
「前の職場のほうが自分に合っていた」「以前の職場で働きたい」と感じ、出戻り転職を考えている看護師の方もいるのではないでしょうか。実際に、以前働いていた職場へ再就職する看護師は一定数います。この記事では、看護師が出戻り転職をするメリット・デメリットや、ポイントをまとめました。現在の職場にお悩みがあり、出戻りをするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
国家資格が必要な看護師は求人数が多く、転職しやすい職業のため、「出戻り転職」も珍しいことではありません。厚生労働省の「看護職員の現状と推移(p18)」によると、看護師の退職理由は「出産・育児のため」が最も多く、2番目が「そのほかの理由」、3番目が「結婚のため」という結果であり、職場環境に不満はなく退職する人が比較的多いことが分かります。そのため、一度は退職したものの、また看護師として働くことを考えた際に「以前の職場でまた働きたい」と考えることはおかしなことではないでしょう。
基本的に看護師の出戻り転職は可能であるものの、辞めるときに揉めている場合は難しいといえます。たとえば、「病院に対する不満や同僚・先輩の悪口を言って辞めた」「退職時に無断遅刻や欠勤続きだった」といったケースです。
また、出戻りをするまでの期間も重要でしょう。仮に円満退職だったとしても、「辞めてから1ヶ月後」といったように、短期間で出戻りを希望するのは「非常識なのでは?」とマイナスイメージを持たれてしまいます。
出戻りが難しい場合は、新しく別の転職先を考えるのも一つの手段です。ブランク可の求人や研修制度が充実している求人など、レバウェル看護では数多くの求人を紹介可能ですのでお気軽にご利用ください。各職場の内情に詳しいアドバイザーが、あなたの希望や適性に合う求人をご紹介します。
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看護師の出戻りは、環境に馴染みやすかったりミスマッチが少なかったりといったメリットがあります。以下では、看護師が出戻り転職をするメリットを紹介しますので、参考にしてください。
出戻りの場合は過去に勤務経験があるので、新たに覚える業務が少なく、スムーズに働き始められます。特に同じ診療科や病棟で、出戻りまでの期間が比較的短ければ仕事内容の変化は少ないでしょう。病院側にも、業務をすべて教える時間や労力が省けるというメリットがあります。
人間関係や働き方がある程度理解できているため、環境に馴染みやすいのが出戻り転職のメリットです。初めて働く勤務先の場合、「職場環境が合わない」「想像していた仕事と違った」とミスマッチが起こることも。しかし、過去に働いた経験があれば、職場の雰囲気や業務内容を理解しているため、ミスマッチを防げるでしょう。
また、周囲のスタッフも自身のことを知っているので、お互い働きやすいといえます。働くうえで不明点があっても、知っている人がいると聞きやすいでしょう。
仕事内容も人間関係もすべてが新しい職場だと緊張感や不安からストレスが溜まりやすいものの、慣れている環境であれば安心して働けるでしょう。ほかの職場も経験したうえで「また以前の職場で働きたい」と出戻りをしているため、不満やストレスが少なく働ける方も多いはずです。
別の職場で働いた経験があるからこそ、出戻り先の良い点や改善点を発見できることもあります。別の職場で得た知識やスキルは、出戻り先で活かしてみても良いでしょう。もし現状に大きな課題点があれば、具体的な改善点を提案してみるのもおすすめです。
ただし、職場の方針や働き方が変わっていることも。まずは目の前の業務に真摯に取り組み、そのなかで改善点があれば勉強会やミーティングで話してみましょう。
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【看護師の転職】転職するメリットとデメリットって何?
