看護師の転職|ジョブチェンジで高待遇も叶う?おすすめの就業先とは

2020.3.21

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看護師の転職におすすめの職種

看護師が転職するなら、同業種で高待遇な職場を探すのが無難です。ここでは高待遇が得られる職場をご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

美容外科クリニック

美容外科クリニックでは保険適用外の治療も多いため、高待遇での転職となるケースが多いでしょう。施設も綺麗なことが多く、環境的な面でも人気があります。仕事は医師のサポートや注射、点滴などの処置、術後の介助などがメインです。
なお、一部クリニックでは、顧客を集める営業の仕事を担当することもあるでしょう。応募の際には、業務内容をしっかり確認してください。

産業看護師

病院ではなく、企業に所属して働く看護師を「産業看護師」と言います。産業看護師を採用する企業は大手が多いため、看護師が転職してジョブチェンジすれば、報酬額が高めで高待遇を見込めるでしょう。仕事内容は社員の健康管理をメインに、社内報でのコラム執筆や普段の医務室対応、持病を抱える社員の把握などがあります。
夜勤や残業がないため、仕事とプライベートをしっかり分けて働けるのも魅力です。こうした条件のため人気は高く、求人が出ると応募が殺到することもあるでしょう。看護師が転職してジョブチェンジするうえでは、高待遇ながら競争率の高い職場です。

献血ルーム看護師

献血ルームで働く看護師は、業務内容が採血に特化しています。日本赤十字社の社員になることで、福利厚生や社会保障などの充実が図れるでしょう。また、研修制度があるため、安心して応募できるのも人気の要因です。

ツアーナース、イベントナース

ツアーナースは団体旅行に同行して、旅行中のケガや急病時の対応に当たります。また、イベントナースはコンサートやフェスなどの大きなイベント会場で、救護班として備える看護師です。
多くは単発の仕事になりますが、単価が高いので高報酬なことが多いでしょう。転職とは異なりますが、副業として本業に少しでも収入をプラスしたい人におすすめです。

訪問看護師

訪問看護師は自宅療養している患者のもとへ出向き、医師の指示下で看護にあたる看護師です。看護師の仕事としては高い報酬を見込めますが、体力やコミュニケーション能力、幅広い診療科に対応できる知識や技術が必要です。
忙しい職場になりますが、患者1人ひとりに向き合えることは魅力に感じる人が多いでしょう。パートでも働けるため、自分のライフスタイルに合わせることも可能です。

フリーランス

看護師資格を持っているなら、フリーランスとして働くことも可能です。医療関連記事の執筆や監修といった仕事のほか、健診サポートや介護分野などで看護師の資格を生かした仕事もできます。

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看護師がジョブチェンジするメリット

看護師が転職してジョブチェンジする、まして高待遇を目指すのは簡単ではないでしょう。特に他業種で働くことは、看護師にとってどんなメリットがあるのでしょうか。

穏やかに仕事ができる

看護師は患者のケガや病気に対するケア、メンタルケア、ときには命の危機に立ち合うこともある仕事です。処置に使用する薬などもひとつひとつ、複数人で確認を行う徹底した医療事故防止がなされています。そのため、日々大きなプレッシャーの中で働いていることでしょう。
しかし転職先が医療や看護、介護といった業界以外の場合、こうしたプレッシャーから解放されます。もちろん仕事には責任が伴いますが、緊張が少なく穏やかな精神状態で仕事に取り組めるのです。

家族との時間が取りやすくなる

看護師が病棟で働くと、シフトに夜勤が入るようになります。子どもが小さい人は、子守など家族からのサポートが不可欠です。このような状態では、家庭のことが気になったり、仕事中も罪悪感にさいなまれたりするかもしれません。しかし夜勤のない仕事にジョブチェンジできれば、夕方から夜間、明け方まで家族とプライベートの時間を過ごせます。

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看護師のジョブチェンジを成功させるために

看護師が他業種に転職して成功させるためには、強い意志、明確な変化、スキルが必要になります。具体的に、どういったことを意識する必要があるのでしょうか。

悩みが他職種で解決できるのか

看護師以外の職種へ転職を考えているということは、何かしら看護職から離れたくなるような原因があるのでしょう。まずはその悩みが、本当に看護師以外の仕事でしか解消できないのか考えてみてください。例えば現在の職場内で異動できたり、職場を変えたりすれば看護職のままでも解決できる悩みなら、転職は時期尚早かもしれません。
どうしても看護から離れたい場合には、看護師が働きやすい職場を選ぶ必要があります。前職での悩みが解決できるか、転職の時点で見極めるのは難しいかもしれません。解決したい悩みを明確にして条件を考え、それに絞って仕事を探してください。

転職先で必要なスキルを磨く

看護師以外の職種にジョブチェンジするなら、志望する職種に必要なスキルを磨く必要があります。特別な資格が必要のない場合でも、多くの職場でパソコン操作が必須でしょう。もちろん資格が必要なら、学習する期間や資金も必要です。そうしたスキルや資格の取得は、しっかり計画を立てて進めてください。

焦って仕事に就かない

高待遇を目指してジョブチェンジをしたにもかかわらず、看護師よりも報酬が少なかったり、職場環境が厳しかったりすることもあります。焦って仕事に就かず、しっかりリサーチしながら転職先を選びましょう。転職サイトを活用するのはもちろん、転職エージェントに登録してサポートを受けるのも一つの方法です。

まとめ

看護師が転職してジョブチェンジし、高待遇な職場などで成功を果たすのは、簡単なことではありません。看護師資格がありながら、なぜその他の職業を選ぶのか。この点については、面接で問われる可能性が高いでしょう。本当にジョブチェンジすべきかどうかは、慎重に考えることが大切です。いざ転職する場合には、なぜ転職したいのか、どうすれば現在抱えている悩みを解消できるのかを考えてください。解決するための条件を明確にして、求人情報をさがしていきます。場合によっては、転職エージェントなどを活用するのも良いでしょう。

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