
地域に根ざした医療の重要性が増す昨今、患者さんに寄り添ったケアを常に意識している看護師さんも多いでしょう。
今回紹介するクリニックは、いずれも地域医療に貢献し、患者さん中心の医療を実践しているクリニックです。それぞれのクリニックの理念や特徴を知ることで、看護師としての視野を広げ、日々の業務に新たな視点を取り入れるきっかけとなるかもしれません。ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

ほんじょう内科は、北海道札幌市にて2022年に開業した内科・消化器内科のクリニックです。麻酔科医の経歴を持つ院長による、苦痛の少ない内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)や、肝臓病診療に力を入れています。
B型・C型肝炎、脂肪肝など幅広く対応しているほか、糖尿病、高血圧などの生活習慣病診療、オンライン診療も実施。地域に密着し、少しでも不安があれば気軽に相談できる、身近な消化器内科クリニックを目指しています。
そんな同クリニックの院長ブログの中から、新しい視点を得る興味深い記事を見つけました。
記事のタイトルは、《午後からの胃カメラ》。
当該記事では、午後の胃カメラ検査のメリットについて解説されています。
一般的に、胃カメラは午前中に行われることが多いなか、同クリニックでは午後からの検査も行っています。院長自身、以前は午前中のみ検査を行っていましたが、患者さんからの「食事は朝より昼を抜く方が楽」という声を受けて、午後の検査も開始したそうです。

記事によると、午後の検査の場合、朝食は午前8時までに済ませ、水やお茶は検査2時間前までなら問題ないとのこと。午後の行動や服薬にも制限はなく、普段通りの生活を送れるようです。
さらに、午後の胃カメラでも、麻酔を使った苦痛の少ない検査を提供しています。検査後の回復もスムーズな麻酔薬を使用し、患者さんが安心して検査を受けられる体制を整えているとのことです。
記事後半には、午後の胃カメラがおすすめな方や、検査に向けての準備についてまとめられています。
当該記事からは、患者さんの負担を少しでも減らしたいという院長の思いが伝わってくるのではないでしょうか。午後に胃カメラ検査を行うという取り組みについて関心のある看護師さんは、ぜひじっくり読んでみてください。より患者さん中心の医療について考えるきっかけとなるはずです。

「健康寿命を延ばす」「生きることは動くこと」という想いを胸に、日々診療に取り組んでいるDo-Clinic 整形・運動器リハビリテーション。痛みが改善して笑顔で帰ってもらうことを目標に掲げ、整形外科医と理学療法士が連携して診断・評価を行い、痛みの原因に即した最も適切な治療方法を考えています。
この姿勢は、お知らせに投稿された《野球肘検診のご報告》という記事からも見て取れるでしょう。
北海道野球協議会が毎年行う北海道野球肘検診に参加してきたと語る筆者。筆者は10年以上野球肘検診に関わっており、今回も理学療法士2名とともに行ってきたそうです。
野球肘検診は、無症状で進行してしまう外側の野球肘病変をエコーを使って見つけ、予防するというもの。例年1.5%くらいの子どもで見つかっており、今回の検診でも1%強の子どもに見つかったと綴られていました。

野球肘は肘に負担がかかった結果であるため、原因の動きを治す必要があるそうです。同クリニックは、野球肘病変が見つかった子どもの治療や、肘に痛みを感じている野球選手の怪我予防などにも注力しており、リハビリを通して負担のかかる動きを改善するサポートを行っています。
さらに、同じ内容の野球肘検診を院内で受けられるほか、チーム単位での検診も相談可能とのこと。野球肘で悩む方を一人でも減らそうという意思が伝わってきます。

そのほか当該記事には、肘の曲げ伸ばしや広背筋テストなど、セルフチェックのやり方も載っています。
こうしたセルフチェックの方法を理解しておけば、クリニックだけでなく、学校や地域で子どもたちの健康管理に携わる際に活用できるでしょう。また、保護者への指導にも活かせるはずです。
当該記事を読んで野球肘に関する知識を深め、ぜひ日々の業務で役立ててみてくださいね。

岡山駅西口徒歩1分に位置する西口アーバンクリニックは「気軽に相談・診察を受けられる」をモットーに、地域住民の健康をサポートしています。
内科、自由診療、渡航外来に対応しており、風邪や頭痛などの急性疾患から慢性疾患の管理、健康相談、予防接種まで、どんな些細なことでも相談することが可能。患者さんの不安を取り除きながら、安心して治療を受けられるよう努めています。
地域に根ざした医療を提供する同クリニックでは、予防接種や応急処置などのお役立ち情報をブログにて発信中。その中から、今回は院長の人物像や思いがうかがえる記事《院長 廣瀨龍壽(ひろせ りゅうじ)の自己紹介》をご紹介しましょう。
海と山に囲まれた静かな町、島根県益田市で生まれ育った院長は、公務員や住職が多い環境の中で、漠然と医師への憧れを抱いていたそうです。しかし、大学では物理や宇宙への興味から医学とは異なる道を選び、学生時代はバックパックを背負い、アフリカや南米、インドなど発展途上国を旅するなかで、医療への意識が芽生えたといいます。

大学院卒業後は、イギリス留学を経て金融業界へ進出した院長。為替ディーラーとして緊張感溢れる日々を送るなかで、身近な人の闘病を経験し、医療従事者への感謝の念が深まり、医師を志す決意を固めたと述べています。
そんな院長の診療スタイルは「患者さんファースト」。医療知識はもちろん、患者さんとの「伴走」を重視し、病気や痛み、体の悩みを抱える患者さんに寄り添い、じっくりと話を聞き、生活スタイルや考え方を理解したうえで治療方法を提案しているそうです。
院長の思いが込められた当該記事。一読することで、患者さんとのコミュニケーションの重要性を再確認できるのではないでしょうか。

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