個人の健康づくりの支援や、医療現場の環境改善に真剣に向き合うグループ

ここでは、足の骨格調整法で足元の傾きを整え、健康な身体づくりに取り組む協会、血糖値や血圧等を記録できる自己管理アプリで健康増進を促す企業、手術室をデジタル化し手術環境の改善に注力する企業、病院の経営支援と医療ビッグデータを駆使したサービスで医療業界をサポートする企業を取り上げています。自身と患者さんの予防医療や院内の環境改善に興味がある看護師の方は、ぜひ目を通してみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

一般社団法人日本距骨調整協会

近年の研究において、足元のゆがみが全身に不調を起こす原因になっていることが判明してきています。

そんな中、一般社団法人日本距骨調整協会は足のゆがみを治す「距骨調整」という骨格調整法を確立し、足のトラブルや身体のバランスによって起きる不調に悩む人々に施術を行っています。

同協会は距骨調整の技術を多くの人に広めるため、地域で足の勉強会やセルフケア教室を開催したり、スポーツ業界のアスリートを支援したり、メディアを通じてプロモーションを行ったりとさまざまな活動に尽力しています。

リハビリテーション病棟や介護施設などで歩行機能の改善に携わる看護師にとって、距骨調整の知識はケアの質を上げるカギになるかもしれません。距骨調整の詳細と活動を調べて、現場に活かしてみてはいかがでしょう。

距骨調整とは

▲画像提供:一般社団法人日本距骨調整協会

距骨調整とは、くるぶしの内側に位置する筋肉の付着がない自由な骨「距骨」の傾きを治す骨格調整法のこと。距骨は身体のバランスを保つ軸の役割を担っており、足首の筋出力をコントロールする支点の役割も果たしています。

同協会は、そんな距骨の傾きを世界で初めて5種類のタイプに分類し、それぞれの傾きに合った骨格調整法を編み出しています。

距骨の傾きを整える距骨調整は、幅広い世代の人々が、歩行・運動機能を高めて、いつまでも健康で豊かに生きられる社会づくりに貢献しています。

「距骨インソール」

▲画像提供:一般社団法人日本距骨調整協会

靴を履き続けている現代人の多くが、足裏への刺激が少なく、足指が退化して指が上に浮いてしまう浮き指の状態になってしまっています。
浮き指の状態だと、踵と指の付け根だけを使った2点のみの歩行になり、この2点歩行が続くと、足がゆがみ、足のアーチ構造が崩れやすくなってしまうのだとか。
その結果、重心が偏り、左右の足でバランスが取れなくなるなどして歩行が厳しくなり、日常生活に多大な悪影響が及んでしまうといいます。

そこで同協会は、2点歩行の人々を救うために、足裏バランスを整え足のアーチ構造を正常に補正する「距骨インソール」を開発・製作しました。
同製品は、母趾球・小趾球・踵の3点を使い、足裏バランスを保った3点歩行を実現してくれる代物。3点歩行ができれば、重要な足指アーチ構造を保つことが可能です。

さらに、同協会はフルオーダーのインソール製作にも対応しています。片足をわずか15秒間で約3万点をプロットする3D計測器でスキャンし、そのスキャンデータを元に一人ひとりの足に合ったインソールを作って届けています。

院内を絶え間なく動き回る看護師こそ、同製品は必要なものといえるのではないでしょうか。外反母趾や巻き爪などの足トラブル、また姿勢の悪さが気になる方は、同協会の知恵と努力が詰まったインソールを手にしてみてはいかがでしょう。

詳細情報

一般社団法人日本距骨調整協会

 
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H2株式会社

H2株式会社は、血糖値・血圧・体重などの測定データの他、食事・運動・服薬などの生活記録も可能な健康サポートアプリを開発している企業。アプリは日本・台湾をはじめとした全世界で約80万人のユーザーがおり、大勢の人々の暮らしに密着し、健康を支えています。

また、同社は患者さんがアプリに記録した測定データを医療従事者が見ることができるサービスも展開しています。患者さんの健康を維持するためには、身体情報をこまめに可視化する必要があります。健康指導を行っている看護師は、ぜひアプリの内容をご確認ください。

