医療現場は日々進化していて、最近ではカルテは電子カルテという病院が本当に増えましたよね。紙カルテを使っている病院もありますが、電子カルテは情報の整理が楽で、データ化することによって、カルテの充実や共有を目指せると言われています。
しかし一方で、電子カルテだからこそ起こってしまった失敗や勘違いなどがあるようです。
今回は、ナースの「電子カルテあるある」をご紹介します。
電子カルテなので文字の入力はキーボード操作。キーボードはいつも使う言葉を学習して、予測変換してくれる機能があり、手で書くよりも速く入力できる便利な機能がついていますよね。しかし、予測変換の“触り間違え”による誤字・脱字が起こってしまうことも…。
特に医療現場で使われる用語は難しいもの。漢字が出てこなっかたり、似ている漢字と間違えたり‥変換ミスが起こってしまうのです。
読んだ他の看護師に「これってなんて読むの?」り聞かれて慌てて修正…そんなことが電子カルテには時々あるようです。医療用語って似ている漢字が多いんですよね。
しかし、重要な情報なのでとにかく間違えたくないですね。
電子カルテは個人情報など重要なことがたくさん記録されています。だから閲覧できる人を限定するためにパスワードが設定されていますよね。
しかし、現代においてパスワードが必要なシーンは驚くほどたくさんあり、自分個人のパスワードだけでも覚えるのが大変。さらに仕事で使う他のパスワードもあることでしょう。
そんな具合なので、いざ電子カルテを見ようとした時、「あれ? パスワードはなんだっけ?」とすぐに思い出せないというナースもいらっしゃるのではないでしょうか?
特に電子カルテは複雑で覚えにくいパスワードにしてあることが多いですよね。そうすることで簡単にパスワードで開けられて閲覧されるのを防ぐといった目的があるのですが、使用するナースとしては複雑なパスワードにされてしまうと、覚えていられなくて困ってしまうことも…。
結局、パスワードを思い出せず、開けない…他のナースにヘルプしてもらう、なんてことになってしまうこともあるようです。
「システムの使い方を覚えた!」と思ったら、システムの変更アップデートでまた覚え直し…なんてこと、よくありませんか?
電子カルテは使いやすいようによくアップデートされていくのですが、変更されるたびに使いづらいという、本末転倒な事態になることも。
アップデートは年に数回やってくるので、そのアップデートのたびに覚え直すというのは、なんとも面倒な作業。普段の業務でも覚えることややることが多いナースにとっては、とても大変ですが、システム向上のためにやるしかないんですよね。
電子カルテはデータ化されてパソコンの中に入っています。そのため停電をすると電子カルテが見れなくなる!? といった問題が発生します。
そんなときは紙のほうが便利かもと思ってしまうことも。
メンテナンスなどで、あらかじめ停電することがわかっている場合はいいのですが、突然の停電だととても困ります。
特に外来の時間などに発生する停電は大変。患者さんの情報も引き出せないので、問診で詳しくお聞きしたり、伺った情報は手書きで残し、あとでまとめて入力…なんていうことも。
中にはバックアップのために、電子カルテと同時に紙カルテを作成している病院もあるとか。移行する一定期間だけならそれも良いのですが、ずっと両方が続いているとなると、電子カルテ導入の意味がないような…と思ってしまいますね。でも、職場のルールなのでどちらもやるしかないんですよね。
また電子カルテに慣れた頃に、「過去のカルテ出してきて」と言われ、久しぶりの紙カルテの文字が読みづらくて戸惑うなんてこともあるようです。
電子機器は慣れていない人にとっては、電子カルテをたくさん見ると目が疲れてしまうことも。パソコンやスマートフォンを使いすぎると目が疲れるように、電子カルテも見すぎると疲れることもありますよね。
幼い頃から電子機器に囲まれて育ってきた若いナースは比較的強いようですが、電子機器があまり得意ではないナースにとっては大変という声も。
普段は新人を指導する先輩ナースが、電子カルテの操作時だけは、立場が逆転!?…なんてこともあるみたいです。
ナースの仕事を軽減し、効率よく情報をまとめて共有できる電子カルテ。良い面がたくさんある一方で、慣れるまでは失敗してしまうことも。
くすっと笑って済む程度ならまだいいのですが、電子カルテは患者さんの大事な情報なので、早く医療業界の常識として定着し、問題がなくなるといいですね。
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