看護の職場では、「年上の新人」や「年下の先輩」と関わる機会があるかもしれません。
もし、自分が「年上の新人」または「年下の先輩」とペア(プリセプティー・プリセプターの関係などになったり、指導を受けたり、教育をしたり)になった時、どのように接すればよいのでしょうか?
年齢による差と、その職場での経験の差などで、戸惑ってしまうことがあるかもしれませんよね。
今回は、そんな場面で押さえておきたいポイントをご紹介したいと思います。
新人といえど、自分よりも人生経験が豊富な「年上の新人」には敬意を払って接することが大切です。説明なども敬語で接する方が良いでしょう。近年は、サービス向上や職場の人間関係形成のために、どの年代のスタッフに対しても敬語で話すよう教育しているという施設も多くあります。
次に、専門的な知識や技術面では一つ一つ丁寧に説明、指導をすることが重要です。「経験者だから理解しているだろう」、「任せて大丈夫だろう」という思い込みは、すれ違いや衝突を起こす可能性があります。
どんな些細なことであっても、職場によって理解や方法が異なる場合があります。専門的な内容は、一緒に再確認していく必要があるのです。
ペアになったら事前に、「理解されていることもあると思いますが、すれ違いのないよう、この職場のやり方を含めて、すべて説明をさせて頂きます」とひとこと断りを入れておくと、相手のプライドを尊守しながら、共有ができるかと思います。
「年上の新人」に、自分では説明することが難しい内容があったり、対応できない場合は、主任など経験豊富なスタッフに相談する、または「年上の新人」が主任などに質問できるよう促すことで解決していきます。
一人で抱え込まずに、他のスタッフと協力しながら「年上の新人」をサポートしていくと良いのではないでしょうか。
たとえ年下であっても、「年下の先輩」は職場での専門的知識や経験があるため、相手を立てて接することをが大切です。反対に知識不足を指摘したり、否定的な態度で接してしまうと、信頼関係を築きにくくなってしまうので注意が必要です。
知識・技術、職場のルールや方法、考え方などは、郷に入れば郷に従えで、真似をして学びます。その中で、「おかしいのでは?」と感じる部分があれば、その根拠や理由を「質問してみる」と良いでしょう。職場固有の理由や考え方があるのかもしれません。
また、周囲のスタッフに、「年下の先輩」が知識不足だと感じた話などは絶対にしないようにしてください。
二人の間で解決できない場合は、主任などに相談し、信頼関係を壊さないように上手く対応してもらうのが良いかと思います。
もちろん、年下であっても先輩には敬語で接するようにしてくださいね。
「年上の新人」や「年下の先輩」とペアを組むことになっても、他の先輩や後輩とわけ隔てなく接することが大切です。
「年齢の差で躊躇してしまう」という部分は、年上の新人・年下の先輩側にとっても同じです。
そのことで、お互いに意識して壁を作ってしまうと、それぞれの利点を活かすことが難しくなってしまいます。
年上の新人・年下の先輩としてではなく、上記の配慮は押さえつつも、一人の新人・先輩として扱うのが理想です。相手を尊重しながら、良い距離感で仕事をしていけば、1年も経つ頃には、「○○さん」という一人の看護師として、職場の仲間という意識を共有できるようになるでしょう。
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