看護師として働いているうちに、「看護師とは違う道を歩みたい」と思った経験はありませんか。
でも、違う業種となると、やっぱりためらってしまいますよね。
看護師になるためにたくさん勉強して、やっと看護師になれたのに、違う業種への転職は本当にうまくいくのかと不安になるものです。
看護師から違う業種への転職は成功するのでしょうか。
まず始めに不安材料となるのが、他業種の経験がないこと、ですね。
看護師は特殊な専門職ですし、看護師になるために勉強をしてきた人は、他の業種の経験がなく、自分が本当に違う仕事をすることができるのか…と不安になってしまうのです。
せっかく看護師になったのだから資格を活かさずに仕事をするのはもったいない、という気もしますよね。
では、どうして自分が看護師以外の職種に転職したいと思ったのでしょうか。
看護師不足の今、1人の看護師にかかる負担は大きくなっています。
そのため、どうしても仕事はハードになりがちです。
ハードな仕事も若いうちはいいですが、年齢とともに辛くなりますし、ずっとそのハードな仕事を続けなくてはいけない…と思うと不安ですよね。
将来を考えて、他職種への転職を考える方もいるようです。
女性なら結婚や育児で生活環境が変わりますよね。結婚しても出産しても、看護師として働きたいと言っていた人も、実際にそうなると両立が難しく、退職する人も多いのです。
看護師は時間的にも体力的にも、両立がしにくい職業と感じ、育児をしながらでもできる仕事として、他職種を考える方もいるようです。
人生は一度しかないので、他にやってみたいことがあるという場合は、一度、看護師を辞めて、他職種に挑戦してみるのもいいかもしれません。
看護師資格は、看護師を辞めてもずっと持ち続けることができる資格。
思い切って踏み出してみて、自分の興味がある分野で自分の力を試してみようという方もいました。
一度は多職種へ転職された方で、再びナースに戻ったという方は、実は少なくはありません。
ナースに戻った時の雇用形態や勤務先の医療機関は違っていても、なんらかのカタチで再びナースとして働いているのです。
簡単ではない決意をして、一度は離れたナース。なぜ、多くの人がナースの仕事へと戻ってきたのか、その理由を伺ってみました。
「私は結婚と出産でナースを辞めて、その後、子どもを保育園にあずけて、サービス業でパートタイムで働いていました。でも、同じ時間働いても、ナースのパートとの時給の差は倍以上あり、日数をへらして、ナースのパートタイマーになりました。短時間で稼げるので、資格を持っていてよかったと思いました。短時間なので、育児にも問題ないです」
「私はどうしてもやってみたい仕事があり、思い切って他職種へ転職しました。オフィスビルへの勤務、ランチタイム、土日休み、オフィスカジュアルなど、色々楽しかったのですが、私の会社では女性の派遣社員だと、任せてもらえる仕事が限られたルーチンワークで、やりがいが見いだせなかったです。看護計画をたてたり、悩みながらも患者さんと向き合ったり、新人を育てたりするナースが、私には合っているようです」
「ナースに戻ったという実感は正直あまりないですが、一応、ナースとして高齢者施設に週1日出むき、仕事をしています。利用者の方の話し相手になったり、イベント毎に参加しているだけなので、ナースだけど医療行為がなく気楽な感じです。戻る前にやっていたイベント製作会社の手伝いも面白かったですが、その会社がなくなってしまったんですよね。ナースの仕事は資格があるので、辞めても見つけられるけど、製作会社とかは、なかなか経験の少ない私には転職が難しかったですね」
みなさん、さまざまな理由があってナースを離れ、そして、またナースに戻っているんですね。
戻れる場所がある、さまざまな働き方があるというのは、ナースの強みなのかもしれません。
もし、「多職種に転職してみたい!」と言う気持ちが沸き上がったなら、チャレンジしてみるのはいいことだと思います。
その先に今よりもっと自分に合う仕事が見つかるかもしれませんし、やっぱり自分はナースなんだと気づけるかもしれません。
ただ、転職は生活がまるごと変わる大きな出来事ですので、周囲の方にも相談しながら、自分の気持ちが納得いくように、より良い道を進んでいってくださいね。
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