
本記事では、感染症対策につながる製品を展開する企業、詳細な体組成分析で健康管理を多方面からサポートする企業、レセプト業務の代行で事務負担の軽減に寄与する企業をご紹介します。
感染リスクの低減や質の高いケアの提供、事務作業の効率化を通じた職場環境の改善に関心がある看護師さんは、ぜひ各社の取り組みに目を通して詳細を確認してみてくださいね。
1927年に創業して以来、「鋳造の革命児」を志し、飽くなき技術革新に挑み続ける株式会社木村鋳造所。世界に誇る「フルモールド鋳造法」と最先端のITを融合させた「Iron Tactics(鉄の戦略)」で、自動車や産業機械などの素形材を製造しています。
3Dプリンターやリバースエンジニアリングなど新分野にも挑戦し、伝統と創造を共存させたものづくりで産業基盤の発展を支え、豊かな未来に貢献している企業です。
同社が強みの一つとして掲げる「キムラデザインワークス(KDW)」では、3Dデータを活用した発泡スチロールの立体造形に取り組んでいます。
イベントや舞台、展示ブースなどで使用する模型の製作を主力とする一方、より人々の生活に寄り添う製品として手掛けているのが「KPboxシリーズ」です。
同シリーズはパーテーションのほか、医療現場における飛沫感染対策に活用できる「PCR検査用簡易BOX」も展開しています。
同製品の特長は、なんと言っても発泡スチロールを採用していること。素材が軽量で持ち運びが容易なため、状況に合わせた動線の変更も無理なく行えるでしょう。
また、表面はアルコール消毒でき、常に清潔な状態を維持しなければならない医療現場のニーズにも即しているのがポイントです。

バリエーションは、座って検査できる基本的な「レギュラータイプ」、立って作業できる「スタンディングタイプ」、車椅子に対応した「ワイドタイプ」の3種類を用意しています。
さらに、レギュラータイプをベースに腕を通す穴の位置や全幅の調整といったオーダーメイドにも対応しており、それぞれの現場環境に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
そのほか、できる限り患者さんに近づけるように採取側の足元を広く設計したり、被験者側にはテーブル面を備えて使用するキットや機器を置けるようにしたりと細部まで工夫が施されています。
物理的に空間を隔てることで飛沫感染のリスクを低減し、現場に確かな安心感をもたらしてくれるのではないでしょうか。
同製品は、医療現場の安全性とスムーズな業務動線を両立させる、新たな解決策の一つとなるかもしれません。
体組成計や活動量計、クッキングスケールといった計測機器の製造・販売を主軸に、食や運動など幅広い事業で健康をサポートする株式会社タニタ。人生100年時代を見据え、世界の人々が健康習慣によって自らの可能性を広げ、幸せを感じられる社会を目指し、継続できる健康習慣の定着をサポートしている企業です。
患者さんの栄養状態やリハビリの進捗を正確に把握するには、筋肉量や体脂肪率をはじめとした体組成に着目することも大切でしょう。
そこで多角的な分析とスムーズなデータ活用を可能にしたのが、同社が開発したマルチ周波数体組成計 ポールタイプ「MC-780A-N」です。

同製品は、国内外の研究機関との連携による研究実績に基づいて開発した、独自のアルゴリズムを採用。5kHz・50kHz・250kHzの3つの周波数を用いた測定で、筋肉量や体脂肪率、推定骨量はもちろん、四肢骨格筋量、全身および四肢の筋肉量評価指数などを含め幅広く体組成分析が行えます。
年齢とともに変化する筋肉の量や体水分、個人差など、結果を左右しやすい要因の影響を軽減し、安定した精度の維持を追求しているのが特長です。
同製品は起動が約10秒、測定が約15秒とスピーディーで、業務をスマートに進められる設計。測定結果はSDカードに保存できます。また、データ管理アプリケーションソフト「Get In Shape-N NV-191」を活用すると最大10,000人分のデータをパソコンで一括管理でき、グラフを用いた経過説明も容易です。
さらに、クラウド版データ管理サービス「TANITA FIT」を導入すれば、医療従事者も患者さんも場所・時間・端末に縛られずに測定結果を閲覧できます。
本体にはキャスターが備わっているため、移動もスムーズです。
表示部は取り外しのほか、体格に合わせた位置変更にも対応し、現場の状況に最適な運用が実現します。

また、同製品単体での運用だけでなく、関連機器との連携も注目ポイントです。
運動機能分析装置「zaRitz」と組み合わせることで、「筋肉の質と量のバランス」や「体力得点」などを算出できます。
筋肉量だけでは見えにくい身体機能の可視化は、患者さん一人ひとりに合わせた具体的な目標設定やモチベーションの維持につながるでしょう。
分析精度と医療従事者の手間を最小限に抑える利便性を両立した同製品は、質の高い栄養管理やリハビリを実現する心強い味方となってくれるのではないでしょうか。
※2026年3月時点の情報です。

医療機関や介護事業者、一般企業が抱える経営課題を、金融とBPOの双方から解決へと導くアクリーティブ株式会社。診療報酬や売掛金の早期資金化といったファイナンスサービスに加え、経理・請求業務のアウトソーシングにより、経営の健全化と事務負担の軽減に寄与しています。
社名の語源に倣った「社会・お客様と共生し、共に成長する」という経営方針のもと、お客様と共に新たな価値を創造し、持続可能な社会の実現を力強く支えている企業です。
訪問看護におけるレセプト請求業務は医療保険と介護保険が混在するため専門知識が必要で、場合によっては返戻の可能性が伴います。
こうした請求業務の悩みを解消し、看護師が本来のケアに集中できる環境を整えられるのが、同社の「訪問看護向けレセプト請求代行サービス」です。
同サービスは、専門スタッフによるワンストップのサポート体制が特長。実績や加算の確認からレセプト作成、確定作業まで煩雑な工程をプロが代行します。
また、必要な業務だけの委託にも対応しており、利用者情報の入力や指示書の依頼、入金管理、計画書・報告書の郵送などをオプションとして選択することが可能です。
負担の大きい部分だけをプロの手に委ねることで、本来注力すべきケア業務に集中することができるでしょう。
事務作業の効率化は残業の抑制につながるだけでなく、事務員の退職やノウハウ不足といった人材の課題を解消し、属人化を防ぐ一助にもなります。
さらに、不測の事態でもレセプト業務を途絶えさせないBCP対策としても有用です。
機密性の高い情報を扱ううえでは、セキュリティ体制も見逃せません。
同社は主要拠点で情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格認証を取得。上場企業グループとして求められる高い基準に基づく運用体制は、信頼性の高さを裏付けるものです。
事務作業という目に見えにくい負担の整理はスタッフの心身のゆとりを生み、提供するサービスの質の向上にもつながるかもしれません。
現場の機動力を高め、事業所の安定した運営を支える一つの選択肢として、こうした専門的なサポートを検討してみるのも良いのではないでしょうか。
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