仕事看護師マガジン
2018.10.25
看護師として働き初めてから半年ほど過ぎると仕事は一通り覚えて、プリセプティの指導のもと、とことん実践を重ねてスキルアップを図る時期ですよね。ですが仕事の内容や人間関係などさまざまな悩みに直面しても、なかなかプリセプティには言えないようなこともあるでしょう。今回は新人看護師に多い悩みをご紹介します。皆さんも自分の悩みを思い浮かべながら、解決していく方法を考えましょう!
プリセプティに基本から一つずつ指導はしてもらうものの、看護の世界はやはり覚えることが多い業界。知識はあっても実力が追いつかないということもありますよね。特に看護師は人の生命を左右する仕事なので、失敗は許されないというプレッシャーもあります。
入職して半年過ぎると、実践を重ねながら同時に知識も増やしていく時期。肉体的にも精神的にも、いっぱいいっぱいになってしまう看護師も少なくありません。プリセプティに相談したいけれど、弱音を吐くようなことはしたくないという気持ちから悩みを抱えてしまう人も多いようです。
入職から半年経った頃の看護師は、少しずつ自分自身の仕事に責任を感じる時期にはいってきます。夜勤などが始まれば一人で対応する機会も出てきますし、万が一患者さんが急変することなどがあれば、「臨機応変に対応できるだろうか」と不安になることもあるでしょう。徐々に仕事量や負担が増えてくると、仕事に対して責任を過度に感じて疲弊してしまうケースも珍しくありません。
また新人の時期は初めてのことだらけなので、仕事でミスをしてしまうことも当然あります。ですがそのミスをきっかけに、仕事を続けること自体が怖くなってしまうこともあるでしょう。今はこういった看護師の仕事の大変さ、精神的な負担などを初めて痛感する時期なので、看護師として働く自信を失ってしまう人が多いようです。
本来ならプリセプティに相談したいとことですが、「自分が迷惑をかけてしまっていて申し訳ない」という負い目を感じ、なかなか相談できずにいる人が多いのかもしれませんね。
仕事を辞めることに直結する理由として多いのが、人間関係に関する悩みではないでしょうか。看護師の世界は女性が大半なので、やはり女性特有の人間関係のこじれはありますよね。病院によっては派閥やいじめなど、人間関係が仕事に大きく影響するようなところもあるようです。
看護師は普通に仕事を続けていればキャリアアップはできますし、長く続けられる仕事なので、周りの人の年齢層が幅広いことが多いです。ですから、価値観の違いや患者対応に対する方針の違いなどにギャップが生じ、衝突することも少なくありません。
または、プリセプティとの関係自体がうまくいっていないケースも考えられます。転職することで解消できることもありますが、新しい環境でまた一から経験を積んでいくことは非常に負担になってしまいます。
このようにプリセプティに言えない悩みを抱えて続けた結果、最終的に「仕事を辞めようかな」と考える看護師は多いようです。
看護師の仕事は激務で、患者の生死に関わるプレッシャーの重い仕事であるため、心身ともに疲弊してしまう人が少なくありません。転職を考えるのも一つの手段ですが、どの病院で働くにしてもやはり一つずつ知識と実力を積み上げていくのが悩みを解決する一番の方法でしょう。
ただ、仕事を辞めたいと感じた時点でプリセプティよりも上の立場の上司や、他の先輩看護師に相談することも大切です。何か解決策を見出してくれるはずですし、今のつらい現状を乗り越える方法をアドバイスしてもらえるでしょう。
日々過酷な現場で働く看護師には、さまざまな悩みを抱えながらも周りに相談できない……というケースも多いようです。とくに1年目の頃は知識不足や実力不足を痛感する時期で、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
ですが、同じように悩んでいる看護師はたくさんいますし、あなたのプリセプティである先輩看護師も同じような経験をしてきているのではないでしょうか。そんな看護師の先輩たちも、周りの上司や先輩看護師に相談しながらつらい状況を乗り越えてきたはずですから、一人で抱え込まず周りに相談してみましょう。
もし相談しても解決しないという場合は、転職エージェントに相談してみるのもひとつの手。看護師の労働環境や業界について熟知しているキャリアコンサルタントが、悩みを解決へ導いてくれることもありますよ。
「レバウェル看護」を使うと、より詳しく話を聞くことができます。どんな転職先があるのか等も事前に知ることができます。
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