ナースの悩みの一つといえば、一日の終わりに書く看護記録ではないでしょうか。
書き方がよくわからない、要点を絞りきれない、無駄に長くなってしまう…などなど、ナースなら誰もが一度は看護記録で悩んだ経験があるかと思います。
しかし、記録の付け方や実績以前に、先輩から指摘されるケースとして多いものが「字の汚さ」なんです。
他の人から見て何を書いてあるのか分からない看護記録は、基本的にダメ出しの対象とされてしまいます。
看護記録はその日一日の患者さんのコンディションや処置、治療などを正確に記載すべきもの。本人にしか読めない暗号のような文字は記録の意味がなく、できるだけ丁寧な文字で書くよう心掛けたいところです。
丸文字や独特なフォントのクセ字は、一度身についてしまうと直すのが大変です。最低限、以下のポイントに気を付けて書く習慣をつけて、少しずつクセ字を改善していきましょう。
1.字の間隔
一字ずつ、無駄な間隔を設けてしまっていないか、または間隔が極端に狭くなっていないかチェックします。
2.字のバランス
「こんにちは」と書いてみて、それぞれの文字の大きさに統一感があるかチェックします。
3.字の並び
「こんにちは」と書いて、字がだんだんズレてきていないか、一直線上に書けているかをチェックします。
4.字のデザイン
極端な角張りや丸みがないかをチェックします。
5.とめ・はねなど
漢字には、とめ、はね、はらいなど決まった書き方があります。それらを意識して書くようにします。
本人にしか読めないような独特な文字は「悪筆」と呼ばれますが、以下のポイントに注意していくことで改善することができます。
1.時間をかけて書く
つなげ字や筆記体のような字は、ほとんど力をかけずに書けますが、字の形が崩れる原因にもなります。一字ずつ時間をかけながら、適当に書かない習慣をつけます。
2.手本を意識する
文字の練習帳などを使い、美しい字の筆跡を追って書く練習をします。
3.枠や線から出ないように書く
一本の線を書いて、その線上に沿って書く練習をします。四角いマスのあるノートの中に文字を書き、そこからはみ出さないようにする方法も効果的です。
看護記録は重要な証拠書類として法廷に持ち込まれることもあるため、誰にでも読める文字で書くことが理想です。
また、同じチームや部署の仲間、上司とスムーズに業務を進めるうえでも非常に重要ですし、記載されている事柄が患者さんへの処置や命に関わることもあります。
チーム医療を円滑に進めるためにも、丁寧にわかりやすく記録を取る習慣を付けていきましょう。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載