
春を迎えて、新人看護師が入社してきましたね。そんな新人看護師をマンツーマンで指導してくれるのが、プリセプターと呼ばれる先輩達です。今回は、そんなプリセプターの役割について見ていきましょう。
プリセプターの役割を果たす為には、まず、指導される新人看護師である”プリセプティ”との関係性が重要になってきます。教える側と教わる側に信頼関係がなければ、良い指導もできません。
プリセプターの役割の第一歩として、プリセプティとの円滑なコミュニケーションを目指しましょう。プリセプターとして活躍し始める時期は、おおむね臨床経験3年目の看護師です。自分のことに精一杯の人も少なくありません。
しかしプリセプターになったからには、ここが踏ん張りどころです。右も左もわからない新人看護師に、ただ単に威圧をあたえるのではなく、少しの威厳とプライドを持って接しましょう。
指導する側にも勉強しなければならないことが多いのです。
まずは、充分にプリセプターの役割である”指導”をするための準備をしましょう。その日その日の”指導計画”を立てて確認します。
「こんなことができるようになって欲しい」という項目からのスタートで十分です。また、プリセプティがどんなことが既にできるようになっているのかを、正確に把握していなければなりません。
できる項目からのステップアップは重要です。今日はこの項目にチャレンジさせよう!としっかり指導計画を立てておきましょう。そして、指導に入る前に、お互いに身だしなみのチェックも忘れないでください。看護師としての品位もプリセプターとして、指導してあげてくださいね。
プリセプティに実際に指導する時には、自分がお手本を示さないといけない場面が多々あります。
自分に自信のないプリセプターでは、お手本を示すどころではありませんよね?しっかり指導するには、自分の知識と技術に自信を持てるようになりましょう。
また、指導する際には、看護知識・手技等をわかりやすく説明することが大切です。
説明をするということは、しっかりと知識を自分のものにしておかなければできません。これまで、自分が培ってきた知識・手技等を総動員して、説明をしてあげることを忘れないでください。
プリセプティに実際に仕事をさせてみます。しっかり説明をし、事前にアドバイスややる気を与えてあげることで、プリセプティは頑張ってくれるはずです。
実際に行わせるときに重要なのは、安全性を充分に確保することと、なるべく任せて行わせることです。先輩としては、ヒヤヒヤドキドキかもしれませんが、ここはグッと我慢です。そして、もしできなかった場合は、しっかりフォローしてあげることです。
指導計画に沿って、実際に仕事を行ってみた結果をみます。
できていた点とできなかった点を把握して、次の指導に結び付けていきましょう。どうしてできなかったのか?を考えると、次回の成功に繋げられます。お互いに”振り返り”を行うことも重要なポイントです。
プリセプターは、プリセプティを叱咤激励しながら、次のステップに進んでいけるように、”次に繋がる指導”を心がけましょう。
プリセプターとプリセプティ、どちらにもわかってもらえるようにプリセプターの役割について挙げてきましたが、皆さんいかがだったでしょうか?少しでもプリセプターデビューをする方々のお役に立てたら嬉しく思います。
教わる立場からプリセプターという教育する立場になったことで、自分が働く環境を客観的に見ることができるようになるかもしれません。
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