恋愛
2017.3.22
ナースは恋愛に発展するような出会いが少ないと言う声をよく耳にしますが、日々、仕事を頑張るナースは休日に、眠ていたら終わってしまったり、日頃できない用事に追われていたらもう夜になっていたりと、恋活できる時間がないというナースも少なくないようです。
今回は、職場内での同僚以外の恋愛事情について、ナースのみなさんのご意見を伺いました。
ナースがもっとも接することの多いのは患者さんですね。患者さんは、身体的にも精神的にも弱っている時に、献身的に看護をしてくれるナースのことを好きになることが多いようです。しかし、ナースにとっては仕事のため、なかなか恋愛対象として見る方はほとんどいないというご意見でした。
科目によっては、来院や入院される方に、ご高齢の患者さんが多いということも、患者さんとの恋愛が少ない理由のひとつだそうです。
入院している患者さんのご家族の場合はどうでしょうか。
患者さんの息子さんであったり、ご兄弟、親戚の方、お友達まで含めるとさまざまな方が病院にはいらっしゃいます。
そんなお見舞いに来る方にとっても、ナースのテキパキと仕事をする姿や、大事な家族や友人の看護をするナースの姿は、「人としてステキだ」と感じられる方が多いようです。
とくにご家族の方とは、患者さんの情報を得るためにも、患者さんの症状を説明するためにも、話をする機会があります。
しかし、この場合もナースにとってはやはり仕事ですので、なかなか恋愛対象として見ることは少ないようです。
昔に比べると減ったようですが、入院されている患者さんから、結婚話を持ちかけられるナースもいるようです。
入院中にナースの仕事をぶりを見ていた患者さんが、そのナースを信頼して、ぜひ自分の身内や周囲で婚活中の人とお見合いしてみてはどうか、と話をもちかけるのです。
担当してくれたナースに、自分の息子とぜひ結婚してくれないかと言う患者さんのいたそうですよ。
これもやはり、ナースとしての働きぶりに感心されてのことなんですね。
医療の現場は真剣勝負。つねに気を張り、仕事に集中されているので、恋愛をしている場合ではないという方がほとんどでしょう。
でも、ナースという仕事にひたむきに取り組んでいる姿が、人々に感銘を与え、ステキだと思わせているのは事実。
もし、患者さんやその周りの方から好意を寄せられた場合、仕事以外の場所でそれについて少し考えてみてもいいのかもしれませんね。
実際、お話をうかがったナースの中に、患者さんの親戚の方と結婚したというナースの方もいました。患者さんの退院後に、その親戚の方だけが病院にみえて手紙を渡され、その後、おつきあいに発展したそうです。おつきあいしてみてから、プライベートとのギャップに驚かれたそうですが、無事、結婚まで至り、結婚式にはその患者さんにスピーチを願いしたそうですよ。出会いはナース服で頑張って働く姿でしたが、それだけでなく普段の姿も含めて好きになってもらえたんですね。
患者さんのご家族や知り合いと、実際にお付き合いをしたり結婚する人は結構いるそうです。仕事中は、看護に集中しているものですが、そんなナースの姿は、おおくのひとを惹き付けるようです。
人と人の出会いは縁ですので、絶対これはダメということはありません。仕事に支障をきたさないことが大前提ですが、患者さんのご家族との出会いも、ひとつの縁なのかもしれませんね。
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