新人のころ、点滴と輸液の準備をする先輩の姿に憧れましたよね。実際に自分が行ってみたら「難しい、ちょっと苦手」なんて感じたことはありませんか?
そう感じながらも、毎日の業務では欠かせない業務でもある点滴と輸液の準備と管理、安全に行えるようにしていきたいですね。
ここで、点滴と輸液の準備と管理につい一緒におさらいしてみましょう。
準備をする時に、自分が準備する薬剤が初めてのものは緊張しますよね。
この薬、どんな効果があるんだろうとかなど。そう考えることは常に大事なことだと思います。薬剤について、正しい知識を持つことが自信につながると思います。
患者さんや家族にもわかりやすく説明できることにもなります。でも、思いこみと慣れは事故の繋がることもあるので気をつけたいですね。
清潔操作は確実に行えていますか?自分の準備は、石鹸を用いて流水で手を洗いますよね。
準備する台やトレイを消毒用のクロスなどを用いて、清潔にしておくことも大切ですよ。
準備する薬剤によって、例えば抗癌剤などは取り扱いは看護師自信の身を守るために曝露予防策が大切になりますので、施設での取り決め個人防護具の確認をしておきたいですね。
苦手意識が高いと思われるのがアンプルカットです。
新人の頃には、手技は頭に入っていても力が変に入ってしまい上手に行えませんでした。そんな時に隣でアンプルカットをスムーズにこなす先輩をみて更に焦りました。
アンプルのくびれた部分の切れ目や、丸いマークを自分の方に向けてその部分をアルコール綿で消毒し、アンプルの先をそのアルコール綿の上からつまんで自分とは反対の方向に折ります。
その時に苦手意識や怖いと思う気持ちがさきにあると上手くできないこともあるので、安全に慎重に行うことが大切ですが、リラックスできるといいですね。
注射の『6R』を知っていますよね。事故防止と安全のためにも、もう一度確認してみましょう。『6R』というのは以下のことをいいます。
・「正しい患者さんか(Right Patient)」
・「正しい時間か(Right Time)」
・「正しい目的か(Right Purpose)」
・「正しい薬剤か(Right Drug)」
・「正しい量か(Right Dose)」
・「正しい方法か(Right Route)」
そして、こちらの確認も大切です。『3回の確認 』です。自分の行動を思い浮かべてみてくださいね。
・薬剤を保管場所から取り出すとき
・薬剤を注射器などにつめるとき
・薬剤を投与するとき
看護師の皆さんは、点滴と注射の準備の時に必ず毎回行っていますよね。そしてこれを1人で確認するのではなく、必ず看護師2人以上で確認するようにするようにします。
輸液ルートと刺入部がしっかり固定されていること、刺入部の痛みや腫れなどを確認し滴下が良好かをみます。
肢位によって滴下速度が変わることもあるので、そのようなことがないことも確認と観察することが大切になります。
IN/OUTのバランスが保たれているか観察して申し送り、また主治医への報告も大事ですね。
体内に入る量(INPUT)、体外に排出される量(OUTPUT)を確認します。過剰な量を輸液すると心臓や腎臓への負担を高めますし、逆に少なければ脱水症状を起こす原因にもなります。
抗癌剤の点滴治療や術後など、管理を十分に行うこともあるので意識して行きたいですね。
点滴の速度、滴下数などが苦手な看護師さんもいますよね。医師の指示を確認し、滴下時間と残量を訪室時に確認し、申し送るようにしましょう。
小児用と成人用の違いや、計算方法をしっかりと頭の中に入れておけるといいですね。
計算に自信がない場合は周囲に確認することで、安全に行えますね。急速投与が禁忌の薬剤についても日頃から勉強していきたいですね。
点滴や輸液の前中後の患者さんの観察は行えていますか?患者さんの状態についてのアセスメントも大切ですね。
薬剤の作用と副作用を知っていることで、十分な観察が行えます。普段の業務の中で、この患者さんになぜこの薬剤が投与されるのかも考えていけるといいですね。
「苦手だなぁ」「間違えたらどうしよう」など、苦手意識が先にたつことでうまく出来なくなることもあります。
頭の中に良いイメージを浮かべて、行動のシミュレーションをしてみるのもいいかもしれませんね。
また、他の看護師が忙しいそうに見えて声を掛けづらいと思うこと、以前と同じ内容の指示なのでと思い込むことは事故につながります。
看護師として少し慣れてきた時に事故が起こりやすいようですよ。
これからも安全に、点滴と輸液の準備と管理が行えるようにしていけるといいですね。
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