
本記事では、健康管理・ヘルスケアに役立つアプリを提供している企業と、医療機関向け予測型見守りシステムを開発した企業、訪問看護指示書発行ツールを手掛けた企業をご紹介します。
患者のセルフケアを助けるシステムに関心のある方や、院内ベッドからの転倒・転落事故予防に取り組んでいる方、訪問看護指示書の作成業務を効率化したい看護師の方は、ぜひ本記事を最後まで読んでみてください。そして、気になるシステムがあれば公式サイトで確認し、試してみてはいかがでしょうか。
近年、健康寿命の延伸による医療費削減が喫緊の課題となる中、いかに自身で健康管理をするかに注目が集まっており、その必要性が問われています。同時に、高齢者だけでなく、全世代におけるメンタルヘルスケアや、終末期・緩和ケア・看取りケアへの関心も高まりつつあります。
在宅医療の増加や入院日数の短期化が進む現代においては、今後、医療現場だけでなく、日常生活の中でのセルフケアの実践が重要となることでしょう。
そこで便利なのが、同社のヘルスケアシリーズアプリです。毎日の健康管理をサポートしてくれるアプリは、全部で6種類あります。

たとえば「血圧ノート」は、毎日の血圧を手軽に記録・管理可能なアプリです。最高・最低血圧や脈拍、体重、体温などが記録できます。基本グラフや時間帯別の血圧平均値など、9種類のグラフ表示機能が搭載されており、数値の推移をいつでも確認できるため、血圧の変化に気づきやすくなるでしょう。
また、血圧記録データはCSV形式でエクスポートが可能です。そのため、医療機関は連携しやすく、データをもとに的確な治療や薬の処方に大変役立ちます。
服薬管理をサポートしてくれるのが「お薬ノート」アプリです。お薬を正しく服用することは、治療効果を最大限に引き出し、健康を維持するために非常に大切なこと。その点、同アプリは薬の服用時刻のお知らせ機能が付いているため、飲み忘れを防ぐことができます。
通院記録を効率的に管理できるのが「通院ノート」アプリです。通院記録や通院費をまとめて管理できるのが特徴で、記録した情報はダウンロードできます。
そのほかにも、心地よく入眠へ導く快眠音アプリ「ぐっすリン」や、終活準備をサポートする「終活じゅんびノート」、ウォーキングで健康増進を図れる「あるくん」があります。

健康管理は、特別なことをするのではなく、毎日の生活の中に自然に取り入れていくことが大切です。同社のヘルスケアシリーズアプリを活用することで、健康管理をより身近なものにし、健やかな毎日を送るための第一歩を踏み出す手助けができます。
医療従事者としても、見守りつつ、必要なアドバイスができるのではないでしょうか。
ノーリツプレシジョン株式会社は、1951年に創業した「写真用水洗機」の開発から始まり、これまで70年以上の歴史を持つものづくり企業です。主な事業としては、写真処理機器や介護機器の開発・製造・販売、医療機器の開発・製造受託を展開しています。近年は、デジタル化の波を受け、創業事業であるイメージング事業において、従来の「プロダクト・アウト」から「マーケット・イン」の発想へ転換し、新たな価値を発信。
長年培ってきた確かなものづくり技術を活かし、医療・介護機器の分野でも社会へ貢献するべく、常に革新的な商品とサービスの提供で顧客に感動を届けることを目指し、成長し続けている企業です。
高齢化が進む現代において、医療現場では入院患者、特に高齢者の転倒・転落事故が深刻な課題となっています。看護師不足も相まって、患者の安全を確保しながらも、負担の少ない効果的な対策が求められています。
従来の対策として、クリップ型の離床センサーや床マットセンサーなどが用いられてきましたが、誤作動の多さや、患者の行動制限、プライバシー侵害といった課題がありました。