創始者エド・テンさんの思い

同社の創始者のエド・テンさんの身内は糖尿病の家系であり、祖父母全員が糖尿病を患っていました。そんな祖父母は一人の祖母を除いて他界してしまったとのこと。存命した祖母は、日頃から血糖値の記録を取りながら食事に配慮し、医師と測定値を共有をしてきちんと治療を継続していたといいます。

エドさんは自己管理を徹底し、合併症を発症せずに健康を維持する祖母の姿を見て、ITを活用して人々が祖母のように自己管理を続けられるようにならないかと考えた結果、起業をしました。
起業後は、慢性疾患と上手く付き合い、長く健康でいられる人を一人でも増やしたいという思いを抱き、日々開発に力を入れています。

健康生活サポートアプリ「シンクヘルス」

▲画像提供:H2株式会社

「シンクヘルス」は、スマホ一つで体調データを記録して、簡単に自己管理ができる健康サポートアプリ。血糖値・血圧・体重に加え、食事・運動・服薬・気分を入力でき、心身の状態と日常生活を包括的に可視化することが可能です。

同サービスのポイントは、連携機能があること。親族や友人、医療従事者や他のユーザーにデータを共有したり、メッセージを送ったりすることができます。

「仲間」という機能もあり、日替わりでおすすめの患者仲間が表示されます。患者仲間のプロフィールの閲覧ができ、掲示板にコメントや質問を投稿することも可能なため、アプリのユーザーと気軽に繋がることができます。誰かと一緒に健康づくりに取り組む感覚は、大きなモチベーションになるでしょう。

それに加えて、入力したデータからアドバイスや教育コンテンツなどを自動送信してくれる「パートナー」機能があるのも魅力です。アプリを立ち上げて記録する度に、健康のための大切な知識を学ぶことができます。

「シンクヘルス・プラットフォーム」

「シンクヘルス・プラットフォーム」は、患者さんがシンクヘルスに入力した測定データをWeb上で閲覧できる、医療従事者向けのサービスです。

同サービスを使えば、医療従事者が患者さんの測定データをリアルタイムで追いながら、運動や食事などの日常の過ごし方を知ることができます。患者さんが来院していない間も現状を把握できるため、最善のタイミングで薬の調整をすることが可能です。

また、外来受診される方の測定データの最新状況を事前に知れることで、診療にかかる時間を短縮できるという点も魅力のポイントです。

さらに、同サービスには、医療従事者が患者さんに簡易的なメッセージを送れる「チャット」機能も搭載されています。チャットで気兼ねなくコミュニケーションを図れるのは、医療従事者にとっても患者さんにとっても大きなメリットになるでしょう。

詳細情報

H2株式会社

株式会社OPExPARK

世界中のどこでも最善の手術を享受できる世界を創ることをミッションに掲げている株式会社OPExPARK。同社は手術室業務をサポートするべく、IoT技術を駆使して手術室の医療機器をデジタル化し、情報を一元化する情報融合プラットフォームを提供しています。

それに加え、世界の手術格差を解消することを目的に、オンラインで手術ノウハウを学べる手術教育サービスも配信しています。

手術室業務は、チーム全体の迅速な判断力と対応力が求められる仕事です。リスクが高く、一刻を争う手術現場の環境を整えることは、一人でも多くの患者さんの命を救うことに直結します。実際に手術現場でオペナースとして活躍している方は、同社が開発した情報融合プラットフォームや手術教育サービスの詳細を調べてみてはいかがでしょう。手術室におけるリスク回避の糸口が見つかるかもしれません。

「OPeLiNK」

▲画像提供:株式会社OPExPARK

「OPeLiNK」は、手術室で使用される通信規格の異なる医療機器を時間同期し、記録・表示・配信することを可能にした情報融合プラットフォームです。

治療機器・診断画像装置などあらゆる手術室内の機器の情報を一つにまとめて管理できるシステムであり、医療従事者は全体の状況を総合的に把握しながら手術を進めることができます。加えて、既存の機器では表示されないトレンドグラフや、位置情報に他の機器情報を融合した情報などが表示される機能が付いており、術中の状況をよりスムーズに読み取れる点もメリットです。

さらに、一元管理されたデータベースにアクセスできるのも注目のポイント。院外の熟練医師と情報を共有したり、外部の最新情報を仕入れたりできる遠隔支援を実現しています。

