看護師としてある程度成長すると、プリセプターという教育の立場が回ってくる可能性がありますよね。「ただでさえ自分の仕事もあるのに、人の教育に時間と労力を割くなんて…」と嘆いていては、つらいだけですよ。
ここでは、ちょっと目線を変えてプリセプターで身に着く(裏)スキルを知って、少しでも大変なプリセプター生活を自分にとって実のあるものにするための3つの考え方をご紹介していきたいと思います。
◆◇◆プリセプターを種に、苦手な同僚と仲良くなろう!◆◇◆
『内輪でもめていても、外に大きな敵ができると内が結束する』という法則をご存知でしょうか?プリセプターがプリセプティに悩まされる経験は、多くの先輩や同僚看護師も経験していることでしょう。そこで、あなたの大変さを使って、今まで苦手だった先輩や同僚を味方にしてしまいましょう!
この【(裏)目的設定】のポイントは、「相談」と「相槌」と「感謝」です。
プリセプティのことで悩んでいることを、苦手だった先輩や同僚にさりげなく相談。相手にとって重たくならない程度の軽めの質問をすることが最適です。
それに対し、相手が些細な意見でも答えを返してきたら、すかさず「なるほど」「そういう考えがあったんですね」と相槌をうちます。
そして、時間を少しだけ置いてから、「ありがとうございました」「役に立ちました」と感謝を伝えると、苦手だった相手はあなたの味方になってあげた気分になり、気分もよく少し関係改善がされるかもしれません。
ただし、プリセプティの陰口やイジメになってはいけません。「アドバイスのおかげでプリセプティが良くなった」と言うことも大切。ネガティブな言葉は、誰の関係性も良くすることはありません。自分のメンタルにも悪い影響を及ぼすので気をつけてくださいね。
◆◇◆プリセプターを口実に、苦手だったスキルを完全マスターしよう!◆◇◆
「プリセプターは面倒くさいし、自分にも余裕がまだない」という方。これって逆に学びなおすチャンスだと思いませんか?
『人に教えるということは、正しい理解が必要』ということ。プリセプティに教えるための勉強は、何より忙しくてなかなかできなかった自分の丁寧な復習の時間でもあるのです。
「なんとなく」理解していたことを、はっきりと「説明できる」レベルに高めることで、あなたの今後のキャリアのためになることは必須です。
ここでの【(裏】目標設定】は、せっかくの機会だと思ってしっかり学びなおし、不明点を明確にするということです。
面倒と嘆いていた自分よりも何だか頼もしい自分が見えませんか?
◆◇◆プリセプティを育てて、院内の居心地をよくしよう!◆◇◆
何にもわかっていないプリセプティに説明をするのは大変。相手に余裕がないがゆえに、教えても覚えが悪かったり言うことをなかなか理解しない…なんてこともあるかもしれません。
でも、よく考えてみて下さい。
あなたが教育したプリセプティが成長したら、医療に貢献できる人手が一人増えたということ。今は教えることが負担でも、教えてしまえばその後はずっと患者さんの役にたつ素晴らしい看護師となってくれるはずです。
ここでの【(裏)目標設定】は、プリセプティを成長させて、病院に貢献できる人手を増やすということ。ゆくゆくは、あなたの仕事が少しだけ楽になるかもしれませんよ。この3つの考え方は当たり前といえば当たり前ですが、意識している人が意外と少ないものです。プリセプティを指導しなければならなくなったら、この3つの【(裏)目標設定】を意識することで今後のあなたの立場や環境が良くなる可能性が広がるのです。
大事なのは“意識すること”です。大変なプリセプターだからこそ、その大変さがあなたの負担ではなく、あなたの成長にも繋がるといいなと願っています。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載