夜勤もあるシフト勤務だと、休みの日をひたすら寝て過ごすという方もいるのではないでしょうか?
十分な睡眠時間を確保することは、疲れた体を癒して明日の仕事の活力を充電するのに必要なことです。
ですが、「寝過ぎ」は禁物。
休日にお昼寝をした時になんとなく体調が優れなかったり、お肌が荒れてしまった経験はありませんか? 実はそれ、寝すぎが原因なこともあるんですよ。
今回は、過剰な睡眠によって引き起こされる、気をつけたい3つの体の変調について取り上げてみました。
過剰な睡眠によって体にもたらされる弊害のひとつは、「体内時計」の乱れです。
看護師の仕事は2交代や3交代のシフトで働いている人も多く、余計に生活リズムが乱れがちですよね。そこで、さらに過剰な睡眠をとるばかりだと、できるだけ正常に戻した方がよい体内時計は乱れ、体調に変化が起こります。
体内時計が狂うと現れやすい体の変調は、主に次の3つが多いと言われています。
目覚めた時に頭重がしたり、頭が張るような痛みを感じたりする症状。
こういう頭痛は慢性化しやすいと言われています。
長時間の睡眠により、腰に過剰な負担がかかることで腰痛に悩まされるようになります。
枕が合っていないと、さらに強い肩こりを感じるようになることも。
睡眠時間が短くても肌荒れになりやすいですが、寝過ぎても肌荒れを引き起こすことがあります。
ホルモンバランスの変調が、肌のターンオーバーを乱れさせてしまうからでしょう。
これらは8時間を超える睡眠をとっている人に現れやすい症状です。
慢性化しやすいので、目覚まし時計をかけて、できれば8時間以内には起きるようにするのがよいです。
また、昼寝でがっつり寝てしまう人にも、このような症状が現れやすいと言われています。
仮眠は15分が一番、頭がクリアになるといわれているので、あまり寝過ぎないように注意してください。
たくさん寝たのに眠気がとれない。
日中に強い睡魔に襲われる。
過剰な睡眠は、このような慢性的な睡魔を引き起こすことがあります。
自律神経の乱れによって起きる症状のひとつですが、慢性化しやすいです。
眠気の他にも、疲労感が抜けない慢性疲労症候群に陥ることもあります。
疲れてるから眠る→寝過ぎる→起きても疲れがとれない→再び睡眠、寝てばかりになる→体の調子を崩す
看護師は、こういう負のサイクルに陥りやすい危険性があることを覚えておいてくださいね。
睡眠時間というのは、ある程度習慣でコントロールすることができます。
休日に眠たくても、8時間以内の睡眠で起きて、そのまま頑張るという習慣づけをすると、過剰な睡眠習慣を改善できるかもしれません。
“質の高い睡眠”を目指すことで、寝過ぎを防ぐことができます。
では、眠りの質を上げるにはどうしたらいいのでしょう?
その答えは”メラトニン”という脳内のホルモン物質を、睡眠をとり始める時間帯に多く分泌させることです。
このメラトニンには、眠気を促進する作用があり、就寝時のたくさん分泌されると深い眠りにいざなわれます。
メラトニンを就寝時に多く分泌させるには、次の2つの事に気をつけてください。
1、太陽の日を浴びてから16時間後に就寝時間を設定する
太陽の光を浴びるとメラトニンの分泌が自然に収まります。
朝に目が覚め易い理由はこの作用によるもの。
一旦分泌が抑えられたメラトニンは、再び分泌を始めるのに16時間掛かるといわれており、16時間先に就寝タイミングを合わせていけば深く眠れるということです。
2、就寝時に蛍光灯の光は避ける
白くて明るい光の蛍光灯には、メラトニンの分泌を抑制する作用があります。
寝る時に電気をつけたまま眠る人がいますが、これはNG。
どうしても真っ暗だと眠れないというのであれば、温かみのある光の間接照明か、豆球だけつけるようにした方がいいでしょう。
看護師は、十分に睡眠をとらないとやっていけない、体力と集中力が必要な仕事ですよね。
ただ、たくさん寝れば疲れが無くなるというわけではないので、質の良い睡眠をとるための工夫をして、スッキリした状態で過ごせるようにできるといいですよね。
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