
プリセプター制度の特徴は、プリセプターがプリセプティを1対1で指導・教育することです。
もちろん、その他の先輩看護師も協力しながらプリセプティの成長を見守ります。
といっても、やはりプリセプターがマンツーマンでプリセプティの指導・教育にあたるわけですから、ペアの関係性に結果が左右されることがあります。プリセプターとプリセプティがより良い関係を築くために必要なポイントを3つご紹介します。
まずは、指導・教育にあたる自分自身について把握しておくことが必要です。自分の長所や短所、得意なことや陥りやすい傾向について客観的に理解しておくと、プリセプティとの関わりが効果的になっていきます。
次に、プリセプティの性格やコミュニケーション、学習スタイルなどを知ることも大切です。
コルブなどによる既存のモデルを活用して自分自身やプリセプティがどのようなタイプであるか、客観的に比較してみると適切な指導方法や関わり方が見えてくることがあります。
他のスタッフにはどのように映ってるのか意見を聞いてみることもよいでしょう。

近年では、メールやSNSなどを活用して連絡を取り合っているペアも多いのではないでしょうか。
新卒で知らない町に越してきたプリセプティたちにとっては、プリセプターの存在がとても心強いものです。
メールやSNSですぐに連絡が取れるので、翌日にわからない部分があったり、悩みを相談できたりして安心ですよね。しかし、メールやSNSは業務時間を超えて職場の人間関係を続けてしまうことにもなります。
プリセプターとしは、何でも聞いてあげたいという気持ちで対応してしまうこともありますが、プリセプティとの適切な距離を保ち、お互い息抜きができることも大切です。
マンツーマンであるプリセプター制度が導入されていても、職場のスタッフ全体で新人を教育していこうという考えがベースにあります。
3年目前後の看護師が、プリセプターになることが多いと思いますが、自分の業務をこなす中でプリセプターとして、新人指導の責任を背負い込みすぎてしまう看護師も少なくありません。
プリセプティとの教育・指導方法や関係性がわからなくなってしまったとき、迷ってしまったときは、2年目以上の看護師の教育・指導を担当するスタッフや、自分の元プリセプターや主任・師長などに相談しながら共に考えていくことが大切です。プリセプター制度は、職場の看護師全員が参加しながら取り組んでいきます。
プリセプティにとって、プリセプターは職場ではじめての先輩であり、業務内容や看護観ばかりではなく、社会人としてのマナーやリフレッシュ方法など1年間でたくさんのことを学びます。
プリセプターにとってもプリセプティはじめて指導・教育にあたる後輩となり、気が付けばいつも気にかけている特別な存在となります。
プリセプターがプリセプティの指導・教育をしながら多くのことを学びます。時には、挫折してしまいそうになることもあるかもしれませんが、それも成長過程の1つです。
職場の看護師全体のバックアップを受けながら、プリセプターとプリセプティお互いが看護師として成長できる関わり合いを持つことと、そこに生まれる信頼関係は成長に重要な要素です。
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