

医療ドラマと聞いて、フィクションだとわかっていても、何となく「どんな内容なのか」気になるナースも少くないのではないでしょうか。
看護師として医療に携わっているからこそ、現実の解決できない問題と重なることがあったり、いま仕事で迷っていることがある時に、医療ドラマを見ると違った視点で考えるきかっけになることもあります。
現実とは少し違う場面も、それもドラマの設定ならでは。
今回は医療ドラマについて、看護師の視点で考えてみたいと思います。

何と言ってもセリフのなかの専門用語の嵐。私たちには、馴染みのある言葉ですが、全く医療に携わったことがない人にとっては、セリフを覚えることで精一杯なはず。
でもさすが、役者さん。医師や看護師の役になり、すらすらと専門用語を話す姿はかっこいい。医療ドラマを見て憧れて、医者や看護師を目指す人もいるのではないでしょうか…と思ってしまいます。

全てがタイミングよく進行していく。
急患がきました。看護師が対応して、医師に連絡することもあります。
リアルな現場だと、少し時間がかかることもありますね。
でも、ドラマはいつもベストなタイミングで、人がいる!
さすがドラマと思ってしまいます。
リアルでも急患の受け入れ体制が、いつも万全の状態で受け入れできればいいですが。
現実にはそうでないこともありますよね。
必要な人に必要な医療が提供できる環境。
そうあってほしいとドラマをみるといつも思ってしまいます。

医療は日々進歩しているので、医師をはじめ看護師も生涯学習が必要な職種。
治療の内容もさまざまありますね。
自分の経験した診療科でなければ、わからないこともたくさんあります。
そして医療ドラマの難しい手術のシーンでは、専門用語であふれかえっています。
例えば心臓の手術では、術式が少し勉強できることもありますね。
ドラマは、現実ではありえないアクシデントが術中におこることも多々ありますが、そこはドラマとして楽しむこともありだと思います。
医療ドラマといっても、ドラマのシーンの撮影には医療者の監修が入っており、作品として制作されています。
それでも現実の医療現場では、起こりにくいシーンも多くあります。
でもそれは、“現実がわかっているからこそ考えさせられる部分”でもあるのかもしれません。いつもの医療現場とは違う視点で、看護を振り返るいい機会になることもありますよ。
医療ドラマをあまり見ない人も、ときどき見てみるのはいかがでしょうか。
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