精神疾患の患者とのコミュニケーションについて精神科で働く看護師さんからのアドバイス

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*はじめに
精神疾患を抱える患者さんとのコミュニケーションは難しい、と感じている看護師さんは少なくありません。しかし、難しいと感じる理由はどこからくるのでしょうか?
精神科に興味を持ちながらも「怖そう・難しそう」と感じてしまう他科の看護師のみなさん、精神科患者さんとのコミュニケーションについて一緒に考えてみませんか。

※調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

☆精神科は怖い?あなたが抱いている精神科のイメージは?☆

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「精神科に興味はあるけれど怖い」「精神疾患患者さんの気持ちが読み取れない」「他科に精神疾患患者が来院した際のコミュニケーションに悩む」と、看護師によっても精神科のイメージはさまざまなようです。

精神科で勤務する看護師の話からは、「精神科の患者さんは素直な人が多いですよ」「患者さんから信頼されていると感じた時にやりがいを感じます」「疾患も精神疾患看護もすごく奥が深いので勉強になります」という声が聞けました。
反対に「怖い」「コミュニケーションに悩む」という意見は少数でした。

ある精神科で勤務する看護師は「一般の疾患ならデータや症状でわかる部分があります。しかし、精神疾患は数値では見えないことが多く、本人も自分の症状を伝えられないため、看護師の観察が重要です」と話します。精神科の看護師は、高い観察スキルが求められるようです。

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☆精神疾患のある患者とのコミュニケーション☆

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学生時代の短い精神科実習期間では、いろんな精神疾患患者さんと接する機会は少なかったのではないでしょうか。
多くの先輩看護師たちは、さまざまな経験や精神疾患患者さんに接するとこで、より専門的な対応ができるようになったといいます。

精神疾患をもつ患者さんと関わりについて、ある看護師はこう話します。
「すぐにコミニケーションを円滑に取ろうとず、時間をかけて関わっていくことが必要です。その結果が信頼関係につながります。私たちが『怖い』と感じている、暴言や幻聴・幻覚…これは精神疾患によるものです。でも、どんな患者さんでも優しく接していくと、『自分を認めてくれている』と感じて、素直になってくれるものですよ」

信頼関係を築くには、患者さんがどんな風に過ごしてきたか、カルテで生活背景を掴むといいと思います。どんな経過で精神疾患を発症したのかを把握します。精神疾患になったきっかけは、その患者さんと深い関わりがあります。その人を知ろうとすることが一番大切なことです。

意思の疎通が難しい精神疾患患者さんの場合は、どのように関わるといいのでしょうか.。
疾患によるコミュニケーション不良には、患者さんの反応がなくても、こまめな声掛けや看護師の表情がわかりやすいように、患者さんと接する時にはマスクを外す方法があります。
患者さんは苦しみを理解してほしいと思っています。患者さんとの接し方に自信が持てない時は、先輩看護師や医師がどのように患者さんに接しているかを参考してみるのもひとつの方法です。

精神科で働く看護師に求められるもの

与薬管理はどの看護でも重要ですが、精神科の患者さんは飲み込むまで見届け、薬を飲む時間をきっちり守ることが必要です。患者さんが確実に薬を服用するには信頼関係が不可欠なのです。

看護師は、医師やコメディカルスタッフと、それぞれの役割で接して精神科の患者さん自身に、自分の周りには自分を理解してくれる人がいると実感してもらうことが大切です。そして患者さんの気持ちを傾聴し共感します。

精神疾患の患者さんは、時間や日によって症状や状態が変わります。突然、拒否されることもあります。そのような時に看護師は粘り強く、患者さんと関わり続けます。
信頼関係を築くまでは大変だったことも、患者さんから信頼され、自分の言葉を受け入れてもらえた時、精神科看護師としてのやりがいを感じることができるでしょう。

精神科の患者さんの中には、他疾患も合わせ持っていることがあるため、看護師は幅広い疾患の知識が必要とされます。難しい疾患の場合は、他科との連携も必要です。
また、精神疾患患者さんは症状を自覚していないことがあります。そうした場合でも、看護師が普段から患者さんの様子を把握することで、悪化するケースを防ぐことができます。

☆精神疾患患者と社会の関わり☆

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これからも増えていくとされている精神疾患患者数。この社会に生きる人達の「生きづらさ」の表れではないでしょうか。
看護師だけでなく『社会全体』が、精神疾患の正しい知識や先入観を低くすれば、もっと精神疾患患者さんが暮らしやすく、治療し易い社会になるかもしれません。

☆まとめ

実際に精神疾患の患者さんと関わってみると、「想像していたよりも怖くない」と話す看護師はたくさんいます。そして、やりがいを持って精神科で働いている看護師も少くありません。

精神科看護には、長期入院・急性期・思春期精神・認知症などがあり、寝たきりでほとんど意思表現のできない方の看護などもあり、関わる年齢も様々です。また開放病棟か閉鎖病棟かという違いもあります。

しかし看護師の仕事に求められるのは、どの科にいても、どんな生活背景を持つ患者さんであっても、1人1人の気持ちを理解しようとする姿勢ではないでしょうか。それは看護の基本ですね。

そして精神科の看護師は、患者さん本人も自覚できない気持ちを汲み取ることが必要とされています。精神疾患を抱える患者さんとのコミュニケーションは、傾聴・共感しつつも、患者さんに流されない精神力をもつことが大事です。あなたがもつ精神科のイメージを変えるきっかけのひとつになれたらと思います。

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