医療事故を防ぐために、病院などではいろいろなリスク管理がされていますね。
リスク管理を行っていても、「インシデントやアクシデント」が起こることもあります。
医療の安全を守っていくためには、要因を分析し対応や対策を考えておくことが大切になります。
日頃から情報の管理や医療安全に対する対策、「インシデントやアクシデント」がおこったときの報告や連絡方法について決めておくことが必要ですね。
医療事故の概要として、「療養上の世話」、「治療・処置」、「薬剤」や「ドレーン・チューブ」などがあります。この中でも薬剤による医療事故は、約7%程で看護師も日々関わることが多い業務になりますね。
与薬での注射薬や点滴薬のアクシデントは、あとで話を聞くと「なんで、そんな間違いをしたのだろう?」と感じるものが非常に多い場合もあります。
「ちゃんと確認すればよかったのにね・・・」と思える単純なことでアクシデントが起きている現状があります。
看護師の経験年数で比較した場合には、経験を重ねるごとに医療事故をおこす件数は少なくなっています。しかし、10年目以降の看護師であっても医療事故をおこしているのが現状になります。よって「どんな要因が、アクシデントやインシデントを起こしているのか」、その都度分析し対策をとっていくことが必要になりますね。
人間の情報処理過程には3つの過程があり、目で見て耳で聞く「入力過程」、情報から状況を判断し意思決定を行う「媒介過程」、意思決定から行動するという「出力過程」があります。この中でヒューマンエラーとなるのは、入力エラーである認知・確認のミスと媒介エラーの判断・決定のミスと言われています。
よって与薬の際には必ず声に出してダブルチェックを徹底するようにします。どんな場面であっても、どんなに周りの人が忙しそうであっても、必ず誰かを捕まえて一緒に声を出して確認してもらうようにすることが大切になりますね。
看護師を含め、医療従事者には日々の勉強が必要だとよく言われますが、それは安全な医療を提供するためでもあります。
判断・決定のミスによる媒介エラーも、ヒューマンエラーに多い要因となっています。知識や技術が確実なものであれば、全てのアクシデントやインシデントを未然に防ぐことができる場合もあります。
また知識を持っていることで、その医療や看護が「ヒューマンエラーであるかもしれない」と気づくこともあります。そのためには、進歩している医療や看護についての知識や技術を、日々学んでいくことが必要になりますね。
アクシデントは、ヒューマンエラー、コミュニケーションエラーを予防するだけで、かなり減ると言われています。やはり、忙しい環境のなかでの確認が、どうしても疎かになってしまう現状があると思います。
毎日の忙しい勤務のなかで勉強をすることは非常に大変なことだと思いますが、安全な医療を提供するために、看護師として少しずつでも学びを深めていけるといいですね。
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