これらの課題を解決するのが、経済産業省ロボット介護機器開発・導入促進事業において、見守り支援機器(介護施設型)として優秀機器認定を受けた「Neos+Care(ネオスケア)」です。
同システムは、医科大学病院との共同開発によって生まれました。従来の離床センサーとは異なり、3次元電子マットを使用した非常に高精度な予測型システムを採用し、人の繊細な見守りとの融合で、これまでにないレベルでの見守りを実現させた看護ロボットです。
同システムは、病室の状況をスマホ画面でいつでも確認できる仕様となっています。本体には赤外線距離センサーが搭載されており、危険動作の予兆を検知できるのが特徴です。「起き上がり」「端座位」といった転倒・転落の予兆となる動作を検知することで、事故を未然に防げます。
検知項目も多く、「離床」「柵越え」「うずくまり」など多様な動作を検知する仕組みになっており、音だけの通知とは異なり、映像でどの動きの状態かを判断できるのも優れているポイントです。
こうした危険動作を検知すると、瞬時に看護師のスマートフォンへ通知が送られます。いち早く駆けつけ、迅速に対応することが可能です。

また、検知した動作は動画として自動保存されるため、事故発生時の状況を把握し、再発防止策を検討するのに役立ちます。
同システムは、失報・誤報が少ないのも注目すべきポイント。
ITインカムなど、既存の病院システムとの連携も可能で、看護師の負担軽減や業務効率化にも期待できます。
なお、同システムは身体に装着する機器やマットなどは必要ありません。そのため、患者の負担やストレスを軽減できます。映像で映し出す患者の姿はシルエットで表示され、プライバシーへの配慮が徹底されているのも魅力でしょう。また、看護現場の必要性に応じて鮮明画像のセンサーも選択可能です。
同システムは、患者のプライバシーを守りながら、転倒・転落事故の予防と看護師の負担軽減を両立できる革新的な見守りシステムです。超高齢社会のいま、医療現場における課題解決に大きく貢献することが期待されます。
株式会社ダヴィンチアプリケーションズは、「地域社会・地域医療のICT化を支える」をモットーに、アプリケーション開発、ホームページ制作、運用サポート、コンサルティング事業を行う企業です。
同社は、地域社会をより豊かで健康なものにするため、ICTの力で令和の新しい「共助」の形を創造することを目指しています。そのために、ユーザー視点のデザインやシンプルな設計、手厚いサポート体制を重視したサービスを提供。
こうしたサービスを通じて、地域社会における情報格差を解消し、誰もが快適に過ごせる環境づくりに寄与しています。

訪問看護ステーションにおける仕事で、看護師は医師との連携が不可欠です。しかし、その連携をスムーズに行ううえで、訪問看護指示書に関する煩雑なやり取りが大きな負担となっているケースも少なくありません。
従来の紙ベースでのやり取りでは、指示書の発行までに時間がかかる、記入漏れや内容の不備が生じやすい、修正依頼に時間がとられるといった課題がありました。
こうした背景があり、現役看護師が必要性を感じて自ら開発に携わり完成したのが、訪問看護指示書電子化システム「めどぷら」です。
同システムは、訪問看護ステーション側が下書きした指示書をWeb上で医師に送付し、医師が内容を確認・承認するだけで、指示書が発行できる仕組みになっています。
これまで数週間かかっていた指示書発行が、同システムを導入することで最短10分で完了するため、看護師と医師の両者ともにメリットは大きいでしょう。
操作も簡単で、入力欄に表示された選択肢を選ぶだけで、指示書としてデータ処理しプリントでき、パソコン操作に慣れていない方も安心して使えます。もし、訪問看護ステーション側で下書きする際に、不明な点や質問事項があれば、医師へ項目別に記入確認を依頼することが可能です。医師は、簡単な入力に加え、不明点に対する加筆もでき、情報をもれなくデータとして残すことで指示の認識違いも解消できるのではないでしょうか。

また、過去の指示書をテンプレートとして転用することができ、大幅に時間を短縮し、スピートアップが図れます。同システムには、指示書発行に特化した機能が搭載されているため、数値も直感的に入力可能です。
めどぷらは、現場でもどかしさを感じていた部分を劇的に変えてくれる画期的なシステムだといえます。
訪問看護指示書に関する業務負荷を軽減し、より質の高い看護サービスの提供に集中できる環境を実現させる手立てとなることでしょう。
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