訪問看護業務や家族の悩みに寄り添い問題解決に向け支援しているグループ

2021.8.26

目次

はじめに

今回紹介するのは、訪問看護ステーションの業務支援システムを提供している企業、トゥレット症候群の方を支援している法人、不妊に悩む方を支援している法人です。共通しているのは、問題を抱える方や悩んでいる方に寄り添った支援をしたいという想いです。

 
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株式会社アポロシステム

1984年に設立された株式会社アポロシステム。金融や医療、教育、流通、製造といった幅広い分野において、各種システムの開発や販売、運用、コンサルティングなどを行っています。顧客とともに発展することを目指し、地域密着型の柔軟なサービスを提供している企業です。

訪問看護ステーション向け業務支援システム『at home 看護 Mobile』

▲画像提供:株式会社アポロシステム

サービスの特徴

同社が提供している、訪問看護業務に特化したシステムです。計画書や報告書、訪問記録の作成、レセプト業務など、訪問看護の一連業務をパッケージ化することで、訪問看護現場における業務効率化に貢献しています。

同システムでは、利用者の個人情報だけでなく、家族構成や病歴、保険情報などの一元管理が可能。訪問看護計画や報告書を効率的に作成するための機能も充実しています。そのほか、スケジュール管理や請求処理、統計出力、ファイル・画像管理なども、同システムですべて行えます。

導入メリット

▲画像提供:株式会社アポロシステム

スマホやタブレットなどを活用すれば時間や場所を問わずに入力できるので、事業所に戻って作業する手間を省けます。
さまざまなデータから必要な情報をリンクできるため、集計や入力が容易です。書類作成に掛かる時間を大幅に短縮できる分、本来の看護業務に集中できます。

データをスタッフ全員で共有することで、連絡漏れや確認事項の重複などを防ぐことができ、利用者の安心感にもつながります。
データは専用サーバで厳重に管理されるため、機密情報の盗難・紛失のリスクがありません。

導入した事業所の声

ここでは、実際に同システムを利用した事業所の声をまとめてみました。

「さまざまな事業所での導入実績があるシステムなので信頼も厚かった。」

「定期メンテナンスを含むサポート体制が万全だった。」

「事業所に立ち寄ることなく外出先で訪問記録を確認・入力できるため、時間短縮につながっている。」

「実際に使ってみると使い勝手がよく、初期費用を含むコストもお手頃だった。」

「職員数や利用者数によらず定額料金なのがうれしい。」

「事務所に寄らず帰宅するケースが多いので、外出先からスマホで記録できるのは大いに助かる。」

「スマホからカルテ内容を閲覧できるのは、管理者の立場としてもありがたい。」

詳細情報

株式会社アポロシステム 『at home 看護 Mobile』

NPO法人日本トゥレット協会

日本トゥレット協会は、トゥレット症候群の当事者やその家族、支援者で構成されたNPO法人です。トゥレット症候群の当事者やその家族が暮らしやすい社会を目指し、各種活動を続けています。

同法人は、普及啓発活動として、会報・書籍・小冊子の発行や、啓発ビデオの製作、講演会・シンポジウムの開催、広報活動などを実施。そのほか、トゥレット症候群に関する研究協力や、会員相互交流につながるレクリエ-ション・交流会・懇親会なども行っています。

トゥレット症候群とは

トゥレット症候群とは、「チック」と呼ばれる、不規則で突発的な体の動きや発声などが複雑に現れる障害です。主に、小学校入学前後の小児期に発症することが多いといわれています。

トゥレット症候群では、咳や首振り、叫ぶといったチック症状が、突発的かつ無意識のうちに生じます。動きに予測がつかないため、わざとやっているのかと周囲にからかわれたり、精神的な疾患と誤解されたりすることもあり、つらい思いをしている方もいます。

そのため、トゥレット症候群の当事者が安心して過ごせるよう、障害に対する正しい理解を深めることや、環境を整えることが大事です。

交流会

同法人は、トゥレット症候群の当事者やその家族の交流および情報交換を目的とした交流会を、全国各地で開催しています。

2018年開催の『ミニセミナー・かながわの集い』では、トゥレット症候群の薬物療法を題材とした講演や質疑応答、会員交流などが行われました。

2020年に開催された『トゥレットの集いin千葉・松戸』では、「家族やパートナーと良好な関係を築くためには」をテーマに、恋愛や結婚、子育てに関する体験談や悩みなどを語る場が設けられました。

