お電話でカンタン登録

0120-963-668

受付時間:9:00-21:00 (土日祝除く)

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

目次

◆はじめに

女性特有の疾患や子どもの福祉、毛髪に関する悩みなどに向き合っている法人や企業があります。そこでは一人ひとりの状況やニーズに沿ったサービスの提供を行っています。本記事では、それらのグループの活動をくわしくお伝えしていますので、医療や福祉に関わる方は一読してみてください。

cta_banner_070.jpg

◆ゴーウィ株式会社(ブレストキャンサー・ポートレート)

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ
▲代表でフォトグラファーの岸さん/画像提供:ゴーウィ株式会社

クラウドファンディングによって、「ブレストキャンサー・ポートレート」というフォトスタジオを開設したゴーウィ株式会社では、乳がん患者をはじめとした、女性特有の病気と立ち向かう方々をメインに、手術前や治療中のポートレート写真を有料で撮影をしています。

また抗がん剤治療による脱毛の悩みに寄り添うため、医療用のウィッグも販売。代表は乳がん手術や抗がん剤治療を経験しており、手術や投薬によって「見た目が変化するかもしれない」という不安を抱える女性をたちの気持ちを和らげ、前向きにするお手伝いをしています。

【乳がん患者のための写真撮影】

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ

乳がんになると、手術で胸にメスを入れることになるため、胸の形が変わったり、術創が残ったりすることがあります。また、乳房全体を失うことも珍しくありません。

さらに、投薬により病気ではないほうの胸の張りも失われるため、患者の中には、本格的な治療が始まる前の姿を残したいと考える人がいます。

そのため、同企業では、プロのフォトグラファーやヘアアメイクが、一人ひとりの要望を汲み取った写真撮影を実施。トップレス写真だけでなく、ランジェリー姿や胸元の開いたドレス姿など、残したいイメージを写真というカタチにするサービスを展開しています。

【写真撮影をされた方の感想】

「手術をすると自分の姿が変わるため撮影を依頼しましたが、貴重な経験とともに、勇気ももらいました。」

「妹の撮影に付き添いましたが、メイクも撮影も楽しそうで、家族みんなで闘病をサポートしていく意思を固めるきっかけになりました。」

「今と変わらない身体でいることはできないけれど、写真を残して区切りをつけようと思い、撮影をしてもらいました。お陰で気持ちがポジティブになった気がします。」

治療が必要なことはわかっていても、自分の姿が変化していくのは辛いことです。女性なら尚更かもしれません。しかし、このようなサービスが治療に臨む前の患者にとってプラスになるのなら、看護師も知識の一つとして知っておくといいかもしれません。

【詳細情報】

ゴーウィ株式会社(ブレストキャンサー・ポートレート)

◆認定NPO法人環の会

未来を担う子どもたちの幸せを考えている認定NPO法人環の会では、予期しなかった妊娠や出産に悩む方からの相談に応じ、ご相談者の気持ちを受け止めながら、ご相談者が納得のいく方法を選べるようサポートしています。また、どうしても自らの手で子育てができない方に対しては、特別養子縁組という方法も視野に入れつつ、相談者の状況に応じた支援も展開中です。子どもたちの健やかな成長のために、さまざまな角度から住みやすい環境の構築に尽力しています。

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ
            ▲画像提供:認定NPO法人環の会

【特別養子縁組とは】

環の会では「跡継ぎがほしい」「お墓を守ってくれる子どもがほしい」などというような、家の存続を目的とした養子縁組の斡旋は行っていません。しかし、困難な背景にある子どもたちが温かい家庭で暮らせるように、子どもの未来を優先した特別養子縁組に関しては、子どもの福祉の視点に立ってサポートを行っています。

・普通養子縁組と特別養子縁組の違い

普通養子縁組は、独身者でも養親になることが可能ですが、特別養子縁組では、養親を婚姻している夫婦に限定しています。また、普通養子縁組は当事者の合意によって縁組が成立しますが、特別養子縁組では、6ヶ月の試験養育期間が設けられており、家庭裁判所での審査も縁組の必須条件となっています。したがって、普通養子縁組に比べると特別養子縁組は条件が厳しく、あくまでも子どもの利益を優先した制度となってるのが特徴です。

