
他の医療現場を知ることは、看護師としての視野を広げる大切なステップです。今回ご紹介する3つのブログには、それぞれの現場が抱える課題と、それに対する具体的な解決策や医療への想いが描かれています。分野は異なりますが、真摯な姿勢は共通しており、現場の生の声は明日の看護業務に取り組むための糧となるはずです。ぜひ最後までお読みください。

江戸川区まつもと整形外科は、整形外科、リハビリテーション科に加え、スポーツ整形外科や足の外科、インソール外来も備えるクリニックです。高度医療機関での経験を持つ整形外科専門医が、丁寧かつ的確な診療を提供しています。
54㎡のリハビリ室では、理学療法士が個別のリハビリメニューを作成し、スポーツによるケガの予防から復帰までをサポート。交通事故や労災にも対応し、早期回復を目指しています。骨粗鬆症の診断には骨密度測定装置(DEXA法)を使用し、超音波ガイド下注射(ハイドロリリース)による痛みの緩和や、外反母趾などに対するオーダーメイドインソールの作製も行っています。

そんな同院の取り組みを知るうえで、ここではブログ記事《当院のリハビリテーションの現状》にスポットを当ててみました。
記事では、開院から半年後のリハビリテーション室の様子が語られています。理学療法士やアスレティックトレーナーなどが在籍し、予約でほぼ埋まっている状況ながらも、患者さんからは「もっと長く、もっと頻繁にリハビリを受けたい」との声が寄せられているそうです。ただし、スタッフ不足のため、十分な対応が難しい現状も明かされています。
また、予約制ならではの課題としてキャンセル問題にも触れています。無断キャンセルや直前のキャンセルは、ほかの患者さんのリハビリ機会を奪ってしまう可能性があるとのこと。キャンセルが出た場合には、別の患者さんへ振り替えたり、リハビリ時間を延長したりといった柔軟な対応ができるかもしれないという希望も示されています。
さらに、電話連絡を促す工夫として、受付スタッフの人柄の良さをアピールしている点には、クリニックの温かい雰囲気が感じられます。

この記事を読むと、リハビリテーション室の現状だけでなく、患者さんのために何とかしたいという熱意が伝わってきます。詳細については、ぜひブログ記事をチェックしてみてください。日々の看護業務において患者さんへのケアを考えるうえで、貴重なヒントが得られるはずです。

一般小児科を中心としながら、親と子、そして家族全体を見守る診療を行う医療法人せせらぎ あんどこどもクリニック。同法人は「子育てを一緒に」という理念のもと、仕事や育児に忙しい親御さんの生活スタイルを尊重した受診のしやすさや、発達外来や病児保育、母性内科などを併設し地域で長く通えるような設計を追及しています。
年中無休で土日祝日も診療を行っているほか、予防接種や乳幼児健診についても時間制限を設けず診療時間内であればいつでも対応可能という柔軟性の高さがポイントです。
また、感染症対策として設けられた2つの待合室や隔離室の配置、WEB予約制による待ち時間の短縮、ショッピングモール内という立地を活かした環境づくりなど、患者さんの安全と利便性を重視したサービス向上への取り組みが随所に見られます。

その中でも、あんどこどもクリニックイオンモール多摩平の森では、全国的にもまだ珍しい「母性内科」を併設しています。妊娠中や産後のお母さんが体調不良を感じた際、産婦人科と内科で受診先に迷ったり、受診先自体が少なく困ったりするケースが少なくありません。そうした問題の解決を目指し、医療体制の構築と普及に挑戦しています。
そんな同クリニックの特徴に触れているのが、《当院を紹介する漫画が完成しました!》という記事です。記事内では、母性内科をはじめ、院内外の環境などについても紹介。そして、クリニック名の「あんど」に込められた深い想いも語られており、同クリニックのことがよくわかる内容となっています。
漫画は可愛らしいイラストで描かれているので、親しみやすいのも魅力です。

小児医療と母性内科の連携は、これからの地域医療や子育て支援の在り方を示す一つのモデルケースと言えるかもしれません。小児科や産婦人科、内科領域で活躍する看護師さんはもちろん、患者さんに寄り添うケアのヒントを探している方も、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか。

医療法人ひまわり会 つるはらクリニックは、熊本県熊本市東区で内科・小児科・循環器内科を展開する地域密着型のクリニックです。土曜・日曜・祝日も診療を行う休日診療体制や、その日の診療内容をわかりやすく記載した「ミニカルテ」の配布、陰圧隔離室を備えた感染対策など、患者さんに寄り添った医療サービスを展開しています。

そんな同クリニックは院長ブログ「新・ひまわり通信」を運営しており、今回はその中から《開院18周年》という記事に注目してみました。この記事では、65歳を迎えた院長が開院18周年という節目に、これまでの歩みを振り返りながら率直な想いを綴っています。
院長によると、開院当初と比べて患者層に変化が見られるそうです。コロナ禍を経て、発熱外来を除けば急性疾患の受診者が減少。対照的に、あくまで割合として、慢性疾患(主に生活習慣病)の患者さんが増加しているといいます。また、院長より年下の患者さんが以前より多くなったそう。ただ、こちらについては、「単に私が年をとったからなのでしょうね」とユーモアを交えて語っています。
一方で、同記事では医療業界が直面している厳しい現実についても言及。物価上昇や賃上げ圧力がある中、診療報酬は据え置きに近い状況が続き、多くの病院や診療所が赤字経営に苦しんでいるそうです。それでも医療機関は他の業種と違って、赤字でもギリギリまで頑張り続けていると述べられています。
そうした厳しい情勢の中でも、院長は「それにめげず、医療に邁進してまいります」と力強い決意を表明。患者さんや地域の方々、スタッフや家族への感謝の気持ちとともに、「つるクリの19年目も、どうぞよろしくお願い申し上げます」と今後への意欲を示されています。
地域医療の現状と医師としての思いが記された同記事。医療現場のリアルな声を通じて、自身の働く環境について考えるきっかけ作りに、ぜひご一読ください。
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