そのほか、チック・トゥレット症候群の子どもを持つ保護者の集いも実施されています。

交流会の中には、トゥレット症候群の当事者やその家族だけでなく、トゥレット症候群に関心がある方が参加できるものもあります。

ピア・サポート・ライン

チック・トゥレット症候群への理解あるピアサポーターによる相談電話サービスです。チック・トゥレット症候群の方やその家族からの、悩みや困りごとなどの相談に対応しています。対応するピアサポーターは、トゥレット症候群の子どもを持つ保護者です。

詳細情報

NPO法人日本トゥレット協会

NPO法人Fine

NPO法人Fine(ふぁいん)は、不妊体験者による不妊体験者のためのセルフサポートグループです。

「不妊」とは、健康なカップルが定期的に避妊せずセックスを続けていても、 1年間妊娠に至らない状態をいいます。日本で何らかの不妊治療・検査を受けたことがあるカップルは5.5組に1組と言われ、不妊に悩んだことがあるカップルは3組に1組と言われています。体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療(ART)によって子どもを授かる人も増えており、2018年度は、出生児の約16.1人に1人がARTによって誕生しました。それにもかかわらず、結婚していながら子どもがいない夫婦は、日本においてまだまだ周囲の理解を得られない現状があります。

そこでFineでは、不妊当事者が正しい情報に基づき自分で納得して選択した治療を安心して受けられる環境を整えること、また、不妊当事者が孤立することなく前向きに生きられる社会づくりを目指し、各種イベントや情報提供、カウンセリング、啓発活動や意識変革活動なども実施しています。

Fineのカウンセリング活動

Fineは、当事者が当事者の心のケアをする重要性に着目し、2005年から不妊や不育体験を持つ人がカウンセラーとなって、カウンセリング事業を展開しています。

「不妊」で努力を重ねてもなかなか子どもを授かることができない時、大きな苦しみや悲しみを伴うことがあります。当事者の精神的負担を軽減するには、心理的サポートも非常に重要です。

不妊ピア・カウンセラー養成講座

▲コロナ禍での養成講座/画像提供:NPO法人Fine

Fineは、当事者目線で不妊に悩む方をサポートする、不妊ピア・カウンセラー養成講座を2005年から毎年開講しています。心理カウンセリングの基礎を学ぶための基礎講座、不妊ピア・カウンセリングに関する知識を深めるための専門講座など、多彩なカリキュラムが用意されています。

受講対象者は不妊体験者が基本ですが、基礎講座などは不妊体験がない方も受講可能です。生殖心理カウンセリングの専門家から、カウンセリングの際に必要な心理学的知識や技術が学べるため、「不妊に悩む患者さんとの接し方がわからない」「当事者の気持ちをもっと理解したい」といった想いから、講座を受講する医療従事者もいます。

ライセンス取得コースを受講し、認定試験に合格した、不妊ピア・カウンセラーは、これまでに145名を超え、各地で活躍しています。Fineの通話相談やカウンセリングなどにも携わっています。

カウンセリング公開講座(イベント)

▲オンライン面接カウンセリング/画像提供:NPO法人Fine

不妊で悩んでいる方や、妊活・不妊に関心がある方を対象とした公開講座(イベント)です。生殖心理カウンセリングの専門家による講演や、不妊を経験した不妊ピア・カウンセラーの体験談などを聞くことができます。

過去には、妊活中の感情の伝え方や話を聞くコツ、疲れない妊活のヒントなどをテーマとした講演が実施されました。参加者からは、「人との付き合い方や、医師への自分の思いの伝え方など、とても分かりやすく、話を聞いて気持ちが楽になった」「夫婦で話し合うことが大事だと実感できた」といった声が寄せられています。

コロナ禍ではオンライン講座も開催されているので、妊活・不妊当事者と接する機会の多い医療従事者の方は参加してみてはいかがでしょうか。

詳細情報

NPO法人Fine
不妊ピア・カウンセリング

 
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