
看護師の資格を取り、働き続ける予定でいたものの、結婚・出産や病気などの理由により離職している「潜在看護師」と呼ばれている看護師さんは全国にいらっしゃいます。
復職をしたいけど、どう行動したら良いのか悩んでいるという看護師さんも少なくないのではないでしょうか。
今回は、そんな「潜在看護師」がこれからの復職に向けて必要なことを一緒に考えてみたいと思います。

離職した時の理由や、復職できない理由が「潜在看護師」となった背景にはありますよね。まずはその理由をしっかりと自分で振り返り、確認してみることが必要です。
■子育てが一段落したので、復職して働きたい! 不安なことは?
「子どもが急な病気の時などにはどうしたらどうしよう」
「学校の行事などでは休むのは、周囲のスタッフさんにご迷惑けるのかと思うと気が引ける」
「家族の病院受診に付き添わないといけなくなったけど、働けるのかな?」
「自分に持病があり、定期受診の必要があるが休みの希望を出せるのか心配」
など、毎日予定があるのではないけれど、急な用事や定期的な予定が入りやすい場合があります。
働きたい、でも不安ことが湧いてくることってありますよね。
復職を考えるならば、自分の中で不安なことと、家族など周囲の環境を含めた不安に思っていることを整理して、働ける時間や勤務場所などの希望を選ぶことが必要になってくると思います。家族がいる場合には、家族の協力は絶対に必要となります。復職するためには、家族へ自分の思いを伝えることと、協力をお願いすることも必要ですね。
人確法とも呼ばれる「看護師等の人材確保の促進に関する法律」が改正され、平成27年10月から施行されています。以下をご参照下さい。
届ける対象となる人、届ける内容などがあります。努力義務ということですが、自分は退職した時に届けていたかなど確認してみるのもいいですね。
スマートフォンやパソコンなどのインターネットを利用して届けることや、最寄りにあるナースセンターに行き届けることが出来ますよ。
ナースセンターや病院などが、復職に向けてセミナーや講習会を行っていることがあります。それらを利用して、採血など不安な技術を確認することも出来ますし、看護師を募集している病院などと話をすることもできるので、復職についての不安を払拭できる方法や働く条件などを確認することが出来ると思います。
インターネットや動画など、知りたいことが手元でわかるような時代ですね。色々な情報も得やすい環境にあると思いますので、上手に活用してみて下さい。
復職を考えたことのある看護師さんにお話をうかがいました。
「私は出産し、子どもが熱や病気にかかることが多くなり退職しました。母としても未熟で、協力してくれ家族や周囲の看護師さんにも迷惑をかけてしまったようで、申し訳ない気持だけ残っています。でも、またいつか復職をしたいと思っているので、日頃の勉強や医療情報には敏感に反応して吸収するようにしています。子どもと図書館に行った時には、医療や看護の雑誌や本を読むようにしています」
「私は結婚を機に夜勤のないクリニックに転職しました。妊娠した時まで気にしていなかったのですが、産休や育児休暇に対して条件が整っていませんでした。出産してみて初めて知ったこともあるので、復職する時には雇用条件などを確認して、子育てと両立して勤務できるような職場を探したいと思います」
「インターネットで検索や転職サイトやナースセンターなどにも登録しました。色々とご相談させていだだけて良かったと思います。でも、まずは自分がどうしたいのか? どう働きたいのか? どんな経験をして活かせるのか? などを整理しておかないと、得た情報が整理しきれずに迷ってしまうと思いました。だから、まずはこれからの自分の働き方などを整理しておく必要があったと感じています」
看護師さんの年齡や経験年数、生活環境などによって不安に思うことが違うと思います。自分はどうしたいのか? どう働きたいのか? などを、家族や周囲に相談して決めていけるといいですね。
いかがでしたか? どんな理由で現在離職しているのか、復職したい理由は何かなどを整理して考えて、復職できる職場をみつけられるといいですね。
復職を決めて新しい環境で働き始める時には、不安や期待があると思いますが、自分のできることを確実1つ1つに行えるようにしてみて下さいね。焦らず頑張り過ぎず、時には肩の力を脱いて深呼吸してみるのもいいですよ。
今回、ご協力くださったみなさんの意見も、復職を考えた時の参考にしていただけると嬉しいです。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載