仕事で溜まった疲れやストレス、皆さんはどのような方法でリセットしていますか?平日に頑張って働いた分、休日は一日中寝て過ごすという方も多いのではないでしょうか。
睡眠は自律神経のバランスを整え、全身をリフレッシュさせる最高の疲労回復法です。しかし、せっかくの休日を寝て過ごすのもなんだかもったいない気がしますよね。
そこで本記事では、新たなリフレッシュ方法として注目されている「アクティブレスト」について紹介したいと思います。
アクティブレストを日本語にすると「積極的休息」となり、体を動かすことで逆に回復(休息)を図るという方法です。一見真逆にも思えるのですが、疲労を感じた時にのみ有効な方法として、マラソンランナーなどのアスリートにも実践されています。
アクティブレストは運動後のクールダウン(クーリングダウン)と同じで、体に溜まった老廃物を排出するのに有効とされています。基本的には、仕事で使った筋肉や酷使した部位と同じ場所を軽く動かすことで、血液循環を促していきます。
看護師は患者さんを持ち上げたり、一日中立ちっぱなしで脚に負担がかかっていますから、腰と脚を中心にストレッチや軽い運動、マッサージなどを行うと良いでしょう。運動ができないほど疲労が溜まっている場合は、入浴やヨガなど、運動以外の方法で体を温めてもOKです。
また、アクティブレストは体だけでなく、脳や心などへのアプローチにもなります。イライラしていたり、気持ちが落ち込んでいたりする時に趣味の活動を行うことや、五感を心地よく刺激するような行動を取ること、笑ったり泣いたり…といった感情への働きかけをすることなどは、心と脳にポジティブな効果を与えます。
しっかり寝たのに疲れが取れていない、10時間くらい寝たのにまだ体がだるい…。そんな時こそアクティブレストの出番です。アクティブレストを行うと、神経伝達物質が脳内に分泌され、ストレスが緩和されると言われています。
しっかりと睡眠を取ったうえで、無理のない範囲で体を動かしてみてください。血液の循環が良くなってくると、目がシャキっとしてきて、疲労やストレスが緩和されていきます。
上記ではアクティブレストの基本を紹介しましたが、ここからはアクティブレストのポイントを見ていきたいと思います。
アクティブレストのコツは、疲れている場所の血液循環を促すことです。書類の記入やパソコンを使った業務などのデスクワークを行うと、肩から腰にかけての筋肉が緊張するので、肩を回したり、腰を反らしたりして軽い運動を加えるとよいですよ。
一日中立ち仕事を続けた場合は、腰から下の筋肉が酷使されていますので、横になって脚を高く上げ、自転車こぎをするように交互に回したり、軽く揉み解す、ストレッチをして脚を伸ばすなどの運動を行うと良いでしょう。
アクティブレストには軽い運動がもっとも効果的と言われていますが、激しい運動を加えたり、ヘトヘトになるまで体を酷使したりする必要はありません。やればやるほど効果が出るということではなく、無理のない範囲での軽い運動という意味になります。
余裕があれば簡単なウォーキングやストレッチ、ヨガ、水泳などを20分以下の時間で行うのがベスト。「楽だなぁ」と感じる程度の運動でOKです。
いかがでしたか?「休日こそゆっくり眠っていたい」という意見も多いのですが、血液の循環を促し、回復を早めてくれるアクティブレストは、体力勝負の看護師さんにぴったりの休息方法です。
ぜひ無理のない範囲で、軽い運動やマッサージなどの活動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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