
看護師試験を合格後、免許証がいつどこに届くのか知りたい方もいるのではないでしょうか。また、更新が必要になったときに、申請に関する手順を覚えている人は少ないと思います。そこでこのコラムでは、合格後の登録申請や更新申請をご紹介。申請時に必要なもや免許証の保管方法についてまとめました。ぜひご一読ください。
看護師試験を合格後に免許証の申請をしてから、実際に看護師免許証が届くまではおよそ2~3ヶ月かかるとされています。また、看護師免許証のサイズはB4サイズです。縦25.7cm×横36.4cmで、見開き状態のB5履歴書と同じ程度の大きさです。
ここでは、申請から実際に届くまでの流れと受け取り方法を説明します。
申請時に必要なものは、以下のとおりです。事前にしっかり準備しておきましょう。
看護師免許申請書は、保健所や看護師養成学校に備えがあるほか、厚生労働省のWebサイトでも入手可能です。回線の都合などで上手くダウンロードできない場合や、電子申請に不安がある場合は各市町村の保健所で直接手続きをしましょう。
申請書の所定欄に収入印紙を貼る欄があるので、そこへ9,000円分の収入印紙を張り付けます。高額の収入印紙はおもに郵便局で取り扱っているので、時間を見つけて購入しておくと良いでしょう。
診断書は厚生労働省のWebサイトか、各保健所にある所定様式のものを病院やクリニックに渡し、医師に記載してもらいます。診断内容は視覚や聴覚、言語、精神、薬物依存についての5項目。病院の指定はないため、一番身近な病院などに説明し、診断書を書いてもらいましょう。
どちらも発行から6ヶ月以内のもの、住民票の写しは本籍が記載されてるものが必要です。結婚などの事情で出願時と本籍が変わっている場合と免許証に旧姓を併記したい場合は、戸籍謄本を送ります。本籍地が遠方の場合でも、戸籍謄本は2週間ほどかけて郵送での取り寄せが可能です。
それ以外は戸籍謄本と住民票の写しのどちらでも構いません。なお、住民票の場合は戸籍の記載が必要になりますので、発行する際に注意が必要です。住民票の写しはマイナンバーカードがあれば大手コンビニで交付も可能。自分の状況に合わせ、どちらを送るかあらかじめ決めておきましょう。
職場によっては登録済証明書の提出を求められますので、申請前に就職先へ確認しておきましょう。登録済証明書の発行を希望する場合、厚生労働省から届くはがきや保健所に備えてある登録済証明書用はがきの備えを使います。はがきの表面に名前と受け取り可能な住所を記入し、63円分の切手を貼った状態で提出。もしはがきがない場合は、通常の郵便はがきを使います。
これらのものをそろえ、各住所の管轄の保健所に提出します。場合によっては就職先の病院に提出することもあるので、確認しましょう。
申請時に登録済証明書の発行を希望した場合、約2週間~1か月程度で登録済証明書が到着します。免許証が届くまでは、証明書を免許証の代わりとして扱えますが、有効期限は証明日から約2か月です。万が一有効期限が切れても、登録済証明書が届いた時点で看護師としての登録は完了しているので、業務上の影響はありません。
完成した免許証は保健所に郵送されます。その後、免許証の到着をお知らせする通知はがきが自宅に届くので、保健所へ行き、窓口で免許証を受け取りましょう。その際に必要なものは以下のとおりです。
運送業者の都合などもありますが、登録済証明書の期限が切れる2ヶ月を目安に届くと思って良いでしょう。看護師の免許証は直接自宅への郵送が可能な場合もあります。自宅への郵送が可能かどうかは自治体によって異なりますので、希望する場合は申請時に確認しておくと良いでしょう。
看護師免許証はB4サイズのため、保管方法に工夫が必要です。再発行には時間がかかるため、紛失しないように自分に合った保管方法を見つけると良いでしょう。ここでは、看護師免許証の主な保管方法をご紹介します。
B4用紙が入る大きいクリアファイルを使います。医療系の免許証は看護師に限らず、保健師なども同じB4サイズであることが多いようです。そのため、後から合格した看護師以外の免許証や、既に持っている賞状・検定の合格証を一か所にまとめておけるという利点があります。ファイルだけではなく、B4サイズに適したバインダーや封筒などに入れるのも一つの方法です。
また、保管方法だけではなく、保管場所にも気をつけましょう。せっかくキレイに保管していても、どんなファイルに入れたのか、自宅のどこに置いたのかを忘れてしまう人もいるようです。必要なときにすぐ取り出せる場所に保管しましょう。
オンラインストレージサービスなどのWebサービスを活用する方法も有効です。利用の際は免許証をスキャナーでコピーし、セキュリティのしっかりしたオンラインストレージサービスにデータをアップロード。必要な場面でパソコンやスマートフォンからコピーを参照できるようにします。パソコンの基礎知識がある方や、対象となるWebサービスを使える方におすすめです。
