日本では結婚した3組に1組が離婚していると言われる現代となりました。離婚は残念なことですが、それでも頑張っているシングルマザーや、再び新しい出会いのある方も増えましたよね。看護師の職場でも、離婚経験者やシングルマザーの方に会うことがあるのではないでしょうか。
離婚は男女の問題なので、その理由は一概に言えませんが、離婚経験者やシングルマザーの看護師に聞いた離婚の原因には、どこか共通する部分があるようです。
今回は、そんなみなさんの声を参考に、看護師の離婚について考えてみたいと思います。
もちろんそれぞれの夫婦の間で問題は違いますし、原因もひとつではありませんが、共通する看護師の離婚理由に、「夫婦の生活リズムが違う」という点が、多く聞かれました。
夫が土日休みであっても、妻には交代勤務や夜勤などがあったり、勉強会や研修などが入ることもあるため、休みが休みでなかったり、土日には休めないこともあるのです。
また夫が出勤するときに妻がいなかったり、妻が帰ったら夫が寝ていたりと、なかなか顔を会せて話をする時間がとれないという話も聞かれました。
食事をともにできないことも多く、「結婚したのに一緒にいられない」という寂しさを新婚のときから感じる人も少なくありません。
また夫婦や家族で相談したい問題も、こうした時間のすれ違いにより相談することができず、そんな積み重ねが離婚の原因になってしまった…というケースも少なくないようです。
看護師はやりがいのある仕事です。医療技術は日々進歩しており、各種研修会なども活発に行われています。看護師は勉強家で患者さん思いな方が多いので、プライベートな時間にも勉強をしている方も多くいます。
このため、勤務の日は仕方ないけれど、プライベートの時間も仕事に奪われてしまうのは耐えられないと感じるパートナーが多くいるようです。
また休日でも仕事のことが頭から離れない看護師も多く、責任感も強いため、プライベートでも仕事を意識した話をしてしまうことも。
休日を夫婦の時間として過ごしたいパートナーにとっては、ふたりのときくらい仕事を忘れて欲しいと思うこともあるようです。
さらにトラブルなどがあった際、病院が心配でかけつけてしまい、家族を置いていってしまったことが原因で、離婚に至る方も少なくないようです。
看護師は夜勤手当などが大きく、普通の事務職などに比べて収入が高い傾向にあります。
夫婦というのはお互いを許しあい、甘えあっている部分があるからこそ、相手に許せない部分がでてきたり、自分に余裕がないときに我慢せずに感情を吐き出してしまうなどして、喧嘩が起こるものです。
しかし、たいていの夫婦は、こうした問題を越えて続いていくことができるのですが、時には「もうひとりでいるほうが楽!」と頭に来て冷静さを失ってしまうこともありますよね。そんな時、ひとりでも生活している生活力もあるので、勢いで離婚を選んでしまったという方もいるようです。
我慢をしながらも夫婦を続けていくことがよいのか、我慢せずに離婚してひとりで生きていく方がよいのかは、一概に言えるものではないですが、決心がしやすいという意味では、これも離婚の要因のひとつと言えるのではないでしょうか。
こうして看護師に多く聞かれる離婚の理由をみてきましたが、そうかもしれないと思われることはあったでしょうか。
一番良いことは、「一生一緒にいよう」と決めたパートナーと、仲良く理解し合った状態で夫婦を続けていくことですよね。
このために、看護師ができることとはなんでしょうか?
ひとつは、結婚前と結婚後の働き方を変えるという方法があります。パートナーとの時間を取れるシフトにしたり、勉強会や研修で休日が潰れない環境に身を置くこともひとつかもしれません。
看護師を続けながら結婚生活を送っていくのはなかなか大変なことですし、子供を授かった場合のことも考え、結婚を機に、看護師としての働き方を見直すのは大切なことではないでしょうか。
今の職場でそれが叶わないなら、思い切って職場を変えてみるのも一つの選択肢です。
他には、お互いの考えていることを伝え合う手段を見つけるということですね。
夫婦がすれ違い生活の場合は、チャットや置き手紙でもいいですし、月に1度でもいいので、話し合う時間を確保することです。
そして、お互いがどんなことを考え、普段、どんなことを感じて生活しているのかを、互いに伝え、共有し合うことです。
夫婦だからこそ、「わかって欲しい」と甘えるのではなく、しっかりと互いの気持ちを口にして話す、髪に書き出すなどの努力をすることも、夫婦を守っていく上でとても大切なことだと思います。
せっかく出会えたパートナー。ふたりでいることがどうしてもマイナスになってしまう場合は、離婚という選択肢もありだと思いますが、できることならパートナーが互いに理解しあって、支え合って生活していけるのが理想ですよね。
看護師が離婚に至ってしまう理由には傾向があるようなので、そのあたりを夫婦で話し合い、ふたりならではの解決作を見つけていけるといいですね!
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