仕事に向かえるよう、事前にできる準備はなるべく早く済ませておきましょう。また、職場では笑顔を意識してコミュニケーションをとることも大切です。明るい表情を見せることで、周りの看護師に好印象を抱いてもらえるでしょう。
転職初日を迎えたものの、職場に馴染めそうになく悩んでしまったという方は、自分から積極的に周りのスタッフに挨拶をしたり、声をかけたりすることをおすすめします。挨拶やちょっとした会話を重ねることが、良い関係を築くきっかけになるかもしれません。なお、多くの人は時間の経過とともに少しずつ新しい職場に慣れていけるので、あまり不安になり過ぎないことも大切です。
もし「どうしても新しい職場でうまくいかない」「ほかの職場に移ることを検討したい」という方は「レバウェル看護」にご相談ください。転職に関するお悩みをキャリアアドバイザーがヒアリングし、あなたにとって最適な道を一緒に考えます。職場紹介や選考対策などをすべて無料で行っているので、お気軽にご相談くださいね。
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