看護師以外の友人と食事に行くと、自分だけ先に食べ終わって待っていることがありませんか?
休憩時間にしっかり休憩を取れず、呼び出されることも多い看護師にとって、食事を急いでしまうことは、ある意味職業病とも言えます。
しかし、早食いが体にとってよくないことは、食事指導などもされている看護師のみなさんは、本当はご存知のはずですよね。
今回は、看護師さんご自身の健康のために意識して欲しい、早食いの危険を再確認してみたいと思います。
よく噛まないままに胃腸へ送られる食物は、胃腸へ過度の負担をかけてしまいます。
これが原因で消化器系に何らかの症状が出てしまうことがあります。
食事をよく噛むという動作には、唾液の分泌を促進する働きがあります。
よく噛まずに食事を続けていると、唾液の分泌がされず、口内環境が悪化し、虫歯や口臭の元となってしまうのです。
またよく噛むことで脳が活性化し、集中力が高まるのですが、脳が刺激されないためにぼうっとしてしまうなんてことも…。
早食いの人は、よく噛まずに大きな食物を飲み込むようにしてしまうため、多くの空気を一緒に食べてしまいます。
不要に体内に取り込まれた空気は、ガスとともにおならとして排出されるため、おならが多い人になってしまうようです。
早食いは、満腹感を感じる前に多くの食事を体内に取り入れてしまうため、胃が広がってしまいます。
さらに早食いで血糖値が急激にあがってしまうことにより、インスリンを過剰に分泌。糖質をどんどん細胞へ供給してしまい、余った糖質は体脂肪になってしまうのです。
早食いには他にもさまざまな害があると言われています。例えば消化不良の影響で、代謝が悪くなり老化が進んでしまったり、胃腸が過剰に働くため疲れやすくなったりするのです。
ここまで見てきて、早食いをしているだけで、害ばかりだなと感じませんでしたか?
つまり裏を返せば、早食いを直すだけでいいことがいっぱい増えるということでもあるんです。
一般的に早食いを直すには、早食いの反対、つまりゆっくり食事を取ればいいわけですが、忙しい合間に食事を済ませたい看護師さんたちにとって、これはなかなかの難題ですよね。
癖づいてしまっているものを修正するのも難しいものです。
それでも、これだけの害があるとわかったのですから、自分に合う方法をみつけて、少しでも改善していきたいですよね。
ここからは、早食い改善の方法についてご紹介していきます。
いっぺんに食べきるために時間が足りないのなら、少量にして回数を増やすという方法があります。
もちろん細かく食べられるかは、職場の環境によると思いますが、職場でムリな場合は、プライベートタイムだけでも試してみてください。
食事は細かく分け、よく噛んで食べます。
この時、噛む回数を決めて食べると、癖づいている早食い改善に役立ちます。
これも早食いをおさえる目的のための方法ですが、職場では難しいかもしれません。プライベートの間だけでもかまいませんので、実践してみてくださいね。
小さなスプーンを利用することで一口を小さくし、早食いを防止します。
また効き手以外で食べることも、食事のペースを落とすようにする方法です。
早食いの癖を意識的におさえていけますよ。
早食いで良くないのは、消化に悪いものを一気に胃に送り込むことです。
ですので、まずは豆腐の味噌汁など温かく消化にいい物を胃に送り込み、胃の空腹感をある程度落ち着かせるという方法が大事です。
また消化しやすいバナナやリンゴといったフルーツ、柔らかくなるまで火を通した温野菜サラダなどを先に胃に入れておくのも良いかと思います。
これなら職場でも実践できそうですよね。
実は姿勢の悪さも、消化にとってあまりよくないことです。早食いを治したいところですが、なかなか難しい方には、姿勢だけでも気を付けてみるというところから入ってみてはいかがでしょうか。
胃腸への負担をできるだけ下げることで、早食いによる体への害の一部を軽減できます。
患者さんを待たせるわけにはいかない看護師だからこその職業病、早食い。
ですが看護師さんも人間です。
たかが食事とあなどらないでください。毎日のことだからこそ、直すことであなたの体は守られます。
自分の体のために、今より少しだけ食事をよく噛む意識を持ってみてくださいね。
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