准看護師が通信教育で看護師資格を取るには?方法や注意点を解説

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准看護師が看護師資格を取る手段に通信教育があります。通信教育に興味があっても、具体的にはどのような制度なのか、分からない方もいるでしょう。このコラムでは、准看護師が通信教育で看護師資格を取得する方法を解説します。また、看護師との具体的な違いもまとめていますので、准看護師から看護師を目指す方は参考にしてください。准看護師が看護師になると、仕事の幅がぐっと広がります。このコラムを参考にして、キャリアアップを成功させましょう。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

准看護師が通信で看護師資格を取るには?

准看護師が看護師資格を通信教育で取るには、前提として准看護師の実務経験が7年以上必要です。さらに2年間通信教育を受け、看護師国家試験に合格すると看護師として活動ができます。

通信教育を2年受け看護師国家試験に合格する

准看護師が通信教育で看護資格を取るには、通信教育課程がある学校で2年間学ぶ必要はがあります。学習は通信教材を用いた座学が中心です。
准看護師の通信制教育は、2004年度からスタートしました。通信制教育がスタートしたことにより、今まで金銭や時間の都合で看護師資格を取れなかった准看護師が、働きながら資格取得を目指せるようになったのです。

准看護師としての実務経験が7年以上必要

准看護師が通信教育で看護師資格を取得する条件に「准看護師としての実務経験が7年以上ある」ことが挙げられます。この7年の実務経験とは、勤務した年数を表しており正社員やパートなどの雇用形態は問いません。なお、学校によっては入学時に実務経験を証明する勤務証明書の提出が求められることがあります。

学校は厚生労働省や看護協会のWebサイトで確認

通信教育課程のある学校は、全国に2021年時点で17校あります。所在地は厚生労働省や日本看護協会のWebサイトで確認が可能です。なお、看護協会のWebサイトには、奨学金や給付金に関する情報も掲載されていますので、興味のある人は確認してみると良いでしょう。

参照元
厚生労働省
医療関係職種養成施設

公益社団法人 日本看護協会
2年課程通信制の教育機関

准看護師のための進学特設サイト

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准看護師が通信で看護師資格を取るときの注意点

准看護師が通信教育で看護師資格を取る注意点には、決められた日数は登校をする必要があることや、資格取得にかかる日数が挙げられます。通信教育を考えている人は、以下の点に注意しましょう。

実習や登校日には学校に行く必要がある

通信教育での看護師資格取得は基本的には通信教育を用いた自宅学習が中心です。しかし、実習や決められた登校日には学校に行く必要があります。学校によって回数は異なりますが、規定では年間50日以上登校とする学校が多いようです。通信制だからといってあまりにも遠くの学校を選ぶと、登校が大変になるので注意しましょう。また、働きながら資格を取る場合は、休みをスムーズに調整できるよう、あらかじめ登校日を把握して職場に相談しておくと安心です。

初めから看護師を目指すより時間がかかる

准看護師が通信教育で看護師資格を取るには、初めから看護師資格を目指すより、はるかに長い時間がかかります。看護師になるために看護師養成学校に通う日数は最短で3年です。しかし、通信教育で看護師資格を取るには、准看護師になってから7年以上実務経験を積み、そこからさらに看護師養成学校の通信制に2年通う必要があります。長い年月をかけて資格取得を目指すことになるため、気力や体力が必要になることを覚えておきましょう。

准看護師が通信以外で看護師資格を取得する方法

准看護師が通信教育以外で看護師資格を習得する方法は2つあります。
1つは、看護師養成所の全日制に2年通い、看護師国家試験の受験資格を得る方法です。最終学歴が中学校卒業の准看護師は3年以上の実務経験が必要と決められていますが、この方法だと最短で准看護師から看護師資格を取得できます。
もう1つは、准看護師の免許を取得後、定時制を設けている看護師養成所で3年間学ぶ方法です。定時制の場合も全日制と同様、最終学歴が中学卒業の場合は3年の実務経験が必要と決まっています。定時制は夜間定時制と昼間定時制があり、夜間定時制を選べば働きながら看護師資格を目指すことが可能です。

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准看護師と看護師の違い

准看護師と看護師には資格や仕事内容、平均年収などに違いがあります。准看護師から看護師を目指す人は、異なる点をよく理解しておきましょう。

持っている資格

看護師と正看護師の大きな違いは、有している資格の種類です。看護師は厚生労働省が認定する「国家資格」を持っているのに対し、准看護師は都道府県知事が発行している「免許」を取得しています。

仕事内容

看護師と准看護師では、行える業務の幅にも違いがあります。看護師は許されている範囲ならば、自分の判断で業務を行うことが可能です。しかし、准看護師は看護師や医師、歯科医師の指示のもと業務を行わなければならないと保健師助産師看護師法で定められています。そのため、自分だけの判断で診療補助などは行えません。

参照元
e-GOV法令検索
保健師助産師看護師法第六条(昭和二十三年法律第二百三号)

平均年収

看護師と准看護師は平均年収も異なります。2019年発表の厚生労働省のデータによると、看護師の平均年収が約482.4万円なのに対し、准看護師の平均年収は約402.5万円でした。医療機関によっても異なりますが、資格の違いなどを考慮し、准看護師の給料を看護師より低く設定していることが多いようです。

参照元
厚生労働省
令和元年賃金構造基本統計調査

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准看護師の将来は?

日本看護協会や厚生労働省は、准看護師と看護師の一本化に向け動きだしています。その理由は、看護師に求められるレベルが上がり、自らで判断して看護を行える人材を増やす必要が出てきたためです。准看護師から看護師になる人を増やすための取り組みの一つが、看護学校の通信制への入学に必要な、実務経験年数の緩和といえます。2008年までは通信制への入学には、10年以上の准看護師としての実務経験が必要でしたが、規制緩和により7年に変わりました。以上のような取り組みの影響もあってか、看護師資格を取得する准看護師が増えているそうです。今後、さらにルール改正が進む可能性も十分あります。准看護師の将来について不安に思う方は、通信教育を利用しての看護師資格取得も視野に入れてみましょう。

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