
今回のテーマは病院でよく耳にする『プリセプター』というキーワードです。
現在、多くの病院でこの『プリセプターシップ』制度を取り入れています。
【プリセプター制度とは】
プリセプター制度とは、ひとりの先輩看護師がマンツーマンで新人看護師を育成する制度です。先輩看護師は『プリセプター』、新人看護師を『プリセプティ』と呼び、研修期間は病院によって異なりますが3ヶ月~1年が標準となっています。
プリセプターは日常業務の指導から、悩んでいることや困っていることの相談までもサポートし、プリセプティが一人前の看護師に成長するまで、指導し見守ります。
プリセプターはベテラン看護師ではなく3~4年目の看護師が担当するところが多いようです。数年前までは自分も新人看護師だったため新人の気持ちを理解しやすく、年齢も近いため話しやすいというメリットがあります。教わっていた立場から教える立場になり、指導していく中でプリセプター自身もプリセプティと共に成長していくことができると言われています。
3~4年目の看護師はちょうど現場の日常業務にも慣れ技術も習得出来てきた頃だと思います。しかしながら、ベテラン看護師と比べればまだまだ未熟な面もあり、完璧とは言えません。
プリセプティを指導しながら、不安に感じることや責任というプレッシャーに押しつぶされそうな時もあるかもしれません。そんな時はひとりで抱え込まず、先輩看護師に相談をし、チーム全体で新人教育を行っていくという意識を持つようにしましょう。日頃から先輩看護師に困ったことなどの相談や今後の方向性など、こまめに報告し合うことが大切です。
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看護師3年目で「仕事ができない」と感じて悩んでいます。後輩指導やリーダー業務をうまくこなせません。
プリセプターとして新人教育をするにあたって、プリセプティとの信頼関係はとても重要です。日々、「おはよう」などの基本的な挨拶から、「今日は大変だったね」などの声かけなど、ちょっとした気遣いがお互いの関係をより良くします。
プリセプティが失敗してしまった時は、非難するのではなくフォローの言葉をかけてあげるなど、プリセプティが今後も頑張っていけるよう、サポートをしてあげましょう。
プリセプティがどれくらい技術を習得できているのか、いま現在どれくらい仕事をこなせているのか、日々マンツーマンで指導しながらしっかりと能力を把握していきましょう。
プリセプティの技術力に見合うよう、無理なく実践できる実技内容で指導していってください。デイリーレポートや質問メモなどを提出してもらうと、プリセプティの現状や、疑問点・わからないことなどを理解しやすくフォローアップがしやすくなりますよ。
プリセプティはまだ現場経験が浅い新米看護師です。初めての現場はわからないこともあり、失敗してしまったり、おどおどしてしまうことも多いと思います。
たとえ、プリセプティが間違えてしまっても無碍に叱らないことが大切です。もちろん注意することは必要です。患者さんの安全にもかかわりますからね。
ただし、注意する時は有意義な叱り方をしてください。自分もプリセプティ時代はあったのですから、自分が失敗や間違えをしてしまった時を思い出して、“こう言ったら理解してもらえる”と自分に置き換えて注意してあげてください。
自分が説明しながらプリセプター自身も成長できますし、お互い良い刺激を受け合うことができます。逆に、プリセプティに嫌われたらイヤだからと言って遠慮しすぎるのもNGです。
現在、プリセプターに任命され「指導できるか不安…」と思っている方も、今後プリセプターとして指導する予定の方も、自分ひとりで抱え込まずチーム全体で協力し合いながら指導を進めていってくださいね。きっと看護師として更なる成長ができますよ!
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