准看護師養成所卒業時の試験の難易度はどのくらい?

2017.5.8

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准看護師になるための准看護師養成所は全国にありますが、養成所を卒業するだけで准看護師の資格を取ることはできません。准看護師養成所を卒業するときに試験を受けて、その試験に合格をすると准看護師資格が取得でき、准看護師として働くことができます。

卒業時の試験に合格しないことには准看護師になれないので、試験に合格できるかどうかは心配ですよね。実際に試験の合格率や難易度はどれぐらいなのか、ご紹介していきます。

准看護師って?

准看護師は、病院や診療所などで准看護師として働くことができます。正看護師との違いは、国家試験に合格しているのが正看護師、都道府県知事試験に合格しているのが准看護師となっており、別の試験を受けて別の資格となっています。

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准看護師養成所って?

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准看護師養成所というのは、全国にあり、中学卒業後に入学することができます。准看護師養成学校を卒業するか、もしくは高等学校の衛生看護科を卒業するかなのですが、高等学校は3年、定時制の場合は4年が卒業までかかります。准看護師養成所の方が2年で卒業できるため、資格を取得できれば早く社会に出て准看護師として働くことができます。

社会人でも通える、准看護師養成所

中学卒業後すぐじゃないと入学できない、というわけではありません。社会人でも入学ができるので、一度違う仕事を始めたけれど、やっぱり看護師になりたい、という人が通う場所でもあります。またその場合は医療機関で働きながら養成所へ通うこともできます。

准看護師養成所に入学する際の試験についても少し不安になるでしょうが、必要なのは中学卒業程度の学力となります。国語と数学、小論文、面接という試験を行う養成所が多いです。ただし養成所によって異なってくるので、受験したい養成所がどのような試験を行っているかは事前に調べておく必要があります。

中学卒業程度なら大丈夫なのでは?と思うかもしれませんが、中学を卒業してから長く時間が経っているので、忘れている勉強をもう一度思い出す必要があり、社会人の方が入学試験前にちゃんと学んでおかないといけないことが多くなると思います。

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准看護師資格試験の難易度、合格率について

准看護師養成所で学ぶ期間は2年となりますが、その間に学んだことを准看護師として生かして働くためには、試験に合格しなくてはいけません。2年間の勉強の成果を活かす最初の大事な時が、准看護師資格試験です。この試験を通過しないと資格を取得できないのです。

年に1回行われる試験なのですが、合格基準は都道府県によって異なります。試験そのものが都道府県知事試験なので、地域によって差が出てしまうのです。しかし、それでは合格しやすい地方に行って受けたほうがいいと思ってしまう可能性があるため、同じ地方では平等性の維持のため、合格基準は統一しています。そのため、それほど差があるわけではありません。

次に難易度ですが、准看護師資格試験はそれほど簡単な試験ではありません。正看護師になるための国家試験と比べると楽などといいますが、学んでいることをしっかりと復習して理解しなければ合格は難しいです。

平成27年度の確率は全体で98.9%となっています。高い確率で合格することができますが、それでもしっかり勉強をしておく必要があります。

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まとめ

准看護師は、人の命を預かる仕事です。そのため、コツコツ学んでしっかりと資格を取得して、始めて准看護師として働きだすことができます。まずは准看護師養成所でしっかりと学んで、試験の合格を目指して頑張らなくてはいけません。准看護師から正看護師も目指すことができるので、まずは看護師への一歩として准看護師として働けるように資格を取得したいですね。

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