出戻り転職には、出戻りを良く思わない人がいたり、希望する配属先に配属されなかったりなど、デメリットもあるでしょう。以下では、看護師が出戻りをした際のデメリットを紹介します。
離職期間にもよるものの、出戻りの看護師は即戦力となると思われやすく、周囲からの期待も大きいでしょう。しかし、一度は何らかの理由で退職している職場なので、再度働き始めても仕事や人間関係が上手くいかないことも。そのような場合、「せっかく出戻りさせてもらった職場だから辞めにくい…」と悩むかもしれません。
過去の退職理由によるものの、出戻りに対して不満を感じる職員も一定数いるでしょう。特に、以前の自身の退職によって業務量が増えた職員は、快く思っていない場合も。出戻りを歓迎してくれる人がいる反面、良く思わない人がいる可能性も頭に入れておくと良いでしょう。
辞めてから出戻りをするまでの間に、病院の方針やルール、スタッフが変わっていることも考えられます。また、給料や労働時間、勤務形態などが変わっている可能性もあるため、事前に労働条件や職場の雰囲気を確認しておきましょう。
さらに、医療知識や技術は日々進歩しているので、ブランクがある方は以前の看護が通用しないこともあります。出戻り先で働くには、新しい知識や業務を覚えるための努力が必要です。
出戻りをしたからといって、必ずしも同じ診療科や病棟に戻れるとは限りません。また、以前働いていた配属先と別の配属先を希望した場合も、要望が通らないこともあるでしょう。職場へ復帰する前には、配属先がどこになるのか確認しておくのが賢明です。
出戻りをする際は、なぜ前の職場に戻りたいのか再度じっくり考えてみましょう。また、出戻り後は真摯な態度で業務を行い、過去に働いていたときと比べるのは控えてください。
出戻り先の病院では、なぜ復職したいのか理由を聞かれるでしょう。そのため、「どうしてもまた働きたい」という、説得力のある理由を考えておくことが大切です。「仕事を覚えていて慣れているから」や「転職先がなんとなく合わなかった」といった安易な理由は、熱意が伝わりにくいので避けましょう。
自分はどのような看護を実践したいのか、復職したらどのように貢献できるのかなど、具体例を交えて伝えるのがおすすめです。
先述したように、出戻り転職したことを快く思わない人もいます。職場の人間関係を円滑に保つには、「出戻りとして採用してもらえた」という感謝の気持ちを忘れず、真摯な姿勢で業務に取り組むことが必要です。真摯な対応や努力する姿を見せることで、出戻りに不満を感じている人も徐々に認めてくれるでしょう。
以前働いていた慣れている職場であっても、「前のやり方の方が良かった」「前の看護主任の方がやりやすかった」といった不満を口にするのはNGです。ネガティブな話題は、職場の雰囲気を悪化させてしまいます。
また、「ほかの病院は給料が高めだった」「前職は福利厚生が充実していた」など別の職場との比較も控えてください。
ここでは、出戻り転職する際の志望動機の例文を紹介します。出戻りであっても、履歴書の提出や面接が必要なケースも多くあるでしょう。
「前職は病院の循環器内科外来で2年間勤務しました。専門性の高い看護スキルや知識が身につきましたが、日々多くの対応に追われ、患者さま一人ひとりと十分にコミュニケーションをとれずに悩んでいました。自身が目指す看護は患者さまに寄り添うことだと再認識し、以前お世話になっていた貴院でまた働きたいと感じ、応募いたしました。患者さま目線で医療を提供している貴院の一員としてまた貢献できるよう、新たな気持ちで頑張りたいと思います。」
例文は面接時を想定し、応募先を「貴院」と表記していますが、履歴書の場合は「御院」と記載してください。
出戻り転職を成功させるには、ミスマッチが起きないよう、希望する勤務条件を明確にしておくことが重要です。以下で出戻り転職のポイントを詳しく紹介しているので、チェックしてみましょう。
自身の経験やスキル、ライフスタイルを踏まえて、取り組みたい業務や望む働き方を明確にしましょう。知っている職場であっても、昔と現在では仕事内容や勤務時間などは異なる場合も。また、職場だけではなく、自分自身も以前とは看護師としてのキャリアや生活環境が変わり、適した働き方が変わっていることもあります。
出戻り後、「イメージと違った」とミスマッチを避けるためにも、まずは自分に合った働き方をはっきりさせることが必要です。
もし出戻りしたい職場に当時の同僚や上司といった知り合いがいれば、現在の状況を聞いてみると良いでしょう。何でも話せる間柄であれば、職員の雰囲気や人間関係、業務などを詳しく教えてもらえる可能性もあります。その際、「出戻りしたい」という気持ちを簡潔に話してみるのもおすすめです。
ただし、相手との関係性や自身の話し方によっては図々しいと捉えられる恐れがあるので、「話を聞けてうれしい」「相談にのってもらっている」という謙虚な姿勢を意識してください。
出戻り転職が叶わない場合は、新しい転職先を探すことも一つの方法です。出戻りしたい職場があっても、「人材を募集していない」「希望条件に合っていない」といった理由で上手くいかないこともあるでしょう。もしくは、書類選考や面接を受けたのちに不採用になるケースもあります。
新しい環境で成長できるチャンスと捉えると、看護師としてスキルアップ・キャリアアップが叶うでしょう。ブランクが気になる方は、求人情報に「ブランクOK」「研修制度あり」と記載のある職場がおすすめです。
看護師が「以前働いていた職場に出戻りしたい」と考えることは珍しくなく、実際にあることでしょう。出戻り転職は「職場に馴染みやすい」「仕事を一から覚える必要がない」というメリットがある一方、出戻りを不満に思うスタッフがいたり、周囲の期待に応えられなかったりといったデメリットもあるので、注意が必要です。
出戻り転職には、戻りたい理由を明確にして、気持ち新たに仕事に取り組む前向きな姿勢が求められます。もし出戻りが難しそうであれば、視野を広げて現在の自分に合った新しい職場を見つけましょう。「レバウェル看護」では、業界を熟知したプロのアドバイザーが、豊富な求人の中から希望に合った職場を提案いたします。また、履歴書の添削や面接対策、面接日の調整などもすべて無料で実施。ぜひお気軽にご相談ください。
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