【子どものための育て親探し】

子どものために、特別養子縁組が必要なケースがあり、同法人では、子どもの育て親を探す活動も行っています。育て親の主な条件は、夫婦の関係が良好で、迎えた後、どちらか一方が子育てに専念できること。また、育て親には、2人以上の子どもを迎えてほしいという意図で、比較的若い年齢の方を求めています。実際には、不妊治療後のご夫婦やさまざまなご病気で出産が難しいご夫婦が育て親になっています。

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ
         ▲画像提供:認定NPO法人環の会

【詳細情報】

認定NPO法人環の会

◆特定非営利活動法人円形脱毛症の患者会

1975年に(株)東京義髪整形の支援のもとに発足した「円形脱毛症の子を持つ母親の会」は、2017年に特定非営利活動法人の認証を受け、「特定非営利活動法人円形脱毛症の患者会」として、より患者の立場を考えた活動をスタートさせました。

専門医による医療相談を可能にし、「病気を知る」「一般への病気の周知」「患者同士の交流」の3つを目的に掲げて、円形脱毛症に悩む方たちをサポートしています。

【円形脱毛症】

文字通り頭髪が丸く抜ける病気ですが、頭髪ばかりではなく、眉毛や睫毛、髭や体毛にも生じることがあります。頭部に1か所だけ脱毛が生じた場合には、円く抜けた形になります。

しかし、多発してそれぞれの脱毛斑がつながった場合や、頭部全体、頭部以外の部位の毛髪も抜けた場合には脱毛の形は円形ではなくなります。

円形脱毛症は年齢、男女を問わず生じます。ストレスがきっかけで発症したり、インフルエンザの後に発症したり、原因が全く思い当たらない方も多くいらっしゃいます。

近年円形脱毛症発症のメカニズムは解明が進んでおり、自分の白血球(リンパ球)が自身の毛髪を攻撃してしまうために毛髪が抜けるという自己免疫が関与していることがわかってきています。

治療は最初にステロイド剤の外用や塩化カルプロニウム液の外用、抗ヒスタミン剤の内服、セファランチンの内服、液体窒素療法が行われることが多く、さらに治りにくい場合には、頭皮にステロイド剤を注射したり紫外線を照射したり、軽いかぶれを起こすような治療(局所免疫療法)をします。また急速に進行する場合にはステロイド剤を短期間点滴する場合もあります。

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ

【医療用ウィッグや医療用かつら】

脱毛の範囲が広がると、患者は外見で悩むことが多くなります。そのため、羞恥心や辛さを軽減するために、医療用ウィッグを使用する方が多く、同法人ではウィッグの基本情報も提供しています。

医療用ウィッグは、一般のウィッグと比較すると高価ですが、肌にやさしく、通気性にも優れているため、長時間使用しても負担が少ないのが特徴です。しかも、人毛タイプはドライヤーやヘアアイロンでアレンジすることもできます。さらに、価格を抑えた、人毛と人工毛をミックスした製品、人工毛のウィッグもあるので、治療をしつつ、自分に合った医療用ウィッグを選ぶことで、QOLの維持や向上が期待できます。

【過去イベント】

様々な事情を抱える子どもや病に悩む人たちに寄り添う活動を行っているグループ
▲坪井理事長のセミナーの様子/
画像提供:特定非営利活動法人円形脱毛症の患者会

同法人では、専門医の講演をはじめ、医療相談や患者同士の交流のために、近年はZOOMによるセミナーを開催しています。2021年に行われた円形脱毛症のお子さんを持つ方を対象とした「ZOOM親がも会」では、親御さんならではの悩みを共有し、親子で病気と向き合うための情報を発信。同じ悩みを持つ親御さん同士が話せる貴重な場にもなりました。

円形脱毛症に悩む方と接する機会がある方は、このようなセミナーがあることを知っておくといいでしょう。

【詳細情報】

特定非営利活動法人円形脱毛症の患者会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加