5枚以上のコピーを印刷しておいたあと、賞状入れや額縁に看護師免許証を入れておきます。提出や紛失でコピーが減った場合、印刷したものを元にコピーを増やし、必要なときに出せるようにするのです。クリアファイルよりも原本の保存状態が良く、自分の視界に入るところに飾るので、紛失する心配がないでしょう。見えるところに飾らなくても、保存を目的として額縁に入れてから棚にしまうこともできます。
看護師は勤めている病院から免許証原本やコピーの提出を求められます。ここでは看護師免許証が必要な場面の一例をご紹介するので、参考にしてみてください。
看護師として現在就業している方は、2年に1度「業務従事者届」を出すことが義務付けられています。業務従事者届を提出する必要がある年かどうかは各都道府県Webサイトに記載されているので、確認してみましょう。また、業務従事者届は病院でまとめて提出するする場合もあるため、職場への確認も必要です。この申請を行う際、免許番号と登録年月日の記入が求められます。もし届出を忘れた場合、50万円以下の罰金を支払わなければならないので注意しましょう。
認定看護師は、日本看護協会が制定した資格です。6か月以上の研修と筆記試験を経て、特定分野に対し高い水準の看護を実践できると認められた看護師に発行されます。この資格を受ける時のWebサイトを利用する際に、免許番号の入力が必要です。
就職、転職活動時の履歴書に看護師免許の保有を書く際に、免許証に記載された登録年月を記入します。また、面接時に看護師免許のコピーもしくは原本の提出が求められる場合があるので、就職活動を考えている方は持ち運びやすい保管方法を選びましょう。
看護師として医療行為を行う場合、必ず看護師免許証の提出が求められます。医療行為を行う以上、免許に合格している証明が必要です。医療行為を行う人物は医師や看護師といった法で定められた資格保有者でなければなりません。場合によっては患者の生死に関わることもあるので、医療行為をするにあたって証明が必要になります。
もしも看護師免許証を紛失したり、何かの拍子に破損したりした場合は、保健所で看護師免許の再交付申請をする必要があります。現在、病院などに勤務している場合は勤め先の管轄保健所へ、勤務していない場合は現住所の管轄保健所へ再交付の申請を提出しましょう。申請から再発行までは4か月程度かかります。
看護師免許証の再発行に必要なものは、以下のとおりです。
一部地域では、紛失した状況の確認のため再発行時に保健所の意見書が求められることがあるようです。意見書は地域によってWebサイトからダウンロード可能な場合と、保健所で申請時に記述する場合があります。再交付を行う地区で意見書が必要かを調べ、あらかじめ準備しておきましょう。
地域によっては再交付の申請時に登録済証明書の再発行申請希望を出せます。その場合は、看護師免許が必要になったときに備え、登録済証明書の再発行も一緒に行うと良いでしょう。なお、登録済証明書の再発行には「郵便はがき」「切手の貼られた登録済証明書用はがき」のどちらかが必要です。このうち、登録済証明書は保健所で配布されている場合がありますので、はがきや切手を用意しておくとスムーズに手続きができます。
無事に再交付が完了し、免許証の到着をお知らせする通知はがきが自宅に届き次第、保健所へ受け取りに行きましょう。
受け取るときに必要なものは最初にご紹介したものと同様、以下のものになります。
看護師免許証の更新が必要な場合は2つあります。県をまたいで本籍地が変わったときと、氏名が変更になったときです。免許証更新の申請に必要なものは、以下のとおりです。
更新時は、戸籍の変更か氏名の変更から30日以内に申請を行うのが理想です。30日を過ぎた場合でも更新申請は可能ですが、別途で遅延理由書の提出が必要になります。また免許証に旧姓を併記したい方や結婚、離婚をして姓が変わった場合は、戸籍謄本を取り寄せましょう。こちらも更新された免許証が届くまでに約3ヶ月程度かかるため、免許証の代わりとして登録済証明書を発行したい方は切手を持ったうえで申請時に希望を出します。
看護師免許を活かした就職・転職を考えている方は、「看護のお仕事」を利用してみませんか。業界に詳しいキャリアアドバイザーがあなたの就職活動をサポートします。職場が求める人材像とのマッチングをはかりながら、約12万件以上の求人から1人ひとりに合った求人をご紹介。面接対策や就職後のアフターフォローも手厚く行い、面接日の調整も行うので、余裕を持って就職活動を行えます。
サービスは全て無料なので、ぜひこの機会にご連絡ください。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載