お悩み相談室

1,000人以上の看護師さんとお会いしてきたキャリアアドバイザー達が、あなたのお悩みにお応えします。

2013年12月10日

家族に反対されても看護師を続けたい

この前、母親にあれこれ心配され、
「大丈夫だよ」ときつい口調で言い返してしまいました。

悪かったなという思いもあり、
お土産を買って帰ったんですが、
感謝している気持ちの半分も言うことができませんでした。
親に素直になるって、ちょっと照れくさいんですよね。


今回、ご紹介するAさんは現在45歳。
12歳と16歳の2人の息子さんと
旦那さんと旦那さんのお義母さんの
5人暮らしの看護師さんでした。

今までAさんは家事と仕事を両立させるため、
週末だけ非常勤で看護の仕事をしてきました。

しかし、今までAさんが勤務していた病院が
系列病院と統合され、少し離れた場所に移転することになり、
Aさんは転職をすることに。

「せっかく転職するなら、下の息子もまもなく中学生になるし、
 週末だけではなく平日も勤務を増やしたい」
と思ったAさんでしたが、
家族は「歳だし、もう働かなくてもいいんじゃないの」、
「家のことがおろそかになるんじゃないの」など言われ、
誰も賛成してくれないというのです。

「家族が反対しても看護師を続けたいんです!」
と言うAさん。

Aさんはそうおっしゃいましたが、
せっかくご相談頂いたのですから、
Aさんのご希望条件を満たし、
なおかつ、ご家族にも納得して頂ける
そんな職場をご紹介したいと思いました。

Aさんのご希望は
週末と平日の日勤のみで、週3~4日でした。

Aさんとやりとりをする中で、
ご家族の話をさりげなく聞いてみると、
ご主人とお子さんは8時前に出て19時頃には帰宅し、
お義母さんはほとんどご自宅にいて、
週に2日だけ趣味の教室に通い、帰宅は18時頃という
だいたいの生活パターンがわかりました。

今までどおりの週末の1日と
プラスしてお義母さんがおでかけになる平日の2日で、
「家族が外出している時間帯のみ」の勤務なら、
長い労働時間ではないし、家のこともできるので、
ご家族も納得してくださるかもしれません。

さらにAさんの今までの経歴を詳しくお伺いしていくと、
Aさんが独身の頃、透析看護をしていたことがわかりました。
「穿刺は得意だったのよ」と嬉しそうに話すAさん。
自信とやりがいを感じられていたそうです。


そこでAさんのご自宅から車で15分のところにある
病院の中の透析センターの非常勤をご提案することにしました。

Aさんは「透析、忘れてないかな」などおっしゃっていましたが、
実際に見学に行き、働いていた頃を思い出されたようで、
「頑張ってみたい」と入職を決められました。

ご家族は賛成こそしませんでしたが、
Aさんのやる気に誰も止めることはなかったそうです。


後日、Aさんのご様子を伺いに行ってみると
Aさんはすでに感覚を取戻されていたようでした。

ご家族も、帰宅するとAさんがいるので、
Aさんが平日も仕事をされていることは
気にかけていないようです。

それどころか、もうすぐ中学生になる息子さんに
『お母さん、なんか前より元気になったね』
と嬉しそうに言われたとAさんが教えてくださいました。

もしかしたら息子さんは、
お仕事で疲れているお母さんが心配だから
反対をされていたのかもしれません。

家族だから当たり前のように思って感謝を言えなかったり、
本音を言えずに口調がきつくなってしまったり、
心配を素直に言えなかったりすることもありますよね。

でも、家族だからこそ、
家族の幸せは自分の幸せのように嬉しいもの。

Aさんがイキイキ仕事をして、毎日楽しく過ごしていれば、
もう家族の中に反対をする人はいないはずです。


看護師はさまざまな働き方ができる職種です。

今の生活にはどんな働き方があるのか、
一番いい方法をご提案していけるように
いろんな選択肢、可能性を
一緒に探していけたらいいなと思っています。

関連するキーワード

※相談事例は、個人が特定できない形で掲載しています

キャリアアドバイザーからのメッセージ

転職のサポート以外にも、看護師さんのお役に立てることがあるんじゃないか。
そんな思いで、この「お悩み相談集」をつくりました。

たくさんの看護師さんとお話しさせていただいてきた私たち。
キャリアアドバイザーの中には、これまで1,000人を超える看護師さんとお会いさせていただいた者もいます。

もしかしたら、あなたと同じようなお悩みを感じている看護師さんがいるかもしれません。

病院での人間関係、仕事と家庭との両立、患者さんとのコミュニケーションなど……。
迷ったり、悩んだりしたときは、ぜひお気軽にご連絡ください。

おすすめ情報

ページトップへ