ナースの人間関係は複雑なことが多く、中には苦手な上司とのコミュニケーションに悩む人もいるのではないでしょうか。
今回は、そうした苦手な上司をタイプ別に見ていき、体験談を交えながらうまく付き合うコツをお伝えします。
ナースだけでなくどのような職種・業種でも、優しい上司もいれば、やたら厳しい上司もいるものです。
ここでは、特にナースによく当てはまる上司の特徴をタイプ別にご紹介します。
命を守る現場にいるナースは、意見が対立することもしばしば。そんな中、やたらと言葉づかいが厳しい上司を見かけた経験はありませんか?
言っていることは正しくても言い方がキツイ上司とは、なるべくコミュニケーションを取りたくないですよね。慣れないうちは圧力に負けてしまい、怖さを感じるかもしれません。
報告や相談をしようとしても無視されたり、理不尽な対応をしたりする上司も少なくありません。話そうとすると「今忙しいから」と嵐のように去ってしまうことも。
このタイプの上司は、看護学生時代にも関わったことがある人がいるのではないでしょうか。こうした上司がいる病棟の雰囲気はどことなくピリッとしていて、居心地が悪いですよね。
委員会活動や新人への指導、看護研究など、さまざまな業務が重なる上司に対し、「大変さはわかるけれど後輩に当たらないでほしい」と感じるナースも多いことでしょう。
そんな上司への不満を感じているのはあなただけではないかもしれません。ここからは、ナースが感じる上司へのよくある不満をご紹介します。
師長や主任といった管理職のナースは、後輩からすると「何をしているのかわからない」と感じるかもしれません。
実際、急な入院や急変対応で現場が忙しいときでも医師と話していたり、師長室にこもっていたりなど、業務を手伝ってくれないと不満を感じるナースは多いようです。
そのうえ、自分たちは現場の業務が残っているのに上司は先に帰宅してしまうと、不信感を抱いてしまうことも。
管理職としてきちんと病棟全体のことを考えてほしいですよね。
人手不足の病棟のナースであれば、連休を取得することは難しいでしょう。しかし、上司によっては自分の都合でシフトを組んでしまうこともあるようです。
度重なる残業や夜勤で疲れ切っているときに「師長は3連休で旅行に行っている」なんて知った日には、不満が募るばかりです。
気分屋の上司は本当に困りものです。機嫌が悪いとスタッフに厳しく当たる上司もいます。しかし、ただでさえ業務に追われて忙しいのに、そのうえ上司の機嫌まで取っていられませんよね。
機嫌の悪い上司とお昼休憩が一緒だと、ゆっくりご飯を食べられないなんてこともあるかもしれません。
上司への不満が重なり、新人に限らず退職を考えるベテランナースもいるでしょう。しかし、転職先を探す前に一度、上司との関わり方を考えてみましょう。
視点を変えれば苦手な上司ともうまく付き合えるかもしれません。このような上司とうまく付き合うコツをご紹介します。
言葉が厳しいタイプやイヤミを言ってくるタイプの上司に対しては、嫌な言葉をまともに受け取らず、聞き流すようにしましょう。
「きっと忙しくてストレスが溜まり、精一杯なんだな」と客観的に考えてみるのがおすすめです。一歩下がって冷静に判断できれば、「自分の業務に専念しよう」と割り切れるはずです。
ただし、あまりにも乱暴なことを言われたり、業務に支障をきたすようないじめなどがあったりした場合は、師長や看護部長に相談して改善を図りましょう。
アサーティブコミュニケーションとは、自分の意見・要望を伝えたうえで、相手の言い分も尊重し解決策を導き出すコミュニケーション方法です。この方法は上司と意見が対立してしまったときに効果的と言えます。
ポイントは、相手の意見を聞き入れたうえで自分の意見を提示することです。相手の意見を真っ向から否定することは控えましょう。
苦手な上司がいると働きづらくなるうえ、気疲れしてしまいますよね。イヤミを言われたらさらりと聞き流すほか、自分の考えも伝えたうえでお互いの妥協点を探るとよいでしょう。
これらを実践し、コツさえつかめれば苦手な上司ともうまく付き合うことができますよ。その結果、職場でのコミュニケーションが活発になり、業務効率の改善にもつながるでしょう。
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