今、世界では「日本食」が健康にいいと注目を浴びています。しかし、ご飯や魚などを中心とした和食をしっかり摂れている日本人は、減っているとも言われています。看護師のみなさんは、食事指導を行うこともあるので、食事に関する知識はすでにお持ちのことと思います。
しかし、特に夜勤のある看護師の場合は、生活リズムが崩れやすく、睡眠や食事が規則正しく取りづらいため、理想的な食生活を送ることは難しいかもしれません。
また、命を預かる医療の現場で神経を張り詰め、多くの人々接する看護師の仕事は、メンタル面での負担も多く、ストレスから暴飲暴食に走ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな頑張っている看護師のみなさんに注意して欲しい「食生活」について考えてみたいと思います。
ファストフードは自炊と比べてカロリーが高く、食物繊維やビタミンなどの栄養素を十分に摂りづらいものですよね。また油分や塩分を多量に摂取して肥満をもたらす可能性があると言われています。
しかし、「ファーストフードを好き」という方もいらっしゃるかと思います。好きなものを我慢しすぎてもストレスになりますので、ファーストスーフを食べる際は、野菜や果物などを組み合わせて栄養バランスに配慮しながら食べることをおすすめします。
また塩分の摂り過ぎは、その他の食事でバランスを取るようにしてください。
強いストレス状態の際は、自分の中でコントロールが効かなくなってしまうことがあります。中にはストレスを解消するために、何かをすぐに口にしたくなる方もいます。
こんなに食べてはいけないと感じるのですが、それがさらにストレスとなってしまうこともあるのです。
ストレスは「食べる」という行為以外で発散する方法を考えてみてください。
できれば身体を動かすことが、健康によいストレス発散方法ですが、仕事で疲れている場合は、無理をせずしっかり休息を取る方が必要かもしれません。
身体を休めるだけではなく、気持ちを休めることが重要です。自分だけの時間を持ったり、心を許せる相手と過ごしたりして、たまには「自分の心のリラックス」を優先させるような環境を作ってみてください。また休んでいる自分を許してあげることも大切です。
手軽につまめるお菓子は、食事よりも手軽に摂れるので、夜食に食べているという看護師さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、お菓子だけしか食べていないと、必要な栄養素が摂れず、糖分や塩分、油分は多く摂取してしまう可能性があります。
お菓子でも腹もちするかもしれませんが、健康にはあまり良くないことを念頭において、どうしても必要な時以外は、できるだけ普通の食事を摂るように心がけてみてください。
「食べることが好き」という方や、「しっかり食べなければ力が出ない」という方の中には、お弁当以外にコンビニなどでたくさん食材を買い込んできてしまう方がいらっしゃるかもしれません。。
確かにスタミナ切れを起こさないためにたくさん食べてエネルギーを得ることも必要ですが、消費カロリー以上に食べ物を食べてしまうと、肥満につながってしまいますよね。
食べ癖がついてしまって、食べないと落ち着かないというサイクルに陥っている可能性があります。
一定期間、食事量を制限することで、次第に食べる量が少なくても、満足できるようになります。今の食事量が多すぎる方は、一定期間だけつらいかもしれませんが、健康のために食事量を減らしてみてはいかがでしょうか。
とにかくたくさん食べてしまうという方の場合は、一日のカロリーの必要摂取量を自分の中で設定すると、食べ過ぎを抑えることができますよ。
夜勤が当たり前になっていると、自宅に帰っても寝る前に自然にお腹がすいて、食べなければ眠れない日が出てくるかもしれません。
しかし、寝る前の飲食は注意が必要。寝るだけでエネルギー消費はほとんどされませんので、食べた物を消化する時間が取れないのであれば、何も食べずにそのまま寝てしまうのが肥満を予防する方法になります。
また寝ている間に身体は体内の調子を整えているので、過剰な負担を与えないようにしてあげることが大切です。
食生活が悪いと、糖尿病や高血圧などの生活習慣病はもちろん、その予備軍として医師から指導を受けたり、薬の処方が必要になる場合がありますよね。
女性の場合、増えすぎた脂肪細胞や肥満にともなう高血糖状態が続くことでホルモンバランスを崩し、排卵障害を招くリスクが高くなると言われています。
女性ホルモンのバランスを整えたい方は大豆製品や豆乳などを摂取する習慣をつけると良いでしょう。また食事は油っぽいものや塩分、糖分を多く摂りすぎないように過食や偏った食事を避けるようにしてください。
また、食べものを口にした後、未消化分が多く満腹状態のままで寝ると、睡眠の質が悪くなって肥満の原因になります。
ただし、何も食べないで寝ると空腹感から十分な睡眠がとれなくなる可能性がありますので、食事量は腹6分目くらいに抑え、2、3時間後を目安に就寝すると良いでしょう。
患者さんに食事指導をしていても、つい早食いをしてしまっているという方は、改めて自分の咀嚼回数を意識してみてくださいね。
看護師は健康が第一ですから、自分の体と心を思いやりながら、できる範囲で健康的な食生活を心がけていきたいですね。
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