
25歳女性
内科病棟に勤務する3年目の看護師です。業務や責任の範囲が広がるにつれて、私は仕事ができないのでは?と不安になっています。後輩指導なども任されていますが、看護師としての経験値や技量にもまだまだ自信がありません。正直、後輩看護師とそう変わらないのに…と思うこともあります。もう若手でもないと思いますが、年次の近い先輩や仕事のできる同期と自分を比較して、漠然とした焦りを感じてしまいます。また、転職や異動をする同期も出てきており、転職後の仕事にやりがいを感じている同期の話を聞いたりすると、このままここで続けていくことが自分にとって正解なのか確信が持てずにいます。 最近では、後輩指導やリーダー業務など、受け持ち業務以外にもまわりに気を配らなければならず、プレッシャーを感じたりうまく仕事をこなせないこともあったりしてしんどいです。先輩や仕事のできる同期は私のような悩みを抱えているようには見えず、なかなか周囲にも相談できません。様々な業務を並行してこなせない私は仕事ができないのでしょうか?何かアドバイスをいただきたいです。
キャリア
2025/12/4
こんにちは、レバウェル看護編集部の看護師です。ご質問ありがとうございます。
一般的に、看護師3年目は、患者さんの受け持ち以外にも任されることが増えてくる時期です。気づけば後輩も増えて、1〜2年目の頃よりも分からないことや不安を感じることについて先輩などに相談しづらくなってしまいがちなので、質問者さんのような悩みを感じる方は多いのではないかと思います。そのため、「私は仕事ができない」「同期に後れを取っている」など、必要以上にご自身を低く評価せず、課題や不安を解消していってくださいね。
まず、できていないことや改善すべきことを具体的に把握し、周囲に相談して応援を頼むなど、一人でできないことを抱えこまないようにしましょう。きっと、質問者さんの先輩方も同じような経験をしているはずなので、一度相談してみていただければと思います。また、業務に優先順位をつけて行動したり、周囲との積極的なコミュニケーションを心がけたり、スキルや知識が不足している場合はセミナーや研修を活用したりするなど、できることを着実に積み重ねていくことが、成長につながっていくかと思います。
また、3年目あたりから同期の転職や異動をきっかけに、この先のキャリアについて考えることも増えてくるでしょう。一通りの業務を経験し、まわりも見えてくるようになると、「自分はどんな分野を深めていきたいのか?」「どんな看護師になっていきたいのか?」など、今後の方向性に悩む方も多いかと思います。キャリアの不安を解消するためにも、一度ご自身のキャリアプランについてじっくりと考える時間を設けることをおすすめします。「5年後はこんなふうに働けていたらいいな」など、ご自身の将来のビジョンや少し先の目標がイメージできると、仕事へのモチベーションアップにも繋がりやすいです。
一般的に、3年目を過ぎると、求められる能力やレベルが上がっていく傾向にあります。例えば、プリセプターやリーダー業務ではコミュニケーション能力やマネジメント力、業務を円滑に進めるための判断力などが求められるうえ、看護技術と知識も身に着けている必要があります。責任の重さや精神的負担、関係者との連携の難しさ、多くのことを把握する必要があることなどから、「自分には向いていない」と感じてしまう人も多いかもしれません。
そういった時は、無理せずに先輩看護師に相談するなど、一人で抱え込まないようにしてくださいね。また、業務に優先順位をつけて行動したり、周囲との積極的なコミュニケーションを心がけたり、スキルや知識が不足している場合はセミナーや研修を活用したりするなど、着実に経験を積むことが成長につながっていくかと思います。リーダー業務に大切なスキルやコツ、タスク確認のチェックリストなどについては、「看護師のリーダー業務って何をするの?役割や業務内容、コツについても紹介」の記事で解説しています。
また、将来のビジョンが何もないまま、流されるままに働き続けると、漠然とした不安感は解消されないかと思います。今後のキャリアに漠然とした不安を感じる場合は、「どんな看護師になりたいのだろう」「5年後・10年後にどうなっていたいだろう」など、ご自身の将来像や目標について考える時間を設けられることをおすすめします。日々の業務のモチベーションアップにもつながるでしょう。
難しい場合には、現状や興味のある分野、やってみたいことなどを書き出してみるのもおすすめです。キャリアに関する情報収集をしたり、キャリアカウンセリングを受けてみたり、一歩踏み出してみることで、自分の現在地ややるべきことも把握しやすくなるのではないかと思います。「看護師のキャリアプランがないときは?具体的な解決策と実現する方法を解説」の記事もぜひ参考になさってください。
看護師として働き始めて3年が経過した頃は、転職を考える人が増えるタイミングとされています。3年目の途中での転職でも問題はないものの、一般的には丸3年勤めた後で転職する方がベターとされています。
臨床経験が丸3年あれば、夜勤や後輩指導、リーダー業務などの経験も一通り経験でき、転職先の候補の幅が広がりやすい傾向にあります。また、同じ職場で新人からの3年間を乗り越えたという経歴は、「次の職場でも根気よく働いてくれそう」という印象を与えることにもつながるでしょう。また、勤続3年以上で退職金が支給される病院や、奨学金返済免除のための勤務期間が3年間である病院が一定数あることも、丸3年働いてからの転職が望ましいとされる理由に含まれます。
実際に私も看護専門学校に入学する時に奨学金を申し込み、丸3年間働くと返済が免除になる約束を交わしていました。しかし、3年目の時に身体も気持ちもついていけなくなり、科長へ「もう限界なので辞めたいです」と伝えました。すると、科長は院内での異動を提案してくださり、結果的に新卒から丸3年以上同じ病院で働くことができました。個人的には、あの時に辞めなかったことで、転職時の選択肢が増え、今に至るまでのキャリアを形成できたと感じています。
とはいえ、3年目の途中で転職すべきか、丸3年経ってから転職すべきかの判断は、個人の状況によって異なるかと思います。「看護師3年目の転職はうまくいく?キャリアへの影響と転職を成功させるコツ」記事の内容も参考になるかと思いますので、迷われている場合や情報収集をしたい場合はぜひ一度ご覧ください。
一般的に、看護師3年目になると、後輩指導やリーダー業務などやるべきことが増えたり、責任の範囲が広がっていく傾向にあります。無理せずに先輩看護師に相談したり、業務を円滑に進めるためにできることを考えてみたり、スキルや知識が不足している場合はセミナーや研修を活用したりするなど、着実に経験を積むことが成長につながっていくかと思います。また、「どんな看護師になっていきたいか」などのキャリアプランを明確にできると、やるべきことや居るべき場所も少しずつ見えてくるでしょう。日々患者さんと向き合えているということは、決して仕事のできない看護師ではありません。少し先のことを見据えながら、引き続き頑張っていってくださいね。
もし「今後のキャリアについて相談したい」「3年目で転職を考えていて悩んでいる」といった場合は、レバウェル看護の専門アドバイザーが力になれるかもしれません。働き方やキャリアについて幅広くご相談をお受けしております。ぜひお気軽にご活用ください。
この回答が少しでもお役に立てましたら幸いです。心から応援しております。
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