若年認知症の方やその家族が生きやすい社会づくりに尽力【特定非営利活動法人若年認知症サポートセンター】

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

はじめに

認知症というと高齢者に発症するものと思われがちですが、若くして発症するケースもあります。しかし、若年認知症の方が置かれている状況やどういったケアが必要なのかは、あまり知られていません。本記事で紹介するのは、若年認知症を支援している法人です。

 
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特定非営利活動法人若年認知症サポートセンター

若年認知症サポートセンターは2007年より、若年認知症の方やその家族をサポートしている特定非営利活動法人です。若年認知症ケアのスペシャリストを養成するための研修や、若年認知症者専用ミニデイサービスの運営、情報提供冊子の発行、講演会・フォーラムの開催、調査研究事業などを行っています。若年認知症になった方やその家族が安心して生活できる社会を実現するべく、支援の輪を広げています。また支援者同士の連携を図るために、全国若年認知症家族会や支援者組織の立ち上げと運営に関わってきました、全国若年認知症家族会・支援者連絡協議会は、この4月に一般社団法人となりました。

若年認知症とは

若年認知症とは、様々な疾患等により65歳未満で発症する認知症の総称です。一般的な認知症と同じく、物忘れや判断力の低下といった症状が現れます。若年性認知症を発症する平均年齢は、55歳前後と推測されています。

いわゆる「働き盛りの世代」であることが多いため、症状によって仕事を続けられなくなった場合、経済的に困窮してしまう可能性があります。経済的な負担だけでなく介護の問題なども発生するため、本人はもちろん家族の生活にも大きな影響を及ぼします。

若年認知症という名は徐々に世間に知られてきているものの、本人や家族への支援は十分ではありません。若年認知症の方やその家族の暮らしを守るには、地域や職場、医療・介護機関など、社会全体で支えていく必要があります。

若年認知症専門員認定研修

同法人が開催している、若年認知症ケアのスペシャリストを養成するための研修です。合計24時間におよぶプログラムに参加することで、若年認知症ケアに特化した知識やアセスメント、支援スキルなどが養えます。講義や事例検討演習、家族の体験談などを通し、実践的なアセスメント技法や継続的な支援方法、社会資源の活用を包括的に学べる点が特長です。

同研修は、各市区町村の相談窓口での設置が進む『若年性認知症支援コーディネーター』の先駆け的な存在です。これから若年認知症の支援に関わる人、今、目の前の現場で実際の支援に悩んでいる人の両方が参加しています。医療介護の専門職だけでなく、若年認知症の人と関わる機会がある人すべてに開かれています。そのほか、看護師や介護職員といった医療・介護従事者も多数研修に参加しています。

また、同法人は年に2回ほど、若年認知症に関する基礎研修も開催しています。基礎研修では、医療の基礎知識や社会資源の利用方法、周辺症状(認知症に伴う言動や心理症状)に対するケア、本人・家族の心理などが学べます。

▲画像提供:特定非営利活動法人若年認知症サポートセンター

若年認知症専門員の声

ここでは、実際に若年認知症専門員として活動している方の声を紹介します。

若年認知症支援事業に取り組んでいたAさんは、改めて若年認知症への学術的な学びを深めるべく、若年認知症専門員認定研修を受講しました。「研修では若年認知症に関する最新情報を獲得できた。また、参加者同士でディスカッションしたり、各地域における取り組みを知ったりできたので、大きな刺激になった。何よりも若年認知症のご本人の人柄や生き方への想いにいかにアプローチすべきかを学ぶことが出来た」と話ています。

若年認知症支援相談窓口で勤務しているBさんからは、「研修では、全国の参加者との出会いや学びの機会を得ることができた。実際に家族会や交流活動に参加した際は、先輩の専門員から、支援で心掛けていることや、本人・家族の気持ちに寄り添う大切さなどを教えてもらえた。」といった声が寄せられています。

「事例でまなぶ若年認知症」研修の開催

若年認知症について一通り勉強したものの、若年認知症の方の実際の暮らしぶりや、具体的な支援方法がイメージできないという方は多いようです。そのため同法人は、精神科医や看護学教授を講師に招き、若年認知症について学ぶための研修を企画しています。

研修は、2022年1月22日、3月12日、4月16日の計3回、Zoomにて開催されます。

第1回のテーマは『若年認知症にとって、「働く」とは』、第2回のテーマは『症状を丁寧に診る〜いわゆる「徘徊」をめぐって』、第3回のテーマは『今、あらためて「尊厳」を考える』です。

事例を通して学ぶことで、若年認知症の知識を、活きた知識として実践に落とし込むことができるでしょう。

詳細情報

特定非営利活動法人若年認知症サポートセンター

 
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