「ああ、仕事に行きたくない…」と朝の布団からなかなか出れず、時間ギリギリになって慌てて出ていく……という方。もしかして、それは「仕事へ行きたくない病」かもしれないですね。もちろんそういう病名があるわけではないですが、季節の変わり目やストレスがたまりすぎると起こる心の状態をこう呼ぶこともあるようです。病気までは行かないけど、自分でなかなか抜け出せず、ツライ状態が続いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな「仕事へ行きたくない」という気分から脱出するための方法をご紹介します!
「行きたくないけど、行かなきゃ…」と思うのはそれだけでも心の負担になっています。
いくつかの考え方を変えることで、まずは心の負担を取り除いてみたいと思います。
「行かなきゃ」と言う考え方を「とりあえず行くもの」と決める。
「行かなきゃいけない」という思考を、「とりあえず行くだけ行くもの」と決めてしまいます。
たったこれだけの思考の持ちようでも変わることがあります。
仕事先に行くだけ行けると、あとは白衣を着てしまえば意外にもやれてしまうものですよね。
「行かなきゃ」という気持ち自体がモチベーションを下げてしまうので、本当に些細なことですが、明確に「起きたら行くだけ行くもの」と決めることです。
朝は思考力が少ないのでそれが可能になりやすいですが、夜勤入りの場合は、数時間前から考えてしまうかもしれません。
シンプルな考え方の変化ですが、「行かなきゃ」ではなく「行くだけ行くもの」であって、「他に選択肢はない」と思考を切り替えるようにしてみてください。
「誰かの存在のせいで職場へ行きたくない」と言うケースも考えられます。この場合、自分とその相手を客観的に見て分析することで、思考を少し変えていけるかもしれません。
人は、自分の言動は「状況のせいだ」と思うのに、他人の言動は「性格のせいだ」と思う傾向があると言われています。
たとえば、「連絡するべきときに連絡をできなかった」というケースで、自分が連絡できなかった場合は、「あの時、こういう状況だったから連絡ができなかった」という状況の理由を考えるのですが、人に同じことをされると「あの人はそういう人なんだ」と、相手の性格のせいだと思ってしまう傾向があるというものです。
しかし、本当の理由は、必ずしもそうとは限りません。
不満を解消するためには、「人は、自分のことは状況のせいにするのに、他人のことは性格のせいにする」という思考をしやすいものだということを考え、もっと客観的に自分と相手の言動を分析することです。
そうすれば、多少相手を理解したり、許容できるようになるかもしれませんよ。
具体的な方法としては、紙に書き出すことが有効的。
紙には、場所と主な人物を書き出し、客観的にその状況を見ます。
そして、「もし自分が苦手な人の立場だったら……」と想像してみます。
また「行きたくない」と考えている「自分」を、ひとりの看護師として客観視してみることも有効です。
ここで大事なことは、紙に書いて視覚的に客観化することで、冷静な視点を持つということです。
また不満を持っている状態では、相手を「自分の不満に沿う人物だ」と思い込んでしまいがちなので、客観的に冷静に見て「実際はそうではないかもしれない」という可能性も考えることです。
思い込むことで苦しむのは結局は自分なので、まずは客観視して、感情とは別のところで冷静に状況を消化できるといいですよね。
仕事への足が進まない理由として、「やりがいを見失ってしまっている」という可能性もありますよね。原因はさまざまだと思いますが、やりがいなく大変な看護の仕事を続けていくことは、なかなかハードなことですよね。
そこで下記の手順で、自分の人生の現在地を確認してみてはいかがでしょうか。
年齢単位で、自分の人生を振り返ります。
また今年の中で、1月はどうだったか、2月はどんな月だったか、出来事をメンタル面をあわせて、考えていきます。
過去の自分を振り返ってから、どんな自分になりたいのか理想の未来について考えていきます。
過去と未来が分かると、現在自分はどこに向かっていて、どの地点まで来ているかを把握することができます。
そこで自分がすでに成長した部分や、まだ勉強が必要な部分などについて考えていきます。
「何をすべきか」が見えてきたら、それを実現するための目標設定と計画を考えていきます。
目標設定は期限を決めることが大切です。長期間の目標を決め、そこを目指すための段階的な目標を分割して考え、その目標の期限も考えていきます。
目標は近い将来に実現可能な目標にした方が達成感が味わえ、次もがんばれますよ。
目標を達成できるとそれだけで嬉しいものですが、大きな区切りで目標通りに達成できたら、ご褒美を設定しておくのもいいかもしれません。
あまりご褒美の頻度が多いと喜びは減りますので、適度に期間を開けて、ご褒美の内容も、段階的に「嬉しい度」を上げていくといいかもしれないですね。
自分の現在地を知ることは、ただ足りてないことを確認するだけではダメです。
大事なのは、すでに自分が経験してきたことを振り返り、自分が身につけたことを自覚し、自分で評価することです。
努力家の人ほど向上心が強いために、自分を褒めることが苦手な傾向があります。
やりがいを見失っている人には、自分が今までなし得てきたことを実感する必要があります。
誰かと比べた評価ではなく、過去の自分と今の自分を比較し、未来の自分へのやりがいにつなげていけるとよいかと思います。
「仕事へ行きたくない」と思って起きることができない人は、ただのサボりくせではなく、頑張っているからこその心の負担が重くなってしまった可能性もあります。
上記の方法を試しても改善することが難しく、仕事に支障をきたしそう、体調が悪くなりそうという方は、一度メンタルクリニックなどに相談してみることが必要かもしれません。
シンプルなことですが、自分からのサインを見逃さずに、早めに苦しくツライ状況を脱出できるといいですね。
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