
手術室の記録は、独自の記録がほとんどではないでしょうか。見慣れないものも多いと思います。今回は、記録のポイントについて見ていきましょう。

術前訪問・術後訪問が行われた場合は、記録があるはずです。これには、術前訪問で得た手術中に予測されるリスクなどに対する対策やその結果などが記されています。
例えば、術前から腰痛がある方が手術ポジショニングによって腰痛が悪化してしまうリスクがあった場合、対策と対応までは手術中に記載できますが、結果については病棟でも引き続き経過観察が必要となる部分になります。
こういった内容は、術後に申し送りがあるかとは思いますが、術後訪問までの間に病棟で対応や処置が必要となることもあるので一読をお願いしています。

術中の看護記録は、外科医のオペ記事と麻酔科医の麻酔記録を簡単にピックアップして、時系列にまとめた内容になっています。
診断名や術式から手術内容と結果(ゲフリールなど)や手術時間や出血量がすぐわかるので、手術の様子が一目瞭然です。また、検体が摘出されるまでの流れ、保管方法、検体の所在が書かれているので、検体の取り扱いをお願いします。
その他、手術介助において「確認しました」という証で記録を残すことがあります。本人確認やアレルギー、褥瘡についてなどの患者さまの情報の確認や、手術で使用したガーゼや器械カウントの記録などがこれにあたります。
クリニカルパスや電子カルテが採用されている施設が多くなり、手術創部の絵を手書きで書き入れている記録は少なくなってしまったかもしれません。しかしながら、術中の看護記録や医師の手術記事や患者さまへの手術説明のための用紙に絵が書いてあることがあるかと思います。
実はこれ、見所です。医師の場合、絵の上手さや正確さが手術の腕と比例するのだとか。手術室看護師も同様かもしれませんね。ぜひ覗いてみてください。
Writer…suke
Illust…Mana.Ishiguro
Twitter:@mana__iu
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