
看護師としてスキルアップを目指している人の中には、最新の医療に触れられるICU勤務を目標にしている人もいるのではないでしょうか。しかし、集中治療の現場は、意欲的に学ぶ姿勢がなければ務まりません。そこで本記事では、集中治療に関わる医療従事者のために、学びの場を設けたり、有益な情報を提供したりしている法人を紹介します。
集中治療に関する臨床研究や教育の場を提供したり、専門性の高い情報が載っている機関誌『INTENSIVIST』を刊行したりしている特定非営利活動法人日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)は、2008年に設立された法人です。活動の軸となるセミナーの開催と機関誌の発刊は年に4回行われており、医師やコメディカルのスキルアップに貢献しています。

同法人が開催している「JSEPTICセミナー」は、『INTENSIVIST』で取り上げた重要なテーマにスポットを当て、その道のスペシャリストでもある著者による講演を実施。これまでに取り上げられたテーマは、インタラクティブな内容のものが多く、集中治療に関する情報収集と学びの場として重宝されています。
・ICUでの課題やリアルな取り組みについて知ることができました。
・論文と臨床を結びつけて講師が話をしてくれたので、理解しやすかったです。
・エビデンスだけでなく、エビデンスの裏側の解説も聞けたので、理解が深まりました。
特定非営利活動法人日本集中治療教育研究会には4つの部会があり、それぞれが独自の活動を行っています。
クリティカルケア看護のスタンダードを定めるべく邁進中です。また、新人看護師に向けた教材を作成したり、看護に役立つ論文の紹介なども行っています。年数回の部会主催セミナーを開催しています。
集中治療に関わる臨床工学技士のための教材を作成したり、同じ職種同士のネットワークの構築を行ったりして、多施設共同研究を計画しています。年数回の部会主催セミナーを開催しています。
薬理による世界標準レベルの集中治療の推進とリスクマネジメント、コスト削減などに注力するとともに、集中治療臨床薬剤師の育成にも尽力しています。年数回の部会主催セミナーを開催しています。
集中治療領域におけるリハビリテーションの発展に向けて、部会主催セミナーの企画と開催、研究論文の紹介などを行っています。
特定非営利活動法人日本集中治療教育研究会ではメーリングリストを活用して、意見交換をしたり、リクルート活動に役立てたりしているので、興味がある看護師さんは、登録を検討してみてはいかがでしょうか。
・メーリングリスト登録ページはこちら
集中治療の「今」と「未来」にフォーカスした機関誌『INTENSIVIST』は、毎号1つのテーマをピックアップし、医師や看護師、臨床工学技士などに向けて、集中治療についての情報を公開。各号のテーマは、内科・呼吸器科・麻酔科・循環器科など幅広く、医療従事者にとっては読み応えのある内容になっています。
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