
先輩看護師として、新人看護師を担当してきて何を思うのでしょう。きっと新人看護師の姿に過去の自分を重ね合わせて、涙あり笑いありの1年間だったのではないでしょうか。
新年度が始まりましたが、プリセプターデビューした方にはぜひこの記事を読んでほしいと思います。自分の新人時代を振り返りながら、新たな1年間も頑張ってくださいね。
最初はプリセプターとして不安でいっぱいだったと思います。メモも取らずに話を聞く新人看護師の態度や初歩的なミスから「それで本当に大丈夫なの?」と何度も頭を悩ませたことでしょう。しかし、誰しも成長するものです。1年経ったころには笑い話ではないでしょうか。
「新人くん、何度説明しても、ちゃんと話を聞いているのかわからない!それに、何にでもうん!(なぜかタメ語)としか言わないの。この先どうしたらいいの?!」とカンファレンスで涙を流していたプリセプターのプリセプティーが今では大活躍。立派なナースに成長したことは忘れられません。

新人看護師の指導にあたると、自分自身を見つめ直す良いきっかけになります。指導中は気が付かなくても、後々思い返してみると、「自分も同じような失敗をしたな」とか「自分もすごく緊張してたよな」とか思い出しますよね。指導しながら自身も初心に返ることができたのではないでしょうか。
何年経っても新人看護師のころの気持ちを忘れないようにしたいですね。新人の気持ちに寄り添うことができるのは、私たちが新人を経験したことがあるからなのです。

新人看護師の指導にあたり、新人から意見やメッセージを受け取ることがあると思います。例えば、新人から「〇〇しなくても良いんですか?」と聞かれた内容はどうでしたか。
これは、現場に矛盾がある際に聞かれることがあります。本来は〇〇すべきところを何らかの都合上できていない場合や、やり方が古い(最新のエビデンスから外れている)などの場面です。
また、新人が仕事をなかなか覚えられない、何人もミスを繰り返すなどの場合は、適切なマニュアルが整備されていなかったり、手順に不都合があるというメッセージなのかもしれせん。
新人看護師の反応は、組織の体制やマニュアル、手順、指導方法を見直すきっかけになります。
何もわからないだろうと思っていた新人看護師から私たちが学ぶことは意外とたくさんあることに気付かされたのではないでしょうか。新人看護師が入ってくるということは、新しい風と彼らが大学などで学んできた最新の知識が現場に入ってくるということなのです。
Writer…suke
Illust…Mana.Ishiguro
Twitter:@mana__iu
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