
採用した看護師がすぐにやめて困っていませんか。看護師の入れ替わりが激しいと、看護師不足になり病棟全体の看護力も低下してしまいます。そこで採用した看護師に長く勤めてもらうための対策をご紹介したいと思います。

どの病棟にも業務手順を示した業務マニュアルがありますね。業務マニュアルは、看護の質を一定に保ち医療の安全を守るためにも必要になります。マニュアルがあってもいつも手順通りに仕事がすすむわけではありません。そのため問題が生じた場合に振り返り、対策を考えていく必要もありますね。
業務マニュアルは、新しく採用した看護師が混乱せず、病棟の環境に慣れるためにも役立ちます。すぐに業務に適応できれば自信を持てるので、新しく採用した看護師が定着しやすくなります。どの病棟にも用意されている業務マニュアルですが、病院によって様々なマニュアルが用意され、病棟での方針や看護がわかるものになっています。
医療や看護の進歩にともない、マニュアルも少しずつ更新されています。定期的に業務マニュアルを見直し、根拠に基づいて作成していくことが求められますね。誰が見ても納得できる分かりやすいものであれば、新しく採用した看護師の定着に役立ってくれるはずです。

新しく採用した看護師は、慣れない環境に戸惑いがちです。特に新卒看護師はたくさんの先輩に囲まれ新しい環境に戸惑うことも多くなりますね。そんなときに安心して働く環境を整えるために、プリセプター制度があります。
プリセプター制度の導入によって、新卒看護師などが気軽に相談できる先輩を作ることで、病棟に居場所ができ、困ったことや不安が軽減されることもありますね。少しでも抱えている不安や日々疑問に思ったことを理解してもらえる先輩の存在は、辞めない看護師を育てる上で大切な制度だと思います。

最近になって、プリセプター制度に代わって注目を集めているのがパートナーシップナーシングです。パートナーシップナーシングは、看護師2人が1対1の関係を作り、補完しあいながら1人の患者さんを看護するシステムです。
文字通りパートナーができるので、新しく採用した看護師が誰に相談するべきか明確になります。また1人の患者さんを2人で看護するので、共通理解を得ながら学びを進めることもできるメリットもありますね。わからない部分や少し不安に思うことなど、先輩がいればフ相談しやすく安心感もあります。パートナーシップナーシングも、新しく採用した看護師の定着に役立つシステムになっています。

教育環境を充実させるこで、新しく採用した看護師の定着に役立つこともあります。研修などで学ぶ機会をもち、新しく採用された看護師が自信をつけることで、前向きに仕事に取り組めるようになることもあります。
医療機関の中には、病院全体の教育を統括する教育担当師長、各病棟の教育を担当する実地指導者、メンタル面のフォローをする役割をもつ看護師などを配置しているところもあります。新しく採用した看護師が自信を得られず退職してしまう場合は、改めて教育体制を見直してみるのもよいかもしれませんね。
せっかく採用した看護師に、少しでも長く働いてもらいたいですね。看護師の退職が多くなると、病棟全体の看護力が低下してしまいます。辞めない看護師を育てるためには、業務マニュアルを定期的に見直し最適なものにすることや、プリセプター制度やパートナーシップナーシングを導入する、教育体制を充実するなど見直してみてはいかがでしょうか。
小さなことから取り組んでいくことで、少しずつ確実に看護師の定着率を伸ばしていけそうですね。
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