
看護師の仕事は、怪我や病気など、心身になんらかの問題を抱えている患者さんを看護するので、体力的にも精神的も大変なことのある仕事ですよね。それでも24時間必要とされる看護の仕事を笑顔で頑張られているみなさんには、本当に頭がさがります。
しかし、そんな大変な仕事をしていながら、セクハラやパワハラなど、様々な「ハラスメント」を受けていたとしたら・・・患者さんの病気を治すお手伝いをしながらも、自身が病気になってしまうという可能性もありますよね。
そんな時に利用していただきたい働く人のメンタルヘルスを支えてくれる、心強い機関もたくさん存在しています。
その中の1つが「こころの耳」。では、「こころの耳」とは一体どのようなものなのでしょうか?

仕事をしていると人間関係で悩むことは、多少なりとも避けられないことだと思います。良い悪いという単純なことではなく、上司とそりが合わない、先輩からの注意がきつく感じる、というようなことはどこの職場でも起こるものです。
ですが、それが「ハラスメント」にまで発展してしまうと、自分の人格を否定されたと感じることもあり、最悪のケースでは自殺を考えてしまったという方もいます。
看護師に限らず、どこの職場でも起こり得ることではありますが、最近ではそういったハラスメントに対するサポートを受けられる場も、以前より充実しています。もし、今、職場でのハラスメントで悩んでいる看護師さんがいたら、「こころの耳」を一度見ていただきたいと思います。

こころの耳というのは、厚生労働省が一般社団法人日本産業カウンセラー協会に委託して始めたポータルサイトの名称です。
その名の通り、「心の声に耳を貸してくれる」サービスで、主に仕事をする上でのメンタルヘルスの改善や自殺予防対策の活動を行っています。
職場でハラスメントを受けていたとしても、「どこに相談していいのかわからない」と方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は「こころの耳」にアクセスしてくださいね。
「こころの耳」では誰にも言えない悩みを相談することもできますし、様々な救済制度を知ることもできます。また、自分がどれほどメンタルヘルスに支障をきたしているのかをチェックすることや、ケアの方法を知ることもできます。

「こころの耳」でできることを詳しく見ていきたいと思います。まずは誰にも打ち明けられず悩んでいる方には、「相談」をしてみることをお勧めします。
悩みはひとりで抱え込んでいると、とても辛いものですよね。誰かに話してみるだけでも、頭の中が整理され、心がわずかでも軽くなるということがあります。また客観的な第3者の意見で、解決策が見つかることもあります。
「こころの耳」ではメールや電話、実際の窓口など、様々な形で相談できる方法が用意されています。一人で抱え込んでしまっている方は、まずは「相談」をしてみるところから始めてみてください。

メンタルヘルスに支障をきたしてしまったという看護師にとって、一番必要なものは休養です。「こころの耳」では仕事を休養している間の救済制度やメンタルヘルスの対策についても詳しく伝えていますよ。
また、精神疾患を患ってしまった場合の労災は使用したり、傷病手当を受けることもできますので、チェックしてみてくださいね。
業務によって体調を崩したときには休職、退職を考えてしまいますが、休職や退職をするにあたって知っておきたい知識についても詳しく掲載されています。
また、休職をした後の職場復帰についての知識も得ることができますので、もし、仕事を続けるのが難しいと感じたら、まずは目を通してみることをお勧めします。
「こころの耳」は、働く看護師の味方です。仕事上で発生した悩みの相談や、プライベートでも仕事との両立が難しいなどの内容でも大丈夫です。また休職や退職をする際の知識についても詳しく紹介されています。
「こころの耳」は情報量が多く、様々なメンタルヘルスに関する事項についても確認することができます。
もし、今あなたがなんらかの「ハラスメント」で悩んでいるのであれば、是非「こころの耳」をご覧になってくださいね。
働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト~こころの耳~(厚生労働省)
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