
「今年はプリセプターか…気が重い」「プリセプターなんてやりたくない」
なんていう方も、志は高く持って新人教育にあたりましょう。今回は、プリセプターとプリセプティの目標にスポットを当ててみました!
この目標はプリセプターが、これから新人看護師(プリセプティ)を受け持つにあたり、とても重要な目標であるといえます。今までは教わることの方が多かった自分が、プリセプティを教育していくということ。その立場をまず自覚しないとなりません。受け持ったプリセプティの看護師としての未来を左右しかねないからです。このように硬く考え過ぎてもいけませんが、プリセプターの責任が大きいということは、きちんと理解しておいてくださいね。
この目標はプリセプティが、知識や技術の取得を目指すということです。とてもわかりやすい目標ですよね。プリセプティが基本的な知識・技術を習得するためには、プリセプターがしっかりと知識を共有し、技術を伝承しなければなりません。お互いにがんばらなくては、達成できない目標であり、プリセプター制度の中でも中心的な目標だといえるでしょう。
この目標はプリセプティが習得した知識や技術を、実際の業務の中で実践するという、ステップアップされた目標です。日常の業務の中でという点がポイントです。患者さまを相手に実践するのです。初めての採血や初めての点滴など、初めてだらけでプリセプティは緊張の連続です。でも、それと同じくらい、それ以上にプリセプターも緊張します。プリセプターは安全性を充分確保した上で、プリセプティに実践させ、もしできなかった時には、しっかりフォローをしなければならないからです。看護手技の実践においては、プリセプティの成長は、プリセプターがどれだけ任せてあげられるかにかかっていると言われています。途中で口出しをしたり、手出しをすることは、プリセプティの成長を妨げるとされているからです。ですから、そこまでの信頼関係をいかに構築していくかも、課題となりますね。
この目標はプリセプティが、プリセプターとの関係性を通して、他のスタッフとも円滑なコミュニケーションを取りながら、チームのメンバーとして看護をしていくというものです。プリセプターはプリセプティが職場環境に一日でも早く慣れ順応できるように働きかけます。前に掲げた目標と同様に、お互いの信頼関係・関係性がとても重要になってきます。プリセプティが環境に適応してきた段階で、そのレベルに合わせて、チームの役割の一端を任せる(与える)ことも必要です。ここではどれだけプリセプティが看護師としての能力を身に付けたのか、きちんと把握し評価することがプリセプターの課題となってきます。
プリセプターは教えているばかりではありません。プリセプティに教えることで、自己の知識・技術の向上を図っていることに繋がるんです。また、プリセプティや他のスタッフとのコミュニケーションを円滑に運ぶという姿勢から、コミュニケーション能力のアップが期待できます。患者さまへの気遣いなども、その内の一つ。プリセプターシップには、プリセプター・プリセプティ共に、成長することが目標としてあげられています。人に教えてあげながら、自分も成長できる、そう考えれば「ツライ」といわれるプリセプターとしての1年も充実するはずです。
少し長くなってしまったかもしれませんが、以上がプリセプターとプリセプティの大きな目標となっています。目標の中に、課題があったりと、内容盛りだくさんですね。プリセプターさんもプリセプティさんも、密度の濃い1年を送ってくださいね!目標をきちんと持って、がんばってください!
新人をどのように教育し、立派な看護師に育てていくのか、また、働きながらどのようにスキルアップできるのかは、働く場所を選ぶ際に重要な点となるでしょう。
教わるだけの立場が終わり、自分が教育する立場になったからこそ感じる職場の問題点も見つかるかもしれません。
今後のライフプラン、キャリアプランを考えたときに疑問や不安を感じたのであれば、より自分の理想を実現しやすい職場を探すのも良いのではないでしょうか。
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