「opeXpark」

「opeXpark」は、OPeLiNKに記録された膨大な情報を全世界に共有する手術情報配信サービスです。手術の判断・戦略といったノウハウや機器情報を学べるデジタル教科書であり、日本はもちろん世界各国で活躍する医療従事者をサポートしています。

opeXparkを活用すれば、デジタル化された手術室のノーカット動画を視聴することが可能です。動画では、執刀医の判断をコメントで確認できるだけでなく、視聴者が意見をコメント欄に書き込めるようになっています。病院も国境も超えて医療従事者同士が議論し、最新の手術情報や知恵を得られるこのシステムは、全世界の医療の質向上のために無くてはならないものだといえます。

その他、症例ごとに術前・術後のDICOM画像を閲覧できる機能や、見たい症例を執刀医名・経験年数などでキーワード検索できる機能も備えています。

同社はこのように、手術プロセスや手術データを細分化して可視化し、世界中の手術室業務を手厚くサポートしています。

詳細情報

株式会社OPExPARK

メディカル・データ・ビジョン株式会社

メディカル・データ・ビジョン株式会社は、医療機関に経営支援システムを提供し、医療・健康情報を集める「データネットワークサービス」を展開している企業です。

同時に、データネットワークサービスで集めた情報を活用した「データ利活用サービス」も展開しています。これは、医療機関から許諾・同意を得た上で集めた医療・健康情報を、製薬会社や研究機関等に分析データとして提供するサービスです。

同社は医療関連のシステム支援に力を入れており、病院経営支援システムや看護必要度分析アプリケーションなどの医療機関向けの製品・サービスを開発しています。また、医療略語アプリやオンライン診療プラットフォーム、PHRサービス「カルテコ」、医療費専用後払いサービスといった個人向けのサービスも開発しており、医療と関わりがある人をさまざまな視点でサポートしています。

医療略語アプリ「ポケットブレイン」

▲画像提供:メディカル・データ・ビジョン株式会社

カルテがサクサク読めることをコンセプトに開発された「ポケットブレイン」は、わからない医療略語を瞬時に調べることができる医療略語辞書アプリです。

業界最大規模の8500語以上の医療略語が収載されていることに加え、定期的に情報がアップデートされる成長型アプリであるため、いつでも気軽に利用することが可能です。

同サービスの魅力は、シンプルで簡単に使えるところ。見やすさを意識した表示設計がされており、迷わず直感的に操作できる仕様になっています。

例えば、医療略語の検索表示画面内では、診療科・カテゴリー・分野をワンタッチでカスタマイズできるようになっています。それだけでなく、ユーザーがよく検索する診療科・カテゴリー・分野をひと目で確認できる機能も備え、スムーズな操作環境を整えています。

「ポケットブレイン」を使うメリット

現在、各所の医療機関で医療略語の利用頻度が増加しており、「カルテが読みにくい」という問題が浮上しています。実際、同じ単語で複数の意味を指すものや、略語表記が不統一なものが存在しており、職種間での情報共有が難しくなっている現状があります。

医療略語の単語の種類と意味の数はとてつもない量であり、すべてを記憶の引き出しに頼ろうとするのは、相当難しいものです。特に人の脳は時間と共に記憶が曖昧になってしまうため、確実性にもブレが出てきます。

医療略語を間違った認識で捉えてしまうことは、医療事故を誘発するリスクの要因となります。そんな中、ポケットブレインを使えば、医療略語の意味のすれ違いという危険なリスクを減らすことが期待できます。

また、看護師が同サービスを使い、カルテの医療略語を読み取れるようになれば、医師とのコミュニケーションが円滑になり、業務をよりスムーズに進めることができます。さらに、医療事務職員が同サービスを使うことで、書類作成など医師の業務補助を円滑に進めやすくなります。

このように医師や看護師などの負担を軽減して効率的な診療を進められるのは、病院全体にとって大きなメリットになるでしょう。

医療の進歩は凄まじく、現場で使われている医療略語も日々変化していきます。そんな中、常に最新の医療略語の意味を確かめられる同サービスは、医師はもちろん看護師にとっても大変心強い存在だといえます。膨大で複雑な医療略語に苦戦している方は、ぜひ活用してみてはいかがでしょう?

詳細情報

メディカル・データ・ビジョン株式会社「ポケットブレイン」

 
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